一、二、三のことを壱、弐、参とも書きますよね? では四、五、六はどのように書くのでしょう?
四、五、六は肆、伍、陸と書くそうです。
一、二、三という漢数字の代わりに使われる壱、弐、参という文字を「大字」(だいじ)といいます。
商取引では金額を示す文字の改変を防ぐため、こうした字画の複雑な漢字が用いられています。
では、「四以上の大字は?」と聞かれて答えられるだろうか?
順番に肆、伍、陸、漆、捌、玖となり、十は拾、百は陌、千は阡です。
現在でもお札などに用いられる「大字(だいじ)」。
知っているとちょっと自慢できますね。
これらの漢数字だが、学校では何年生で習うでしょうか。
一、二、三、四、五、六、七、八、九、十
全て小学校1年で習います。
壱、弐、参、肆、伍、陸、漆、捌、玖、拾
参、陸、質、拾は小学校で習うが、数字ではなく違う意味で習います。
壱、弐、漆は、中学校で習います。
肆、伍、捌、玖は常用漢字に含まれていないので学校では習いません。