日本に金融恐慌の激震(農林中金は、もう助からない) | きなこのブログ

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農林中金が、ついに我慢しきれなくなって、白状した。

 

全面敗北である。

 

内部での激しい経営陣の責任追及がおきているだろう。


農中に大量に天下っている農水省の幹部たちの打ち首の問題にもなっているだろう。
 
農林中金が以下のとおり、白状した買っている外債(証券化商品)の残高は6兆8千億円である。

 

そのほかに、2兆1千億円の住宅公社の機関債(エイジェンシー債)がある。

この正直な白状は、画期的である。

米二大住宅公社の、ファニーメイ債とフレディマック債の総計5.5兆円あった、GSE(ジー・エス・イー)債は、ものすごい勢いで、購入残高を減らして、「投資残高は9月末で3兆4568億円。3月末から2兆1758億円減少した」となっている。

 

こういうものすごいことを、やろうと思えば出来るものなのだ。

 

感服する。

それでも、農林中金は、もう助からない。

 

たとえ日本政府が、金融機能強化法で作った10兆円のうちの5兆年を投入して(資本注入して)、救済しても、それでも間に合わないだろう。

 

これで農林中金の破綻が決まった。

日本に金融恐慌の次の激震が走る。