吉野家の狂牛丼に、牛の骨が混入してた問題について、吉野家サイドは、骨の混入の事実を認めた上で、「ＢＳＥの原因とされる異常プリオンが含まれる可能性のある特定部位は、脳、脊椎、扁桃、回腸遠位部であり、骨自体は特定危険部位ではございません。」てノタマッた。
だけど、これは、あくまでも、「日本では」ってことで、お隣りの韓国では、骨はすべて危険部位としてる。
だから、韓国では、アメリカから輸入した狂牛肉をエックス線で検査して、わずか「１ｃｍ×６ｍｍ」の骨がたった１つ見つかっただけで、その時に輸入した約９トンもの牛肉をすべてアメリカに引き取らせたり廃棄処分にしたほどだ。
だけど、日本の場合は、あれほど巨大な脊髄が丸ごと見つかったのに、その時に輸入した１０００トン以上もの狂牛肉を莫大な予算を使って何ヶ月も冷凍倉庫に保管してた上、ホトボリがさめたころを見計らって、すべて日本国内に流通させちゃった。
だから、この１０００トン以上もの狂牛肉は、ほとんどが誰かの口に入ったって訳で、そのうちの何％かの人は、１０年後には脳みそがスポンジ状になって狂い死ぬかもしれない。
ちょっと前、世論の反発に逆ギレした小泉純一郎は、「食べたくない人は食べなきゃいい！」って言ってたけど、その小泉純一郎自身は、アメリカ産の狂牛肉なんか死んでも口にせず、自分だけは安全で高価な国産ブランド牛肉しか食べてない。
まさに「食べたくないから、食べない！！」なのだ。
ま、小泉純一郎にしても安倍晋三にしても、自分さえ良ければ、何百万人の国民が死のうと知ったこっちゃないんだろうけど、こんなヤツラのセイで自分が狂い死ぬのは嫌だって人は、小泉純一郎の無責任なセリフの通り、「食べたくない人は食べなきゃいい！」って訳だ。
百歩譲って、吉野家の狂牛丼を食べても命に別状が無いと仮定しても、吉野家用のアメリカ産牛肉ってのは、アメリカで、通称「ヨシノヤカット」って呼ばれてるショートプレートを使ってて、この狂牛肉は、何よりもコストをかけずに生産することを第一としてるため、牛の飼料に、ニワトリの糞を使ってる。
これは、「糖蜜飼育」って呼ばれてるもので、ニワトリの糞に甘い糖蜜をかけて、牛たちにムリヤリに食べさせてるのだ。
そして、そのニワトリたちが何を食べてるのかって言うと、危険極まりない牛の肉骨粉なのだ。
これは、除去した危険部位などを粉末にしたものだ。
たとえば、死ぬほど牛丼が好きで、死んでもいいから牛丼を食べたいって人もいるとは思う。
たかが３００円か４００円の牛丼なんかのために、自分の人生を棒に振るような賭けをする人の気が知れない。
韓国では、たった１ｃｍの骨が混入してただけで、同時に輸入したすべての狂牛肉をアメリカに引き取らせた、だが日本では、ホトボリが覚めた頃に、コッソリと流通させた。
そして、何事も無かったかのように、平然と国民に食べさせた。
だけど、そのほとんどの人たちは、危険極まりないアメリカ産の狂牛肉だってことを知った上で、それでも構わないと思ってパクパクと食べてたんだから、あーだこーだって言う問題じゃない。
それこそ、小泉純一郎の言うように、食べたくない人は食べなきゃいいし、食べたい人は好きなだけ食べればいい、個人個人の自由だ。
そんな現状で、あまりにも必死なアメリカは、今度は、国際獣疫事務局（ＯＩＥ）の科学委員会を買収して、アメリカの狂牛肉の安全性が３段階のうちの２番目だっていう、ヤラセを炸裂させた。
そして、マトモに歩く事も出来ない狂牛病の牛を「床が濡れてて足が滑っただけ」ってノタマッたアメリカの農務省は、「これでアメリカの牛肉の安全は証明されたので、今後は、あらゆる月齢の牛肉の貿易が可能になった」って言いやがった。
このセリフは、誰が見たって、「月齢２０ヶ月以下」だけを輸入対象にしてる日本向けのセリフだってことは一目瞭然で、この発表が正式決定される５月以降には、当然のことながら、またあのブッシュの教育係のライスのババァがシャシャリ出て来て、日本に対して圧力を掛けて来ることは見え見えだ。