最初は、主婦雑誌の付録の家計簿を使っていたのだが、毎日記入で、項目が細く、主婦雑誌の節約記事、特に、家計簿が載っているのを見て、大学ノートに、自分の必要な項目だけを書き、1か月単位にした。
新婚当初の家計簿は、捨ててしまった為、一番古いのが、H7.12.20からのが出てきた。
大学ノートに、タテ軸は費目、横軸は日付けで、毎日何にいくら使い、支出合計と残高が書かれてある。
(当時は主人と私専業主婦、来月出産予定)
過去記事にも書いたように、結婚前の二人の話し合いで、主人は弟の借金返済をしていたので、私が経済的に苦労するからと、月々の生活費だけをもらうことになっていた。
いまから、約20年前のことで、私も記憶が定かではないのだが、
主人の給料明細を見た覚えがなく、給料がいくらなのか、最初に聞いたと思うが、あまり気に止めない私は、すっかり忘れ、給料明細を貰わない=当初の話し合い(生活費だけ渡す)になってたので、気にもしなかった。

食費、外食費、被服費、電気代、医療費、交際費、新聞代、私の生命保険代
月末支出▲約5千円
に、なってた。
H9度は、正月開けてすぐ、私が破水し、予定日より早く長男を出産し、家計簿をつける余裕もなく、H12度までは、横軸が月になってた。
長男が生まれ、買い物も大変な為、宅配のメニューが決まってる食材を利用している。

育児費、レジャー、交通費(実家へ、電車で一駅)が増え、
赤字が目立つようになり、各費目別予算を立ている。
でも、毎月赤字。

たぶん、子供が出来たから、10万ではやっていけないと、私が言ったような気が…
そして、ボーナスは15万もらい、





そして、運命の
「H13.6.13に、借金発覚」
と、書いてある。
この時点での借入額は、
3社総額で、
¥2,006,366 也
総完済額
¥2,146,674 也
返済期間 1年半
(主人が隠れ借金を白状してから返済まで)

H13年は、長男6歳、次男5歳、長女1歳
で、15万円では賄えなくなり、子供も小学生だし、3人もいるから、もっと月額を増やして欲しいと言ったら、
「できない」と、あっさり却下された。
せめて、ボーナス分だけでも増やして欲しい、も、却下。
昇級もしてるだろうし、おかしいな…と、以前から思っていて、当時主人は交代勤務だから、たまに私が家のポストを見ると、
カード会社やクレジット会社からのDMたくさんあり、
主人不在の時に、自宅にかかってくる電話で、主人の名前と会社を確かめる、事務的な電話で、要件と名前は名乗らない。
当時は、個人情報保護法など、無かったので、想像だが、主人が隠れてキャッシングカードを作り、借金するのに、本人確認の電話に、私が出たのではないか?と思う。
トドメは、大手銀行と、大手カード会社からの、主人宛のハガキ
主人の郵便物は、勝手に私は開封してた。
何も思わずに。
そしたら、

2,5,8,10,2……
と、数字だけの羅列。(返済額だった)

返済の督促で、借入額と、累計返済額が記してあった。
私は、ワナワナと震えた……
隠れて借金してたのか

何に使ったのか

子供が3人もいて、生活費が増額できない訳がやっとわかった。
借金返済してたからなんだね…
夫婦で何でも話し合えてたと思っていたのは、私の幻想にすぎなかったのか

この事が、私にとっては、一番のダメージだった。
さあ、主人に何から問いただそう…
離婚か?
どうする?
とにかく、主人が帰ってきたら、真実を聞くしかない。
まずは、それからだ。
つづく
今回もお読み下さり、ありがとうございます
