アメリカ🇺🇸で放送開始された「スーパーマン」の新作アニメで、スーパーマンの変身シーンが魔法少女風だったため、「セーラームーンっぽい」「キュアクリプトンじゃん」と日本でも注目を集めています。
スーパーマンの変身シーンが話題になっているのは、7月7日(現地時間)から放送が始まった「My Adventures With Superman」(原題)。
クラーク・ケント(=スーパーマン)の新人記者時代を描く作品で、放送前から日本のアニメからの影響を感じさせるキャラクターデザインなどが話題になっていました。
従来のスーパーマンの変身といえば、電話ボックスに駆け込み、シャツの下に着込んだスーツ姿で出てくる、といったものでした。
ところが本作では、クラークが覚醒すると身体が発光し、マントやブーツなどが出現してスーツ姿に変身します。
カメラワークも、キャラクターの周囲を旋回する魔法少女アニメを彷彿とさせるもので、放送直後から国内外で「魔法少女っぽい」「マジカル・ガール・トランスフォーメーション(magical girl transformation)だ」と話題になりました。
するとTwitter上では、同作ディレクターのダイアナ・ホさんが反応。
この変身シーンが「美少女戦士セーラームーン」と「プリキュア」シリーズに影響を受けていることを明かし、さらに変身シーンのイメージボードを公開しました。
マントが出現する箇所では「Pretty Cure STYLE(プリキュア スタイル)」との記述も確認でき、ホさんは特にキュアマーメイド(「Go!プリンセスプリキュア」)の変身シーンに影響を受けたと明かしています。
なお、同作のアニメーション制作を担当しているのは、韓国のスタジオミール(Studio Mir)です。
このスタジオは「ボルトロン」(「百獣王ゴライオン」の北米向け再編集版)のリブート作品「ヴォルトロン」を手掛けたことでも知られています。
「マイ・アドベンチャーズ・ウィズ・スーパーマン」は、アメリカではカートゥーンネットワークのアダルトスイム枠と、HBO Maxで放送・配信中。
日本での放送予定は未定だが、Twitter上では早くも期待する声が高まっています。
ただ、アメコミのヒーローは、日本の変身ヒーロー・変身ヒロインのような変身のイメージがなく、あれは変身ではなく着替えです。
服の下にコスチュームを着込んでいたり、アイアンマンのように機械的に装着したりです。
本来、スーパーマンは電話ボックスん中で着替えします。
今のスーパーマンは、電話ボックスを探してるうちに怪人にやられるかもしれません。