鬱状態になり、ストレス源から離れて、最初の数年は、私を苦しめた人を恨み、うまく組織を引っ張って行けなかった自分を責め、休むことにも罪悪感があった。
心の中がもやもやのまま、クリニックに通う。
薬で鬱状態は良くなり、軽いパニック障害が残り、今は認知行動療法をしている。
体調崩してから、もうすぐ6年になる。
カウンセラーがいるクリニックではない為、自分の心に、自分で向き合い、もっと昔にさかのぼって、根本原因があるのではないかと、思い始め、
数年かかって、色んな本や、ブログを見て、
今まで私は、やりたいことを我慢してきて、「べき」「しなければ」「してはいけない」など、自分を犠牲にしてきたように思う。
これからは、もっと自分の心に素直になろう。
しんどいことは、止めよう。
気持ち良いことをしよう。
してもいいんだよ。
と、やっと思う事が出来るようになり、
体調が最悪の時は、人と数分話ししたり、聞くだけでも息苦しなり、心許せる昔の友達と会う時も、2時間が限度で、帰宅後はどっと疲れが出て、身体が重く、息苦しく、次の日まで身体が重かった。
クリニックの先生によると、人は普通無意識で呼吸をしているが、私の場合、極度の緊張感で呼吸が浅く、話す時も息継ぎがうまく出来なくて、息苦しくなるらしいので、ゆっくり、ブレスを意識しながら、しゃべるように言われたが、全く出来なかったし、意識することも忘れていた。
緊張感の為だと思う。
それが、
我が家の猫二匹は、譲渡型猫カフェ(保健所で殺処分される猫を引き出している)
から我が家に迎えて1年強になるのだが、猫の相談に行ったり、犬猫の殺処分の現状、保護活動してる方々を知るうち、少しでも役立つならと、猫カフェに通うようになり
(滞在するだけでも、保護活動費になる)
最初は1時間、一人のんびり読書しながら猫スタッフに癒され、そのうち、スタッフの方々が皆さんとても良い方で、色んな話しをするようになり、自然と滞在時間も増え、それが私にとっては、人と接することのリハビリになったようで、友達とも、長時間いれるようになった。
とはいえ、行く前の頓服と、帰宅後のしんどさは少しはマシにはなったが、疲れは残るものの、良い疲れ。
しかし、ストレス源のオバハン達に、買物途中や、通り道で会う、正確には見ただけで、息苦しく吐き気がし、帰宅後慌てて頓服を飲む。
おまけに、私を罵倒し続けたオバハンは、明らかに私を無視して通り過ぎる。
まぁ、その方が、私も挨拶(頭下げる)しなくてすむから、良しとしてる。
そして、だんだん自分の心を満たすことをしようと思えるようになり、子供が一人社会人になったので、金銭的にも少しだけ余裕ができたのもある。
来月は、猫つながりのブロ友さんがやってた「パーソナルカラー診断」を予約してみた。
50になり、自分に似合う色を知りたいから。
メイクの色や、着こなしが難しい私服のアドバイスまでしてくれるそうで、楽しみにしている。
そして、自分にかけるお金や、猫カフェ代、そこへの申し訳程度の援助は、私のお小遣いの範囲内で、と決めている。
きっと、際限無く使いそうだから。
気持ちいいこと、




など、ほんの、些細なことだけど、癒される~
あ、それから、私の素朴な疑問を、中3の娘と主人に聞いてみた。
「自分のこと、好き?
自分に自信がある?」
二人は、爆笑までもいかないが、笑った。
娘は「ええ~?う~ん(笑)わからん。
自信があるって、どういう意味?
う~ん、わからん(笑)」
主人「(笑)自分が好きかと聞かれたら、嫌いではない。
自信があるとは、はっきり自信持っては言えない。
自信がない、とも違う」
私なんか、ずっ~~~~と、自分が大っ嫌いで、自信なんか無かった。
それも即答でしたね。
友達に「もっと自分に自信持ったらいいねん」と言われたが、
どうやったら、自信持てるのか?
自信持つって、どういうこと?
なので、主人も娘も、自分が嫌いではなく、自信持つ意味が解らない事がないんだな、と安心した。
今、私は、自分が嫌いではないが、大切にしたいと思う。
う~ん……
自信は、まだイマイチかな?
お読み下さり、ありがとうございます。