2006/09/21 (木) 安倍晋三が改憲を急ぐワケ
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もうそろそろ、日本国民はブッシュ戦争政権の手先と化した自民党を見放すべき時がきたのである。
好戦的政治家を、われわれは拒否しなければならない。
平和は、いかなる犠牲を払っても守らなければならないものである。
平和を守ることは、政治の最大の課題であり責任である。
イラク戦争をいまだに正しい戦争だったといい、
日中戦争を侵略戦争でないといい、
太平洋戦争のA級戦犯を戦犯でないといい、
憲法改正・教育改革を叫ぶ人物が、
自公で衆院3分の2以上を占める党首になってしまいました。
恐ろしいことです。
憲法改正で集団的自衛権の明記を公言していますが、これが何を意味するかわかっている日本国民は果たしてどれぐらいいるでしょうか?
小泉首相は集団的自衛権の意味を知らずに国会答弁していましたが、日本国の首相がわからないなら日本国民の1%も知らないのではないでしょうか?
定義は「同盟国がどこかから攻撃された場合、それを自国への攻撃とみなし、そのどこかを攻撃できる権利」と思いますが、これだけ聞いても、お人好しの日本人は、なんだいいんじゃない? になりそうです。
しかし、果たして次のことを聞いても反対しないでしょうか?
「アメリカが『この戦争は対テロ戦争の自衛のための先制攻撃である』と宣言した瞬間に、同盟国の日本は自衛隊をその先制攻撃に派兵し、米軍といっしょに鉄砲を撃たなければならなくなる」ということだよと…。
教育基本法改正で、もっともしてほしいことは、教育格差の是正ですが、そんなことは、ちっとも考えているように思えません。
将来のエリートは私立国立出身者で固め、公立学校は兵士養成学校にしようとしているようにしか思えません。
このような流れに逆らおうとすると、共謀罪を成立させて国民をがんじがらめにして、反対者や政府批判者は逮捕されるようになるような気がします。
恐ろしいことです。
子どもを大事に育てても兵隊に取られるだけなら、子どもを生み育てようという気にもなれません。
これでは少子化も止まりません…。