どうも、虫飼いマンです
今回は、おたまじゃくしの飼い方をご紹介します
春になると、川や池の水中につぶつぶした沢山の卵が。
その正体はカエルの卵で、中からは可愛いおたまじゃくし達が生まれてきます
というわけで、今回は、おたまじゃくしの育て方をまとめてみます
特徴・生態・採集
カエルは、種類によって産卵する場所が異なる。
だが、多くのカエルが小川の流れが少ないところや、池などに産卵をするため、まずはそこを探してみよう。
卵を見つけたら、手でそっと救って採取する。
しかし、全ての卵塊を持ち帰るとおびただしい数のオタマジャクシが孵化することとなるので、最低限の個数を持ち帰ろう。
自然界では藻などを食べる。
飼育下では、孵化直後は卵の殻を食べるので、ある程度成長してからはザリガニ用のペレット餌を与えるとよく育つ。
飼育環境
まず、飼育水は必ずカルキ抜きをする。
バケツに入れて一日ほど置いておけばカルキ抜きが出来る。
これを怠るとオタマジャクシ達が弱るかもしれないので注意したい。
そして、30センチ程の水槽にオタマジャクシ達を入れる。
ホテイアオイやオオカナダモ等の水草を入れてやるとブクブクの代わりになる。
また、過密飼育し過ぎると体に水ぶくれのようなものが出来る個体も出てくる。
この場合隔離してやると治ってくる。
そして、成長していくと後ろ足から
前足の順に手足が生えてくる。
前足が生えてくるともうまもなく上陸。
尻尾は吸収されていき、肺呼吸からエラ呼吸に変わる。
早く陸地を用意しないと溺れてしまうので、この時期は要注意。
上陸してからは?
あんなに可愛かったオタマジャクシも、もうすぐカエル。
上陸する準備をしよう。
まず、水の一部が陸地になるように底砂を敷く。
そして、カエルが呼吸出来るようにする。
カエルになったオタマジャクシは、この時期から跳ねたり、壁を上ったりを自分で習得していく。
カエルを自然に還すときは、必ず卵を採った場所に逃がすようにする。
そうしなければ、貴重な自然の生態系を破壊しかねない。
なお、カエルを引き続き飼育するには、生きた餌(ペットショップで売られているイエコやローチなど)が必要になる。
アマガエルなら、餌付けさえ出来れば飼育は難しくないけど、生き餌を用意するのが難しければ逃がしてあげたほうがいいです。
また、何匹ものカエルを飼育するのは難しいため、最低でも1、2匹に絞って飼育しよう。
成体のカエルの飼育方法はまた改めて。
それでは