「窓ぎわのトットちゃん」アニメ映画化 | 女装男子かなこのブログ

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女優の黒柳徹子さんが自身の幼少期を自伝的に描いた「窓ぎわのトットちゃん」が、原作出版から40年の時を経てアニメーションで初めて映画化されることが決定しました。


「劇場版ドラえもん」シリーズの監督で知られる八鍬新之介さんのもとで制作中です。


配給元の東宝が3月20日、今年の冬の公開に向け制作中であることを発表しました。


「窓ぎわのトットちゃん」は、今から約80年前の第二次世界大戦が終わる少し前の激動の時代を背景に、黒柳徹子さんが自身の幼少期を自伝的に描いた作品です。


物語は、何事にも好奇心旺盛でお話好きな小学校1年生のトットちゃん(=黒柳さん)が、落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になってしまい、東京都目黒区自由が丘に実在した「トモエ学園小学校」に転校するところから始まります。


強烈なトットちゃんの個性と思わず笑ってしまうおちゃめな日常を通して見えてくる、日々のささやかな幸せ。


まだ多様な個性が認められていない当時としては珍しい、子どもの自主性を重んじる教育を掲げたトモエ学園のユニークな校風と、恩師となる小林先生の教え。


家族や友人との愛情にあふれたエピソード数々など、読み返すたびに、新たな発見があります。


1981年に出版され、日本での累計発行部数は800万部を突破。


さらには世界各国でも中国語、英語、フランス語、ヘブライ語など20以上の言語で出版され、世界累計発行部数は2,500万部超を数えます。


日本のみならず、海を越えて多くの国で愛される世界的ベストセラーです。


映画化については、これまでも数々のオファーが届くも、「読者の頭の中にあるイメージを壊したくない」という黒柳さんの考えもあり、映画・テレビドラマ・アニメなど全ての分野において映像化が実現することは一度もありませんでした。


そんな中、偶然にも原作が出版された年に生まれた「劇場版ドラえもん」シリーズで数々の大ヒット作品を世に送り出してきたアニメーション監督の八鍬新之介さんが原作に惚れ込み、アニメでの映画化を黒柳本人に直接オファー。


当初は黒柳さんに戸惑いがあったものの、イメージボードを手に何度も訪れ説得を重ねた八鍬さんの熱意が届いたことで、黒柳が「アニメであれば原作を愛するファンの方々も喜んでくれるかもしれない」と快諾しました。


原作出版から40年の月日を経て、このたび奇跡の映画化が実現することになりました。


制作を手掛けるのは、「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」シリーズをはじめとする国民的アニメ作品や、日本アカデミー賞にも輝いた映画「河童のクゥと夏休み」、熱狂的なファンを生み出したテレビシリーズ「PUI PUI モルカー」のシンエイ動画です。


脚本は八鍬さんと鈴木洋介さんが担当、「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」シリーズでキャラクターデザインや原画を務めた金子志津枝さんが、トットちゃんをはじめとするキャラクターデザインを担当します。


現在、本編は2023年冬の公開に向けて制作中ということです。


世代や国を問わず、世界中の人々の心を動かした不朽の名作「窓ぎわのトットちゃん」の温かく美しくそしてちょっぴり切ない世界は、実力派クリエイター陣の熱意によってどのようにアニメ映画化されるのか、注目されます。