プロ野球、去りゆく人2022(続) | 女装男子かなこのブログ

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楽天・川島慶三選手が現役を引退、コーチに就任しました。


昨季ソフトバンクを自由契約となって入団した今季は12試合の出場にとどまり、戦力外通告を受けていました。


長崎・佐世保実業高校から九州国際大を経て2006年に大学生・社会人ドラフト3巡目で日本ハムに入団。


2008年にトレードでヤクルトへ移籍し、2014年途中に再びトレードでソフトバンクに加入しました。


左投手に強くムードメーカーとしても重宝されました。


西武・熊代聖人選手が引退、2軍外野守備走塁コーチに就任することになりました。


こちらも戦力外通告を受けていました。


熊代選手は今治西高校から日産自動車、王子製紙を経て2011年にドラフト6位で入団。


通算成績は605試合に出場して打率.225、本塁打なし、29打点、16盗塁で、代打や守備固めなど外野のスーパーサブとして活躍、球団屈指のムードメーカーでした。


日本球界を代表するサブマリンとして、西武、楽天で活躍し、今季は台湾プロ野球の中信兄弟でプレーした牧田和久投手も現役引退しました。


牧田投手は平成国際大学~日本通運から2010年ドラフト2位で西武に入団。


2011年は5勝22セーブで新人王を獲得し、2012年は自己最多の13勝をマーク。


地面スレスレの位置から繰り出す緩急自在の投球で、先発、中継ぎ、抑えと幅広い役割をこなしました。


国際大会でも実力を発揮。


ワールドベースボールクラシックには2013、2017年と2度出場し、2017年は小久保監督の下で侍ジャパンの守護神も務めました。


この経験が刺激となり「世界を見ることも野球人生のプラスになる」と2018年に33歳でメジャーに挑戦。


サンディエゴ・パドレスで27試合に登板しました。


2020年に楽天で日本球界に復帰しました。


2021年に自由契約となったが、現役にこだわり、今年5月に中信兄弟と契約しました。


台湾では6試合の登板に終わり、外国人枠の関係で9月12日に退団していました。


東京大学出身のヤクルト・宮台康平投手も戦力外通告を受け、引退しました。


今後は野球から離れ、別の道を歩むそうです。


一方、不本意な成績に終わり、戦力外通告を受けた実力者には巨人・山口俊投手、DeNA・三上朋也投手、高城俊人捕手、倉本寿彦内野手、オリックス・増井浩俊投手、中村勝投手、ソフトバンク・秋吉亮投手、広島・安部友裕選手、中田廉投手、菊池保則投手、白浜裕太選手などがいます。


山口俊投手は柳ケ浦高校から2005年高校生ドラフト1巡目で横浜ベイスターズ入り。


先発や抑えで活躍し、11年間で計39勝、111セーブをマークした後、2016年オフにフリーエージェント宣言して巨人入り。


2018年7月27日中日戦で平成最後のノーヒットノーランを達成しました。


2019年には15勝4敗の成績を残し、最多勝と最高勝率のタイトルを獲得しました。


同年オフに、球団史上初となるポスティングシステムを利用してトロント・ブルージェイズに移籍しました。


メジャー1年目となる2020年は救援で17試合に登板、2勝4敗1ホールド、防御率8.06の成績に終わりました。


2年契約最終年の2021年はキャンプ直前の2月11日にブルージェイズから戦力外通告を受け、サンフランシスコ・ジャイアンツに移籍。


傘下3Aでプレーしたが、メジャー昇格を果たせず6月に退団し、巨人に復帰。


今季は開幕一軍を逃し、故障も重なって1試合のみの登板に終わりました。


三上投手はENEOSから2013年ドラフト4位で加入し、ルーキーイヤーは守護神も務め、65試合の登板。


2016年から3シーズン、50試合連続以上に投げたが、その後は故障も重なり、今季は19登板に終わりました。


リリーフ右腕として貢献し、9シーズンで346登板、10勝15敗23セーブ、防御率3.15でした。


倉本選手は日本新薬を経て2014年ドラフト3位でDeNA入り。


遊撃手のレギュラーとしてルーキーイヤーから出場すると、2016年は141試合の出場で打率.294をマークし、翌2017年も143試合で打率.262。


だが、今季は44試合の出場に終わりました。


高城選手は九州国際大学付属高校から2011年ドラフト2位で入団し、2012年から45試合出場、二番手捕手でチームを支えました。


オリックス移籍を経て2020年から再びDeNAでプレーしたが、今季は一軍出場なしに終わりました。


増井投手は静岡高校~駒沢大学~東芝を経て09年ドラフト5位で日本ハムに入団。


2016年には10勝10セーブを記録するなど、抑え、先発どちらでも活躍し、リーグ優勝に貢献しました。


2017年オフに国内フリーエージェント権を行使し、オリックスに移籍しました。


2018年は抑えとして35セーブをマークも20年以降、登板機会が減少し今季は2戦2敗、防御率3.86でした。


通算成績は551試合に登板し41勝47敗163セーブ、防御率3.08でした。


秋吉投手は昨年限りで日本ハムを「ノンテンダー」となり、日本海オセアンリーグの福井を経て今年7月にソフトバンクに加入したが、わずか2試合の登板に終わりました。


安部選手は福岡工業大学城東高校から2007年の高校生ドラフト1巡目で広島入り。


高い守備力を誇る内野手で、2016年にレギュラーの座をつかむと2017年には規定打席に初めて到達し、打率.310の高打率を残しました。


2018年の日本シリーズ第3戦では1試合2本塁打を記録するなど、3連覇に大きく貢献しました。


その後は故障などもあり出番を減らし、今季は一軍出場がありませんでした。


中田投手は広陵高校から2008年のドラフト2位で広島入り。


主にリリーフで活躍、2014年には66試合登板、9勝8敗18ホールド、防御率3.89の好成績を残しました。


2017年には53試合に登板し優勝に貢献したが、今季は一軍登板がありませんでした。


菊池投手は常磐大学高校から2007年のドラフト4巡目で楽天入り。


2018年オフに福井優也投手とのトレードで広島に移籍しました。


2019年には58試合、2020年には44試合に登板しブルペンを支えたが、今季は8試合の登板に終わりました。


白浜選手は広陵高校から2003年のドラフト1位で広島入り。


強肩捕手として期待されたが、プロ通算90試合に出場、打率.153、1本塁打、7打点でした。


オリックス・椋木蓮投手がルーキーイヤーで戦力外通告を受けました。


椋木投手は東北福祉大学からドラフト1位で入団し、4試合に登板して2勝1敗、防御率1.02だったが、9月にトミー・ジョン手術を受けており、来季は出場が困難なことから育成契約となる見込みです。


ドラフト1位入団選手でも、前記の山口俊投手、安部選手、白浜選手、椋木投手のほか、ヤクルト・近藤弘樹投手(2018年楽天1位)、中日・岩嵜翔投手(2007年高校生ソフトバンク1位)、楽天・森雄大投手(2012年1位)が戦力外通告の第二次期間で戦力外通告を受け、巨人・高橋優貴投手(2017年ドラフト1位)、平内龍太投手(2020年ドラフト1位)は自由契約となりました。


高橋投手は左のエースとして期待されたが今季は1勝のみに終わり、平内投手はプロ1年目の昨年はプロの壁に跳ね返されたが今季は中継ぎでブレークしました。


高橋投手は9月に左肘クリーニング手術を受け、平内投手は11月に同じく右肘クリーニング手術を受けたため、来季は育成契約となる見込みです。


岩崎投手は9月にトミー・ジョン手術を受けたため、こちらも来季は育成契約となる見込みです。


巨人で12人が自由契約、来季は育成契約となることになりましたが、その中には前記の高橋投手、平内投手のほか、今季は故障でシーズンを棒に振った梶谷隆幸選手、中川皓太投手、さらに6月末に左膝前十字じん帯再建術を受けた立岡宗一郎選手も含まれています。


いずれの選手も一刻も早い実戦復帰が待たれるが、まずは焦らずリハビリに集中できるようにするために球団は全員に育成選手として再契約を打診する見込みで、結果として支配下枠が空くことで、育成選手の競争意識をあおる球団の狙いもあるとみられます。