パパさん主催です。

末席にて参加させていただいてます。

 

歴史的に実在した、1944年ヨーロッパ東部戦線で活躍したポルシェ博士の象さん(第3軍第653重駆逐戦車大隊 第3中隊 第2小隊 第2号車)88mm砲搭載、冬季迷彩仕様の車輌を再現します(私の記事はカタカナ表記は英語(ドイツ語)で統一します)。

 

我ながらテーマに ぴったんこ と自画自賛。

 

 

だいぶ日にちが空いてしまいましたが、少しずつ模活を開始したいと思います。

(結果的にもう少し大人しくしてます)

 

左指の方は1/11(木)本日夕刻に結構大規模な手術(複雑なので、曲がらない軸ワイヤーと、引っ張るワイヤー、抑えるワイヤーなど複数のワイヤーが突っ込まれ、指からワイヤーがはみ出してます)を終えました。

指の表面からワイヤーが直接飛び出てるので、お見せすることはアメブロ倫理に反してグロアウト事項だと思いますので大袈裟な措置後の写真を。

手術中の感染を防ぐため、人生初点滴で抗生剤を投与。

 

ご覧の通り、血管が全く浮き出ておらず、まるで女子のような手が災して、合計2回も点滴針の刺し直しムキー

たまに献血時に刺し直しされるんだけどそれよりかは全然マシ。

 

神経の近くだから手首嫌なんだよなぁとか言いながら頼むからチャレンジしないで〜ショボーン

 

完治までは3か月。

ワイヤーは2月上旬に引き抜くそうです。

 

麻酔全然効かなくて、痛かったら言ってね、とは言われたけど、

 

『痛い〜』

 

って大の大人が言うのが恥ずかしいという糞なプライドが、結果的に痛みに最後まで堪えることになり、術後の痛みに痛み止め飲まなくても堪えられるようになったウインク

 

三河名物な夕飯。

 

 

さて一応片手模活。

両手で初回はここまで。

砲塔室前後逆でした😁

 

本日は転輪の部品を切り出して取り付けていきます。

久しぶりですから無心になってできました。

ゲート処理は一つずつ抑えて右手だけでヤスルと言う思えば気の遠くなるアホなことやってます。

 

あっという間に履帯まで取り付け出来ました…

あまりに酷い合わせ目が、目につきますムキー

 

砲塔室の酷過ぎる合わせ目を、秘密兵器(ヒートペン)で強制消滅。

楽ちん過ぎる笑い泣き

 

いけるぞ。

右手だけでもいけるぞ!

 

きれいに消えたグラサン

 

現代の自走砲とほぼ同じ形状の先進的デザインの象さんらしくなってきました。が、

 

履帯が長すぎで、写真でも分かるとおりスプロケットから外れるくらい長いです。つまり、少しだけ長いのではなく、尋常でない程長いムキー

 

このキットにはまだまだ苦しめられそうです。

 

砲身も、可動ギミックがゆるゆるで、インポテンス。意味ないことすなてへぺろ

 

それよりフェルディナンドと共用の砲塔室は、モールドがフェルディナンド。

四角いコマンダーハッチは、フェルディナンドの特徴です。

 

無理にエレファントにすっから。

下から四角いハッチのモールド丸見えムキー

 

ここもヒートペンで強制消滅。

にあまりなってないけど、後で溶接痕作るので良しとしよう。

 

そして遂に素組み終了。右手だけで意外に短時間でできた。

正面の牽引フックは、ワイヤーをスクラッチするのでその時に取り付けます。

 

部品点数少ないのにめっちゃ手間かかる糞キットでした。

スライド金型使ってるのでそんなに昔のキットではないですよね❔

 

こんな酷いの初めてです。

宝の持ち腐れじゃんね。

 

仕上がってみるとこのサイズ、小さいけど微細な表現もなされていて「良いかもしれない」と思ってしまいます。

 

ここからは車外装備品やらズゥメリットコーティング(ツィンメリットコーテング)施したり塗装したりと楽しみが増えていきます。

 

 

 

 

この車輛について:

この車両は実在の車輌です。

1944年12月に所属していた、第653重駆逐戦車大隊の編成表を見てみましょう。

 

大隊長コマンダー車は003、あのポルシェ・ティーガー。

ガンダムワールドで例えるとワンオフの試作機。

量産型ティーガー1の試作機にあたるので、つまりRX-78みたいな位置づけの車輌。

 

準コマンダー車輌は、車輌本体がパンターで、タレットがダミー4号のキマイラ。

ゲルググにザクの頭を着けたようなイメージ車輌。

 

あとの車輌はほとんど象さん。

 

左下にロシア製鹵獲T-34に4連対空20mm機関砲を取り付けた車輛も。

ジムにゲルググのビームライフルを持たせたような鹵獲改良車輌。

 

そして再現する車輌は、最右欄の真ん中らへんにある322号車。

 

キットが何故この車輛をチョイスしたのか全く不明ですが、恐らくフェルディナンドの箱替え製品なので、フェルディナンドのデカール流用なんだと理解します。

フェルディナンド322は、1943年のクルスクで大活躍した車輌でした。

詳しく知らんけど。

 

でも象さん322号車は、フェルディナンドの322号車とノットイコールと思われますので、やはりデカールの流用と考えるのが適切でしょう。

 

従って、これ以上のリサーチをしても何も起こらないかと判断します。

 

でも塗装状態は判明していて、こんな感じ。

カラーリングは、タミヤのインストで解説されています。

みみずのように細吹のアースとダークグリーン。この上から冬は冬季迷彩が施されていたそうです。

 

ということで、少しだけ備忘考証編を足しておきます。

 

 

 

この機会に・・・・

過去作カール・アウグストで終戦、戦闘終了まで戦い抜いた第614重駆逐戦車大隊の312号車(↓)については、一昨年でしたでしょうか。カラーリングが判明しました。

ボディーは、濃緑色。

縞模様はダークイエローとのことです。

 

最初にドイツ人に指摘された通りでした。

ですから、自分で再現した時に『賭け』だったことを言い訳に、

この塗装は間違えであったことを認めなければなりません。

 

惜しかった・・・

 

著名な実車輛を再現したかったのに、架空車輌になってしまいました。

 

職場のドイツ人がわざわざ数か月もの間調べて判明しました。

何を以て確定したのか詳細までは聞いていませんが、今度機会があったら尋ねてみます。

 

 

 

それにしてもやっぱ痛みは引きませんね。
ちょっと後悔。
やっぱりもう少しの期間大人しくしていよう。
 
 
つい久しぶりだったからいっぱい記載しちゃいました。
では。
 
本日はこれにてお開き。