第2の地獄(その3) | 雨のち、くもりのち、時々はれ

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もうすぐ還暦^_^
辛かった過去や趣味、お出かけ、日々の感じたこと等を書いてます。

私が両親にセクハラで辞めたいと言った結果、父がした事。

それは、園長に手紙を出し、老人ホームに出入りしている業者が、たまたま父の知り合いだった為、父がその業者から園長に助言してもらうよう頼んだらしく、


その結果、園長室に私は呼ばれ、「何でもかんでも言ってはいけない」と注意された。

もちろん、私は園長に呼ばれて初めて父がした事を知ったのだが。

半分ヤケクソで、「就職する時に、ゆくゆくは社会福祉士の資格を取らせてくれて、社会福祉士の助手という形で就職した」と園長に言うと、「知らない、理事長が勝手に言ったことだ」と。

理事長の役職は名目で、権限はすべて息子の園長にあった。

「それなら、まずヘルパーからやってみて」という事になり、夜勤もするようになった。


事務所からやっと開放された。


(父は直接言わずに、人を介して私に注意してくる。私はそれが、煩わしく、直接言わないのは、逃げてる。素直に聞けない。許せない、と思ってた)

ヘルパーの仲間で10代で出産し、離婚した20代過ぎの友達が二人いて、その二人もセクハラを受けていた。

その二人から「もう、退職しようと思う」と言われ、この二人が辞めたら、私一人が若いので、またやられると思い、「3人で一緒に辞めよう」となり、もう、親が何と言おうと辞める!!と決意した。


3人で辞めると園長に言い、ヘルパーを束ねる主任には、セクハラで辞めることを話した。
主任は長年勤めてるから、「はぁ~…あんたらみたいな若い子に手出して…。
それにあんたは(私)まだ生娘(きむすめ、言い方が古い)やのに、手出して…」とあきれていた。


職安に失業給付金の手続きに行く時も3人で行き、職安の人から「辞めた理由は何ですか?」と聞かれ、3人で顔を見合わせながら、言い難いが「園長がいやらしいことをしてくるので……」と言ったら、

「ああ~、あそこねぇ~」と、知れ渡ってたんだ叫び

普通は失業保険はすぐ下りないのだが、すぐおりたアップ


高校の紹介だったので、担任に手紙で辞めた真実と、後輩は就職させないように書いた。


後日、辞めた本当の理由を知った事務長(外部の人間で、いい人)が、私の家に電話してきて「全く知らなくて申し訳ない。力になれなくてすまなかった。実は自分も辞めようと思う」と謝ってくれた。

事務長は何の関係もないのに。

でも、解ってくれる人がいて嬉しかった。



辞めた後、何年も、セクハラされたり、経理担当から虐められる夢を見続け、うなされた……



癒えない心の傷……




男性恐怖、社会に出るのが怖い。



本当は引きこもりたかった。
放っておいてほしかった。



しかし、親からは、早く次の仕事に就けと催促される。



そして、私は間違った選択をしてしまう。



それが、第3の地獄の始り……




つづく




今日も読んで下さり、ありがとうございますお月様