The ZANGAI【航空機編】① | Model world

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素晴らしい模型の世界に魅せられました。

大日本帝國海軍

第705空 第323号機

 

The ZANGAIに係る航空機編。

畏れ多いことですが、航空機編は墓標として製作をしていきたいと思います。

 

航空機は、戦車等と異なり、鉄ではないので錆びないし、朽ちません。先の大戦時に、海の底に沈んでも、基本的にそのままです。ですから、残骸表現はとても難しいと考えています。

 

使うキットは、こちら。

アメリカの航空機模型メーカー ミニクラフト社

1/144 三菱ベッティ11型。

パッケージの絵は、多分王立海軍のレパルス、プリンス・オブ・ウェールズを撃沈した鹿屋空の11型を描いている様ですが・・・色々と突っ込みどころ満載なので、断定できません。

 

ミニクラフト社のキットは2回目。

前回は、平壌とソウルを完全に焦土に変えた立役者、B-29Aアトミック・トムの製作をしてます。

 

キットの価格は・・・

定価の1/3という驚きの330円。

流石にこれ1個だけ買うのは気が引けたので、共に購入したのが前回完成した、ロシア海軍対潜コルベット『ノヴォロシスク』でした。こちらも負けずとお採らず半額の800円。

値段の問題では無いですけどてへぺろ

 

中身はいたって淡泊。

 

胴体、羽、エンジン、スピナー、車輪、風防類のみ。

これぞ模型の醍醐味。

 

艦船模型と異なって真逆の発想で、全て作りたいものを自分でやれ、というスタンスなのでしょうか❓

 

早速胴体から。

このメーカーは、頑丈で過剰なプラ材な割に反りも無く、合いがサイコーです。

 

だがしかし・・・

 

兎に角段差が酷いのです。合いは何も加工無しでピッタリなのに。

 

おおまかに金属でやすってからペーパー掛け。

 

そして定番工作になるのでしょうか。

直径10mm無いので、ふさがっているのは解るけど、今回はZANGAI企画に載せるので、これではいただけません。分厚いキットのプラ材をくり抜きます。

面倒なので、金属用の強力モーターで一気にやっちゃいます。

 

多分1mm程度までは頑張ったけど、これでも精密感に欠けます。

どうしましょう。

 

ここは根性で。

0.5mm程には出来たと思います。これ以上は、強度の問題と、クリアパーツの接着面の観点から、辞めておきます。

 

主尾翼を取り付けて、志の字になりました。

1/144サイズったって大きさは、1/72の戦闘機サイズ。

 

意外に大きい。

 

実機の胴体中では人が立って歩けますから大きい飛行機なんです。

 

航空機は錆びないし、朽ちないので、ジャングルから持ち帰れば磨いて塗装し直すだけでご覧の通り。

 

勿論、エンジンはそうは行きませんが。

 

 

 

 

 

 

今日はここまで。

 

 

 

 

振り返り。

完成したロシア海軍対潜コルベット『ノヴォロシスク』と我海上自衛隊ミサイルコルベット『はやぶさ』の形状比較。

 

1990年代のロシア艦、そして2010年代の自衛艦。

同じコルベットでも世代は異なります。

がいずれも現役。

 

艦船模型の難易度を検めて思い知らされましたが、ライフワークと決めている帝國海軍最期の艦隊編成である第1艦隊の再現は人生モデリングとしては外せない。少しずつでも進めていかないと。

 

帝國海軍初春型駆逐艦『初霜』。1/700 青島製。

前回は、船体接合まででしたが、船体工作を少し始めています。

1/700だとやっぱり小さいです。

それにキット純正の手摺エッチングパーツを使ってますが、触れるだけで直ぐ曲がってしまう、超超柔らかい材質。これをいつもやっておられる艦船模型を作る皆さまは本当に凄いです。頭が下がります。

私はこれだけでアップアップ。

アップにすれば解る非常に汚い接着。

浮いてるし。

 

実艦と同じ様に手摺の外側には防弾版も着けてますが…

そもそも戦闘中の実際の艦船は、邪魔になるので手摺の鎖を外し、ポールは全て倒されていたそうで、戦闘開始時の最終時を再現する際は、手摺を着けているのは「嘘」になります。

 

しかしながら、映え無いので手摺を着けられる方が多い様ですから、私もそれに倣います(笑)

 

 

 

 

では。

お休みなさい😴💤