公明党も随分と落ちたものだ。自民と共謀して前川前次官の証言潰しだ。
http://31634308.at.webry.info/201705/article_27.html
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公明党の山口代表が、5月25日のBSフジの「PRIME NEWS」に出演して、前川前文科次官の加計学園に対する証言について、「辞めた方が、そもそもこういうことをおっしゃるのは、いかがなものか」と述べた。
この言い草は、与党の間で言われている。
公明党は、自民よりはまともな人が集まっていると思っていたが、やはり自民の腰巾着であった。
いくら与党の一員とは言え、「赤を青とした」日本の行政を正したいと決死の思いで、「総理の意向」、「最高権力」の話をした前川氏に対して、「辞めた人」が言ってはいけないという。
山口氏はこのような話は、現役の官僚がしないと信用出来ないとでもいうのか?
それが出来ないのは、同じ幹部の佐川理財局長がいい見本であろう。
人事権を握られているトップの意向には逆らえないのはわかるはずである。
暴露するということは、辞職覚悟ということだ。
前川氏は、辞めたから言えたのだ。
また、山口氏は森友学園問題での籠池氏の証言で、「新しい事実は出てこなかった」と述べた。
これも本気で言っているのなら、頭の構造を疑う発言である。
さらに、山口氏は前川氏を証人喚問で招致する要求に対して「何が問題で、何が必要かをはっきりしないまま、ただ『呼んでください』、『呼びましょう』では解決にはならない」と述べ、否定的な考えを示した。
これも、本気で公明党が言うのなら、国民の大多数の意見に逆らうものであり、随分落ちたものだ。
行政を曲げている安倍政権の片棒である。
公明党を支持している創価学会の人もこれを容認しているのなら、まさに「公明」の理念に反するように思える。