毎月1日は映画の日。
これは昔から変わらず、値段も変わらず。
キングダムネタご興味の無い方はスルーを。
混んでいると思ったからラストで。
ガラガラ一人もいねーし。
大将軍の帰還 あずなぶる的お勧め度:★★★☆☆
所 感:
映画を含む物語前半戦の大きな壁である「李牧」を、小栗旬が演じていましたが、ん~~~。
ミスきゃすかも。
ちなみに歴史的には、同じ趙国三大天でも、孫の広武君「李左車」の方が後世では有名です。
「李牧」「李左車」の祖父と孫は智将ですからね。小栗旬って誰よりも頭良いイメージが・・・
その他キャストの感想:
Gooood cast:
大沢たかお
>演技が very very gooood!
その為の体重増や体づくり含め、よくもこんなマッチングをと感心。
手放しに称賛します。
映画の副題、大将軍の帰還の主役に相応しい素晴らしい演技でした。パチパチ
個人的には、王騎の役はこの人で決まり!と思っていたのですが(笑)
玉木宏
>謎を秘めていて素晴らしい。
やるならこの人だろう、と思っていたらドンピシャで来ましたからね。
この御方、皆さまご承知の通り、楚の王族で中盤のボス的な位置づけになるでしょうか。
歴史では「李牧」はこの「昌平君」に簡単に・・・
昌平君繋がりで楚の強ぇ人が大量にこれから発生。
ラスボス、って言われている「項燕」将軍ですが、まだ原作にも登場していません。
「項燕」以上に、甥の「籍」が教科書に必ず出るほど有名過ぎて、どうしても影が薄くなります。
キングダム、最終的なラスボスは、項籍になるんじゃないかな、と睨んでいますが。
項籍なら、龐煖と王騎5人を纏めて相手にしても確実に瞬殺なんだろうなぁ・・・
それともそこまでキングダム続くか❓
初期から出ている武将で後半でも辛うじて強さ発揮できるの蒙恬くらいだし。
後半戦でも安定した世界初の法治国家を目指した偉大な李斯は後半も健在。
この善人の塊みたいな樊将軍は、最終戦で最後の最後に李信の前に立ち塞がるだろうし。
最強アサシン荊軻も出てきていないし。
それでも後半になればなるほどこんな感じで異常なほど変態的強さの将軍ばかり登場するので、この時代程度の将軍の方が何故か凡庸で量産型っぽくって逆に魅力的です。
Bad cast
吉川晃司
>これはね、完全ミスキャスト。
その理由は、かっこよすぎ。プロポーション良すぎ。スタイル良すぎ。
つまり化け物オーラ感じないですよ。
吉川晃司を化け物にすんな(笑)
史実に記録される龐煖(ほうけん)は80歳を超えても20kgの大槌を振り回していた化け物だから、カッコいい人ダメですよ。
あずなぶるお勧めは、レスラーの天山広吉。
山本耕史
>ミスキャストというか、趙荘という小者の役をやる様な御方では無いでしょ(笑)
勿体ない。
私なら同じ凡将でも「慶舎」で使いたいくらい。
小栗旬
>ミスキャストだと思う。
ご本人もその認識あるみたい。
戦国~秦最末期の中でも抜きんでていた存在のはずの三大天『李左車』の祖父ですからね。
祖父も孫も智将としてオーラを放っていなければなりません。
藤井 総太 さんとかいいかも。怖さ感じます。
ちなみに有名な方の「李牧」の孫「李左車」は、慣用句や、四字熟語にもなりますが、「李牧」程度では取り上げられませんでしたね。残念。
映画の批評として、演出は全く褒めたものではなく、下手な30年前の中国の映画のような著しくリアイティに欠けた酷いものだった。合戦中に全員が戦闘停止したり、まるで劇画劇場チックというか、歌劇じゃないんだから相当変だった。
では