ロシアからEUへ天然ガスを運ぶパイプラインを破壊するアメリカ | きなこのブログ

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ドンバスやEUで米国が苦境に陥る中、露国産ガスをEUへ運ぶパイプラインが破壊
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202209280001/

ロシアからEUへ天然ガスを運ぶ目的で建設されたふたつのパイプライン、「ノード・ストリーム1(NS1)」と「ノード・ストリーム2(NS2)」は現在、アメリカ政府の命令で稼働していない。​

 

そのパイプラインから9月26日夜、天然ガスが流出しはじめた​ようだ。

https://nautiskinformation.soefartsstyrelsen.dk/details.pdf?messageId=72b2c3b1-0d0d-4a14-9ee0-be96c0a699fb&language=en

 

流出箇所はボーンホルム島の近くだが、その近く(NS1から約30キロメートル、NS2から約50キロメートル)にアメリカ海軍の強襲揚陸艦「キアサージ」を中心とする船団がいたことがわかっている。

 

その船団は27日、そこから北海へ向かった。


 

その27日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の顧問を務めている​ミハイロ・ポドリャク「ロシアの計画に基づいてテロリストが実行した」とツイッターに書き込んでいる​が、

 

 

ロシアはパイプラインを破壊するまでもなく、バルブを閉めれば天然ガスを止められる。

 

しかも、例によって証拠、根拠は示していない。

 

「我々を信じろ」という態度だ。

実は、今年1月から2月にかけての時期、アメリカ政府はパイプラインを管理する手段がないはずであるにも関わらず、NS2を稼働できなくさせると主張していた。

 

そのひとりは​ビクトリア・ヌランド国務次官​であり、もうひとりは​ジョー・バイデン大統領​である。

 

 

 

 

 

 

爆破事件後、こうした発言が注目されているが、当然だろう。

バイデンが副大統領だったバラク・オバマ政権は2014年2月、ネオ・ナチを使った事実上の軍事クーデターでビクトル・ヤヌコビッチ政権を倒した。

 

目的のひとつはロシアと関係を修復しようとしていた政権破壊して新自由主義路線へ戻すことにあり、もうひとつはウクライナをアメリカ/NATOの属国にしてロシアを攻撃する準備を整えることにあったはずだ。

 

 

そして第3に、ロシアとEUを結びつけているパイプラインを押えて両者を分断することだ。



しかし、クーデターの時点でウクライナを迂回するルートが存在していた。

 

2011年11月に開通したNS1だ。

 

それと同時にNS2の建設が始まり、2021年9月に完成したのだが、アメリアの妨害で始動させられなかった。

 

そうした中、ロシア軍がウクライナで軍事作戦を始め、EUはNS2の始動を断念した。



それでもNS1は稼働していたが、アメリカ政府のロシアに対する「制裁」で修理のために取り外していたコンプレッサーの装置をシーメンスは戻せなくなっていた。

 

アメリカ政府はNS1とNS2を含むロシアとEUを結ぶパイプラインを止めたがっていたが、ロシアは再稼働できることがEUへのプレッシャーになる。

 

ミハイロ・ポドリャクの主張はナンセンスであり、「語るに落ちた」とも言えるだろう。

ロシア革命後にロシアからウクライナへ一方的に併合され、住民の多くがロシア語を話すドンバス(ドネツクやルガンスク)、ヘルソン、ザポリージャで9月23日から27日にかけてロシアと一体になることを問う住民投票が実施された。

 

圧倒的多数がロシアとの一体化に賛成しているようようだ。

 

またEUではエリートがアメリカやイギリスの私的権力の命令に従い、社会を破壊して庶民を苦しめている。

 

その怒りは爆発寸前。

 

欧米支配層は何かを仕掛けなければならない状況に陥っている。

 

 

ノードストリームを破壊したのはアメリカだという状況証拠が増えている 
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202209290000/

ロシアからEUへ天然ガスを運ぶために建設されたふたつのパイプライン、​「ノード・ストリーム1(NS1)」と「ノードストリーム2(NS2)」から天然ガスが流出​していることが9月26日と27日に判明した。

https://nautiskinformation.soefartsstyrelsen.dk/details.pdf?messageId=72b2c3b1-0d0d-4a14-9ee0-be96c0a699fb&language=en

 


流出している場所は3カ所だと見られ、いずれもボーンホルム島の近くだ。

 

NATOが今年6月5日から17日にかけて7000名規模の軍事演習をバルト海で実施、艦船45隻、航空機75機が参加した。

 

ボーンホルム島の近くで無人の潜航艇による機雷探索技術の実験も行われている。



天然ガスが漏れ始めた頃、その海域にアメリカ海軍の強襲揚陸艦「キアサージ」を中心とする船団がいたことは既に本ブログでも書いた。

 

その船団は27日、そこから北海へ向かっている。

その27日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の顧問を務めているミハイロ・ポドリャクは「​ロシアの計画に基づいてテロリストが実行した​」とツイッターに書き込んだ。

それに対し、ポーランドで国防大臣や外務大臣を務めたラデク・シコルスキーは「​ありがとう、アメリカ​」と書き込んでいる。

https://twitter.com/radeksikorski/status/1574800653724966915

 

シコルスキーはその後、​ノードストリームの破壊はプーチンの策略の余地を狭める​とも書き込んだ。

 

 

ロシアは再稼働できることがEUへのプレッシャーになることをシコルスキーは理解している。

 

つまり、ミハイロ・ポドリャクの主張はナンセンスだということになるわけだ。



NS1とNS2を止めたがっていたのはアメリカ政府。

 

今年1月には​ビクトリア・ヌランド国務次官​が、2月には​ジョー・バイデン大統領​がパイプラインを止める意思を示している。


 

 

 

 

 

「ウクライナ戦争で、ロシアが負けている」と、テレビとかで、ワーワー騒いでいる、バカたちの時代は、早晩、終わる。

アメリカは、ロシア産の天然ガスや原油を、ヨーロッパ諸国に使わせない(ロシア制裁での供給停止)をやって、ロシアに、パイプラインでの供給の、3倍の値段の、アメリカ産の天然ガスのLNG (エル・エヌ・ジー。液化=リクイファイド=天然ガス) タンカーを買わせている。

 

冬に向かって、ヨーロッパは、凍(こご)えつつある。 

アメリカは、1,200億ドル (14兆円)ぐらい、ウクライナに兵器を送った。

この金額の、おそらく、半分ぐらいは、日本から裏から、ふんだくったお金(資金)だ。

 

アメリカの軍需産業(戦争屋たち)に、代金を、払わないといけないので、その分を、日本に、密かに出させる。

 

それで、日本は、ずっと、貧乏なのだ。

その為(ため)に、日本のサラリーマンの定年退職老人たち(勤続30年)の、年金は、今や、月額20万円にまで落ちている。哀れな国だ。

 

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