タレントの松本明子さんが3月14日、小林千絵さん、木元ゆうこさん、河上幸恵さんら1983年に結成されたアイドルグループ・お神セブンのメンバーと共に、東京・ケネディハウス銀座で『アイドルナイト ~CHAYまんねんシスターズ 甘く楽しいホワイトデーライブ~』を開催しました。
お神セブンは、アイドル黄金期の1980年代に“花の82年組”といわれる中森明菜さん、早見優さん、小泉今日子さん、堀ちえみさんといった1982年デビュー組と、菊地桃子さん、荻野目洋子さん、岡田有希子さん(故人)といった“84年組”のスーパーアイドルたちの間に挟まれ“不作の83年組”と呼ばれていた1983年デビュー組の総称です。
今回はお神セブンのメンバーから、関西のユニットとして松本さん、小林さん、木元さんによる歌唱とトークライブを開催しました。
ライブタイトルは小林の千絵(CHIE)、松本の明子(AKIKO)、木元のゆうこ(YUKO)の頭文字をとったものです。
ライブでは「銀座カンカン娘」(笠置シヅ子)や「♂×♀×Kiss」(松本明子)、「瑠璃色の地球」(松田聖子)、「う・ふ・ふ・ふ」(EPO)など、全16曲を熱唱。
さらにコントのパフォーマンスや、ファンからの質問に答えるなど、ライブハウスならではの距離感の近さで、ファンとの交流を深めました。
また、特別ゲストとして、1983年デビュー組の同期・河上幸恵さんが登場し、デビュー曲「ブルー・エトランゼ」を披露しました。
トークセッションでは、アイドルとして活動していた当時の裏話や、堀越高校での生活などが話題になりました。
松本明子さんは「83年デビュー組は、アイドルとしてはまったく陽があたりませんでした」と明かし、「でも、そのおかげで、売れなくて悔しい思いをした絆が生まれ、デビューして40年経った今もとても仲が良いのです」と同期との絆を振り返りました。
その7人で昨年は40周年イベントを博品館でやり、今回はその中のバラドル色の強い関西系の3人(小林、木元、松本)で、それぞれの頭文字を取って『CHAY(ちゃい)まんねんシスターズ』と名付けユニットを組み、ライブしました」と経緯を語りました。
60歳の還暦を迎えた小林千絵さんは、「人生、1回りして、青春時代に共に過ごした仲間とステージに立てて最高に幸せ!」と喜びました。
木元ゆう子さんは「青春時代を共に過ごして来た同期と再びステージに立てる事の喜び、今第二の青春のように感じています。当時から私たちをご存知の方も新たにお知りになった方も一緒に楽しい時間を過ごせました」と語りました。
またゲスト登場した河上幸恵さんは、「同期のみんなの活躍に励まされてきました! こうして共にステージに立てる事、応援して下さる皆さまにお会いできる幸せに心から感謝です!」とコメントしていました。
同ライブは初開催にもかかわらず、予約ぶんのチケットが即日完売しました。
「君たちアイドルじゃナイ!トは言わせな~い(笑)!」という3人のパッション溢れる自主制作のライブは、ファンと共に盛り上がり、大好評で締めくくりました。
さらに、次回ライブも6月1日に開催決定しました。
【セットリスト】
M1 銀座カンカン娘
M2 ♂×♀×Kiss
M3 いつも片想い
M4 チェリーガーデン
M5 キャラメルラブ
M6 100センチの幸せ
M7 ペガサスハネムーン
M8 たとえば、ずっと
M9 恋のバカンス
M10 ロックンロールウィドウ
M11 年下の男の子
M12 卒業写真
M13 ブルー・エトランゼ
M14 春にめざめて
M15 瑠璃色の地球
M16 う・ふ・ふ・ふ