お見合いデート(つづき) | 雨のち、くもりのち、時々はれ

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もうすぐ還暦^_^
辛かった過去や趣味、お出かけ、日々の感じたこと等を書いてます。

さて、神戸ワイン城に着き、見学。

ワインの工程、昔の田舎の家、花畑、動物達を見てまわる。

話した中で、今でも印象に残っているのが、突然手を出し、「僕、自分の手が嫌いやねん。手の平がシワだらけで大きくて、指が太くて短いから」


確かに、手の平は大きかった。


初対面で、自分の嫌いな部分を見せる人って、そういないのではないか!?

それで、まず、好感度+1アップ

次に、馬見に行ったら、馬が交尾してたえっ

二人の間に気まずい雰囲気が流れ、お互いその場を見て見ぬふりで、スルーあせる

馬の交尾を見た時、「私、この人と結婚するんじゃないか!?と、感じた。


ワイン城の次は、水族館へ

その前に、昼食とることになったんだけど、予定のない、行き当たりバッタリのお出かけなので、ショッピングモールの、マクドで、ランチ。

非常に混んでた。

「すみません、ほんとは、こんなところじゃなく、気の利いた所に行きたかったんですが…」

「いえ、別に、どこでもいいです」


車線変更がややこしかったり、時間的な事もあり、マクドになったんだが、正直、
「私は、この程度の女と判断されたんだ。
まぁ、初回のみの、お付き合いなんだから、返って気を遣わず、ありがたいわ。」
と思った。


昼食後、水族館へ。

ところが、反対車線を走っていた為、Uターンするのだが、なかなか駐車場に入れず、5回は、やり直してたと思う。

私は、「もう、お通夜の時間もあるし、帰りましょう」と言ったのだが、あきらめず、駐車場に無事入れた。


普通は、2回ダメなら、諦めるよね?
恥かきたくないし…

この人、根気強いんだ、恥ずかしいと思われるとかないんだ、何度でもチャレンジするタイプなんだ


で、+1アップアップ



時間も押し迫ってるのに、最後に喫茶店により、帰ろうとした駐車場の車の中で、電話番号を聞かれ、迷いまくったが、教えたら、彼の電話番号のメモを渡された。


それまで、男性と付き合った事がないので、電話番号の交換の意味が、私に好意を持ったのか、ただの社交事例なのか、判断がつかず、自宅まで送ってもらう。


自宅前の別れ側、「また、電話します、今日はありがとう」と言われた。


彼が、その日は全てお金を出してくれた。

勿論、私は割り勘に、と言ったんだが。


家に帰って、「この、電話番号の紙、かける事もないから、捨てよう」と思ったけど、何となく、可哀想になり、一応棚の奥にしまった。


それから、落ち着いて今日の出来事を振り返って見ると、

男性と二人きり、それも車中で密室、デート中も、緊張して固まってる自分ではなく、二人で会話がなくても、「何か話さなければ!」ではなく、自然体でいれた事

元々断るつもりで会い、結婚する気もなかったから、気を遣う必要もなかったので、冷静に相手が見れて、自分もありのままでいれたんだと思う。


いつの間にか、「又連絡します」を待ってる自分がいて、顔も思い出せないんだけど

(お見合いだけど、写真や履歴書の交換はしなかった)

彼といる時の、心地よい雰囲気だけが、心に残っていた。


1~2週間経って、初めて電話が、かかってきて緊張してるのが伝わった。

「何度か電話しようと思ったけど、迷惑かな?とか、恥ずかしいとか、嫌がられるかな?とか考えて電話できず、でも、思い切って電話しました。」と言っていた。


彼の声も、心地よく、また、会う約束をした。





つづく





連勤続きで疲れ果て、なかなか更新できず、すみませんでした。

それでも、読んでくださり、ありがとうございますカエル


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