大日本帝國海軍
第705海軍航空隊 一式陸上攻撃機 第323号機
The ZANGAI航空機編。
畏れ多いことですが、航空機編は墓標として製作をしていきたいと思います。
帝国海軍 一式陸上攻撃機11型
山本五十六連合艦隊司令長官 座乗機 第705空第323号機
チュークの海底に沈んでいる一式陸上攻撃機の映像を見ました。
滅茶苦茶原型留めていて、状態がかなり良いです。
エンジンは鉄製の部分が錆びてしまっていますが、超超ジェラルミンの機体部分は、ほとんど腐食も無くかなり無傷に近いと思います。引き揚げ出来ないのでしょうか
機体には泥が付着していますが、サンゴ等で破損を受けていません。
塗料はとうの昔に剥がれ落ちましたが、剥き出しのプライマー部分が銀色に今でも輝いています。
爆弾倉の中、主脚などもこれまた破損せず残っている大変貴重な機体です。
機体内部もかなり状態が良く、トイレで便秘の際に踏ん張る為に使われる、と言われていたあの「大便用踏ん張り棒(多分ステンレス製)」も画像右にはっきりと残っています。この踏ん張り棒、噂には聞いていましたが、図面にも解説画にも描かれていませんが、初めて実物を確認できました。便器も残っており、垂れ流しで合は無く、糞尿は回収されていたことも初めて知りました。
畏れ多くも本題です。
昨晩は機体後方風防位置を中心に工作を行いました。
然しながら、太さが異なるフレームでは違和感あるので、止むを得ず強度を優先して太くなっている中間〇フレームの太さに合わせたフレームに、作り直しをしたいと思います。
太すぎるのですがだいぶ前に比べて改善しました。
昇降口とトイレ窓も開口しています。
機体後部の裂傷部分の胴体フレームを作っていきます。
早く外板表現に行きたいところですが、まずはしっかり基本工作に集中していきます。
次は、右側尾翼になります。
慣れてくればやる事リスト作っているので順番にひたすら作業。
写真を見ながら再現してます。
外板着けるの楽しみ〜
そして機体に取り付けて、外板未だですが、後部はこんな感じです。
後は機内の床着けないとかなり嘘になるのでそれやっていよいよ外板です
では。
最後に、2023年に撮影された長官機の機体前部ですが、主翼右の位置は不時着時と変わらないそうですが、ノーズの部分が重さに耐えきれなくなり、地面に落ちたそうですので、主翼と機体がバラバラに見えますが、1945年当時の状況から判断すると、
が正しい様です。しかしながら、写真を見ると、もう少し胴体が後ろ側まで着いている気がするのですが、どうしても地表目線だと正確な位置が掴めません。
akiraさんご指摘の通り、主翼下の主脚を出している様で、河川敷への不時着の際、少しでも衝撃を和らげるためか、主脚を出して不時着を試みたと考えられますので、左側のみ主脚軸は出そうと思います。写真で見る限りの若干上向きで機体前部の下側が草に覆われて見えませんが、説明がそれで可能になります。
では。
工作工程
●垂直尾翼の加工
④水平桁の追加加工・取り付け
⑤外板表現
●尾翼左の加工
①外板表現
●尾翼右の加工
①指定箇所の切断
②断面の整形
③穴あけ
④構造桁の作成・取り付け
⑤外板表現
●後部機銃座キャノピー周りの加工
①ルーターで、後部開口、薄目加工
②機体側窓の切れ込み(エッチングソー)
・最初に奥に切り進んでから縁取りや中支持棒を切り出す
・窓の表現加工
③クリアパーツ真ん中でリング切り出し(エッチングソー)
④プラ棒で接続
●中胴体の加工
①中胴体の切り出し
②切裂部の外板加工
③機体後部の切裂部の切れ込み(エッチングソー)
④支持桁の加工と取り付け
⑤外板表現
●右エンジンの加工
①エンジンの作成(型取り:1/72の何か:目途無し)
②エンジンカウルの作成(
●機体前部の加工
ノーズ付近の加工
※長官機は11型なので気をつけること
①機体窓の切れ込み(エッチングソー)
②機体左上部の破孔部の切り出し(エッチングソー)
③窓枠の取り付け
④破孔部の支持桁の作成、取り付け
⑤外板表現
左主翼の加工
①本体部と左主翼の切り離し(エッチングソー)
②エンジン、エンジンカウル、スピナーの取り付け
右主翼の加工
①エンジンナセルの部分合わせ目消し
②エンジン取り付け部四角い穴開け プラ棒などでモールド表現
あとは塗装編へ
●ブラック
●オキサイドレッド
●シルバー
●ケープ
●濃緑色
●汚し