このバイクは、最近私が知る限りの製作では、あのドロオフモデラ―伝馬さんも作っていました。
驚くことに伝馬さんはアレンジメントしていましたが、それが正しいものであることも証明している実車の写真です。流石です。
私としては人生2回目のバイクチャレンジ。前回は2スト7半でした。
フェスタ・ディェ・パンツァー・ティーガーも佳境な訳ですが、気がかりなことが1つ残っています。
その時代に存在することが説明できないものを、オーパーツというそうですが、このバイクもオーパーツとも言われて良いのではないでしょうか。
単気筒4ストローク排気量346ccというこのバイクのスペックは、重量175kg、トップスピードが、何と90km/hという。
1943年モデルの動態保存されている実車の動画。
アズナブル的にエギゾーストサウンドはあまり…
バイクマニアの中では羨望のまなざしで求められ続けている当該車輛ですが、国内ではほぼ流通しておりません。
それだけ希少価値も高い様です。中古価格を調べてみると。凡そ10,000€~20,000€の範囲で取引されておりますから、200~300万円ほどでの取引になるのではないでしょうか(リサーチ自信ないですが)。
勿論年代が後になればなるほど安くなります。
私が挑むものは、NZ-350-01で1945年モデル(タミヤ)になります。
製造メーカーは、DKW(デー・カー・ヴェー)で、ご承知の通り共産主義体制の下で国有化されて滅亡した企業です。
一方で4輪代表格としてのオートニオンが、現在はアウディーに引き継がれ、その血脈を保っています。
NZ350の搭載カメラ映像。結構早いです。
では始めてみます。
ランナーの写真撮ったつもりでしたが、珍しく画像が破損。5枚ほど逝きました。
仕方ないので進んでしまいましたが、いきなりここから。
上がNZ350-01、下が1944年モデルのNZ350。
色々と細部が異なります。形としては下の1944モデルの方が格好良いです。
然しながら、単品で市販されていない方の1945年モデルの方が希少であると判断し、1945年モデルで作ってみます。
ライトを着けてみましたが、大きさも全然違います。
そして鬼門のマフラー。ミニモデル(1/35)なので当然開口されていませんが、超縦長のお洒落なマフラーです。
ここは、見なかったことにして先に進むと、がみさんに叱られるので頑張って開口します。
先ずは0.2mmでピンバイスを当てます。
ズレました。腕が鈍ってます。もう艦船模型はダメかもしれない
そして縦に開口していきます。私はデザインナイフの背を使いました。
ガタガタですが多分0.1〜0.2mmの工作なのでバレないでしょう
スタンドと2ケツ用の持ち手を着けました。
サドルとハンドルを着けるとバイクらしくなってきました。
反対側のマフラーも開口します。1度目より2度目。もっと上手に出来ました。
そして燃料タンクのキャップの部品。単なる○なので、ノブをランナー切り出して表現してみましたが、オーバースケールながら全然表情が良くなったと思います。
後輪脇の荷物ケースは、本皮製の括弧いいものではなく、敢えてジェラルミンの希少な方を選んでいます。
そしてあっという間(でもなかったのですが)の組み立て完成。
今まで食わず嫌いというか塗装がヘタッぴーなので作ってきませんでしたが、バイクがこんなに美しいプロダクトだとは思いませんでした。
スタンド立てると前輪が浮くのは正しくないと思うのですがどうなのでしょう❔
うわ~格好良い〜
苦労した割に見えないマフラー開口部
素晴らしい造型です
このキット2はライダーのおっさんも付属しますが、これも単品では無いので希少だと思いますが、どうしよう
ブレーキとかのパイピングやってみたいけどどうなっているか判らない…
つづく…
※昨晩〜今朝未明の値落ち記事です…