天皇ハンドラーと生前退位 2 | きなこのブログ

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「象徴天皇が生前退位の意向を示された。」 

問題は誰がその文章を書いているのかということ。

内閣の許可なしに天皇が意向を示す事が出来るはずもない。

もちろん、「天皇の権威に内閣がひれ伏して」などいない。

今後、予定している憲法改正(改悪)の儀式がスムーズに行えるように今のうちに象徴天皇の若返りを進めておけということ。

象徴天皇は与えられた役目をしているだけ。

極めてシンプルな話だ。 

「お言葉」はその様になっている。

にもかかわらず、「天皇陛下が改憲を阻止しようとされている」などと複雑に誤解釈をする人が少なくない。 

人は見たくないものは見えない。

見たいように見る。

この典型だ。

憲法を読んでもらいたい。

【権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。】 

しかし、国家公務員法はそれを逆転させた。

【職員について適用すべき各般の根本基準(職員の福祉及び利益を保護するための適切な措置を含む。)を確立し、、国民に対し、公務の民主的(集団的)かつ、能率的な運営を保障することを目的とする。】

天皇のお言葉は官僚が書いている。

すなわち、天皇のお言葉も「国民に対する職員の集団的な利益確立が目的」ということ。

それを読むのが象徴天皇のお役目だ。