ところで。

Millitaly Miniature Competition.
11/1~12/28まで開催とのことです。

でも「俺ジム」に参戦したいので期間が被るし、四式重爆も一式陸攻も車も作りたい。
勿論AFV関係もやってみたい気持ちはあるのですが。

そんなことで迷っているのですが、少し前に開封していたフォードM151A2を素組して判断してみることにします。

M151は、第2次世界大戦で大量生産され、連合軍勝利の要因の代表的兵器に挙げられた、「ジープ」の後継車輌ですが、ジープという名称と縦のフロントグリルが著作権で保護されている為、今でも正式にジープと名乗れない車輌で、グリルを横にしたデザインになっています。


しかしながら現場ではそんなことはどうでも良いので、ジープと呼称され続けました。
切り分け上ケネディジープとも呼ばれます。

まずは車内スペース。
流石はタミヤだけあって、実車さながらの素晴らしい造形。


しかし、元々のキットがM151のパッケージ替え商品なので、ジープとしての商品上車輌に部品を取り付ける穴などがそのまま残ってしまいます。

この処理は正直場所的にも面倒。

そこをキットのランナーで埋めて乾燥の後、表面を処理することで対処していきます。

が、しくじってランナーの中にある空洞を見抜けず、小さな穴が開いたままになってしまった為、ゲート処理した屑で埋めてから成型します。これは明日以降やります。



そして、このキットの主役。tow対戦車ミサイル。
1970年代から制式採用され、現在に至るまで50年に渡って改良を重ねて使用され続けている息の長い珍しい兵器。


ロシアのウクライナ侵略戦争でもウクライナ側で多く使用され、ロシア軍の戦車や装甲車を多数撃破しています。

キットはM151がベース車輌ですが、予備が2発しか搭載出来ない為、部隊編成についてはもう1台のジープが6発の予備弾頭を搭載して現地で補充することとなっていたそうです。

これでは折角の機動力も生かしきれないところがあった為、1983年からアメリカ軍ではベース車輌が、ハンビーに更新されています。

部品を全て搭載してみました。





手のひらサイズの1/35ですが、タミヤらしい秀逸なキットだと思わされます。
折角作るのですから、どの場面を想定するか、を考えないと、運転している兵士の塗装ができません。

まず、海兵隊仕様とすること(デカール貼りが楽)。これは確定。
M151がベース車輌だし、TOWの管制装置も70年代がベースなので、ベトナム戦争をテーマにするのもいいかな、と思ってます。

海兵隊では1983年にハンビーを制式採用したはずでしたが、実はC-130輸送機に乗せるのが大変なので、このM151+towは、2023年時点で現役であることも確認しています。勿論赤外線スコープなどはキットの内容と異なりますが、湾岸戦争、対アフガニスタン戦争、対イラク戦争、対ISIS+シリア戦、対ロシア戦争で使用されています。

あとは追加工作するところがあればやってみて、塗装のみ、となりますから、コンペには参加してみようかな、と思います。

あっさりとここまで記事は書いていますが、工作時間は90分以上かかっています(笑)

 

主催の大ちゃんさん、めぐみさん、ご参加の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

では。

お休みなさい😴💤