年末の振り返りシーズン。
ちょうど1年前。
ティーガー祭に参加した際に作ったビネットの振り返り。
1945年5月1日。
ドイツ軍最期、本当に最期の力を振り絞ってたった1輌のティーガーがジューコフのベラルーシ軍に立ち塞がった。
立ち塞がった漢の名前は、ゲオルグ・ディアーズSS伍長(23)。
擲弾兵の援護を受けながらとは言え、たった1輌のケーニヒス・ティーガーでライヒス・タークから反撃に出て、数時間で30輌以上の赤軍戦車を破壊。
最期はベルリンから住民の脱出を手助けする為に先頭にたって大脱出撃を計った英雄的車輌314号車。
4月中旬に完成納車された新車で戦闘詳報上100輌近くを撃破しており、現在進行形でエース列席への見直しが進んでいるところ。
実車輛の迷彩パターンを起こして右舷のみ実車輛の迷彩を可能な限り再現している。
おいっ、頭だ、頭をやられてるっ!
最期の戦いでは、パンツァー・ファウストが大量に使用される。
ロシア軍の歩兵目線。
戦死して路上に横たわるSS戦車兵。
装甲擲弾兵と戦死した戦車兵。
ラツテ・ケーニヒス・ティーガー
被弾痕は実車輌と同じところに、可能な限り正確に再現。
ケーニヒスの最後期型は後部がツルンツルン。ジャッキが無いのが正解と言われるが、戦闘詳報に登場するので、迷いましたが着けている。Cリングは少なくとも2つ使っている写真が残っている為、着けた。
砲を下げ、戦闘を放棄した有名な写真が基。当該写真を基に迷彩パターンを描いている。撮影方角などを含め、1945年5月3日に撮影されたラスト・タイガーの姿を再現。
めぐみさんによると、最後期型は駆動輪の歯の数も少なくなっているとのこと。
左下は、ゲオルグ・ディアーズ 本人。
スモッグ迷彩の雨模様は自作デカールでの再現。
負傷国防軍兵士の右腰の手榴弾は、しっかりと逆さまに着いている。
素人工作の為せる業。
装填手:アレックス・ソマー
ライヒス・タークにも配備されたPAK40。
今年のヤークト・パンター(ハンティング・パンサー)
1/144のヤークトパンター
こうして車輌と兵隊さんを一緒に添えるだけでドラマが見えてくる感じ。
1年前は、実際に歴史的にあった出来事の1シーンの再現で、とても感慨深い。
今年のヤークトパンターも1944年11月にライプチヒで孤軍奮闘した実在の121号車の再現。
来年もまたAFVやってみたい・・・。