ポケモンGO 2 | きなこのブログ

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[YouTube]ポケモンGO // ポケモンショックとNWOトレンド 〜 利用許諾の問題の条項、開発元の設立者について
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=114611

ポケモンGOは、騙されやすい人を利用したCIAの情報収集を目的とするゲームだということを、昨日の記事で、紹介しましたが、この動画も同様の説明をしています。
 
3分46秒〜4分35秒のところでは、このゲームの利用許諾で、この陰謀に関する条項の説明があります。
 
5分10秒〜6分のところでは、ポケモンGOの開発会社Nianticの設立者のジョン・ハンケ氏は、以前、Keyholeという会社を設立しており、このKeyholeはIncutelという政府管理下の会社から出資を受けていたとあります。
 
このIncutelは監視社会に有利になる会社に出資するところで、IncutelがKeyholeに出資した資金のほとんどは、NGIAから来ているとのことです。
 
NGIAの目的は、「地理空間情報の収集、解析、流通」だとのこと。
 
5分26秒のところでは、ジョン・ハンケ氏の写真が出て来ます。
 
ポケモンGO // ポケモンショックとNWOトレンド
配信元) YouTube 16/7/23

https://www.youtube.com/watch?v=OS1my_CfkLU
 

ポケモンGO現象についての記事をご紹介します
http://suinikki.blog.jp/archives/63832709.html

ゲームで遊んだことないので、勉強不足で知らなかったのですが、ポケモンGOというゲームが流行っていることはニュースで知っていましたが、「なんじゃそりゃ?」と思っていましたが、世界中で大人気になっているそうです。
 
ポケモンGOは、スマートフォンを使って、地図上にいるポケモン(ポケモンは知っています、昔テレビアニメで目からの光線が強すぎて子供たちにてんかん症状が出た時に知りました)のキャラクターを実際の場所に行って捕まえるというものだそうです。
 
その場所が人が入りにくければ入りにくいほど、珍しさが高まるようですが、原子力発電所や地雷原がその場所になっている場合もあるそうです。
 
実際にポケモンの大冒険をやってしまうと、怪我をしたり、最悪事故死したりしてしまうことも考えられます。
 
また、普通の街中でも、ゲームに夢中になり過ぎて自動車事故や通行人にぶつかるということもありそうです。
 
今回は、ポケモンGOに絡めて、日本の「かわいい」文化・美意識について書かれた論稿をご紹介します。
 
アメリカの外交・国際関係専門誌『フォーリン・ポリシー』誌に掲載されたものです。
 
FP誌が日本の参院選の結果に関する記事ではなく(こちらの方が雑誌にふさわしい話題だと思いますが)、ポケモンについての記事を掲載するのですから、これが国際的な出来事なんだということが分かります(任天堂もこのおかげで売り上げが上がり、株価も上がっているそうです)。

「かわいい」文化・美意識が日本の主流の文化になり、「かわいい」が蔓延している。
 
それは、人々の心を和ませる効果があるが、何でもかわいい表現をしてしまうために、現実逃避、問題に対する無関心を引き起こすという内容になっています。
 
それではお読みください。
 
=====
 
ポケモン、日本の女子高校生パンクバンド、コカインに共通するもの
(What Pokémon, Japanese Schoolgirl Punks, and Cocaine Have in Common)
 
―かわいい(kawaii)がなければピカチュウは存在しなかっただろう。
かわいいは、日本の中毒性のあるかわいさのカルトである
 
ソフィー・ナイト筆
2016年7月18日
『フォーリン・ポリシー』誌
 
「ポケモンGOモバイルゲームはどうしてそこまで魅力的なのだろうか?」という疑問に対する簡潔な答えは、「ポケモンが中毒になるくらいにかわいくデザインされているから」というものだ。
 
世界中の多くの人々が走り回り、アニメ化された生物を捕まえようとしている。
 
彼らは「かわいさのカルト」の最も新しい被害者だ。
 
このカルトは、ポケモンと同様、その起源を日本に持つ。
 
私たちがこのカルトの最も暗い底流を理解したいと望むなら、日本を見なくてはならない。
 
ポケモンはポケモン・カンパニーの専有物であり、ポケモン・カンパニーの一部は、日本の多国籍企業の任天堂の所有である。
 
ポケモンは日本で長い伝統を持つ「かわいい」の一部である。
 
「かわいい」は日本の現代文化における美的感覚であり、これからあなたの携帯電話の「絵文字」やコスチュームパーティーで着ようかなと思っている着ぐるみが生まれた。
 
「かわいい」は全てを魅力的な子供っぽさにするものだ。
 
日本政府は、「かわいい」を文化輸出の主要な商品であり、「ソフトパワー」戦略の柱と位置付けている。
 
ポケモンGOを伴って、「かわいい」はアメリカ文化へ波状的に侵入を続けている。
 
ピカチュウとピカチュウの仲間が魅力的なのはどうしてか?
 
最も基本的な答えは、発達心理学の中にある。
 
人類は、大きな目、大きな頭、ぶにぷにした短い手足、よちよち歩きのような乳児に似たものを見ると、脳内の中央にある喜びを感じる場所に幸福感を生み出すのだ。
 
脳の同じ場所で、食べ物、セックス、コカインのような薬物の摂取による快楽を感じる。
 
この幸福感によって、人間はかわいい対象物にもっと接近し、関わろうとする。
 
過去、この本能によって、人間は乳児に栄養を与え、守ろうとし、それによって種としての人間は続いてきたのだ。
 
今日、この本能によって、私たちは、大きな目で丸い形をしたポケモンに出てくるキャラクターたちと遊びたいと考えるようになっている。
 
ポケモンで遊ぶたびに、私たちは脳内の「かわいい」レセプターを押し、麻薬に似た幸福ホルモンを出すことでリラックスできるのだ。
 
ストレスを感じる時に、ユーチューブで子猫やドジな赤ちゃんパンダの映像を見ることでホッとできる理由として、この幸福ホルモンの流れが挙げられる。
 
しかし、脳科学とGIFコードによる説明を除いて、他に日本以外でのかわいい文化の隆盛を説明することは不可能である。
 
ポケモンの「かわいい」感覚は、責任、質実剛健、自己抑制を強調する日本の伝統文化に対する反抗である。
 
日本人は伝統文化に変わるものを探していた。
 
無意識のうちに探していた。
 
そして、「かわいい」は甘美な逃避の形となった。
 
虐待のような長時間労働、不条理な上司、不幸な家庭生活にストレスを感じている人々は、かわいい絵のついたクレジットカードや弁当箱、食器洗い用のスポンジを見ることで、ひと時の安らぎを得ることができる。
 
「かわいい」のアピール力を認識した日本政府は、世界にこの潮流を拡大するために、多くの「かわいい」大使を任命した。
 
しかし、「かわいい」文化は主流の文化であった訳ではない。
 
「かわいい」文化は1970年代の女子中高生の反乱が起きた時に発生した。
 
この反乱はイギリスのパンク文化の日本版であった。
 
人類学者のシャロン・キンセラは、十代の少女たちは、教師たちの、そしてより社会の意思に反抗する方法として、子供じみた文字を書き、乳幼児のような話し方をし、かわいらしい服装をするようになった。
 
教師や社会は、責任感の強い、成熟した、真面目な大人になるように少女たちを型にはめようとするのだ。
 
西洋先進諸国の十代は、喫煙、飲酒、ピアス、入れ墨といった彼らの実年齢を超える姿勢と習慣を取り入れて、親や社会の権威に反抗しようとする。
 
しかし、日本の十代は、子供のように振る舞う。
 
それは大人の寒々しさに捕まることを逃れ、大人になるまでの時間を延長するためであった。
 
大人になってストレスを感じることを避け、ピーターパンのように大人になることを拒絶したのだ。
 
しかし、反抗として始まったものは、現在では現状維持の分かとなっている。
 
ハローキティのメーカーとして知られるサンリオは最初、大きな目をしたカエルの絵がついた筆箱を売っていた。
 
最初はこのような一時的な試みに過ぎなかった。
 
これが長い年月を経て変化したのだ。
 
「かわいい」は、社会の全ての局面で実用的な美意識となっている。
 
日本では現在、癌検診のお知らせ、津波の警告、保険の案内にも漫画のうさぎが書かれている。
 
外国人から見れば、このようなことをすれば、深刻な問題を軽いものだと思わせてしまうのではないかと考えてしまう。
 
しかし、日本では、かわいさは実践的なものだと考えられている。
 
「かわいい」によって、味気ない話題を受け入れやすくし、理解しやすくすると考えられている。
 
大人は、アニメ化されたウサギが頼むことで、子宮癌の検査を受け、保険を新しくするだろうと考えられている。
 
日本企業以外の各企業も「かわいい」の心理的効果を認めている。
 
ここ数年、国際的な自動車企業はそれぞれかわいい形の自動車を発表している。
 
BMWは、丸い車体と優しい目のような丸いヘッドライトを持つミニマークを発表した。
 
グーグルは昨年、ロゴの文字の「かざり」とフォントをより子供っぽくした。
 
また、赤ちゃんコアラのような形をした自動運転自動車の原型を発表した。
 
これはロボット装置の最新形態となりうるものだ。
 
各自動車メーカーは、人々がかわいいものについてより関心を持ち、注意を払っているという調査結果に基づいて合理的な決定を行うはずだ。
 
これが意味するのは、かわいい車体であれば後続の車のドライヴァーが無理に突っ込んできて衝突することはない、ということだ。
 
かわいい顔を見ると守ってあげたくなるという感情の動きによって、ゆっくりとした運転に対して、他のドライヴァーが怒りを持ったり、イライラしたりするのを防ぐ効果も期待できる。
 
「かわいい」、もしくはかわいい対象物にはプラスの側面がある。
 
「かわいい」によって、私たちはよりやさしく、怒りを和らげ、集中力と生産性を高めることができる。
 
かわいい対象物は治療にも利用されている。
 
その代表例が、ふわふわした表面のアザラシ型ロボット「パロ」だ。
 
パロは、認知症の人々の気分を改善し、社会参加を促す効果があることが分かっている。
 
従って、うつ症状や不安神経症に苦しんでいる患者たちがポケモンGOをプレイすることで心理的に改善が見られる人たちが出ているという報告がなされているのは驚くべきことではない。
 
そうした人たちが外に出て、歩き回って、他の人たちと関わるきっかけになることに加えて、大人の姿に似たキャラクターに比べて、ポケモンのキャラクターたちのかわいさは気持ちを明るくさせる効果があるのだ。
 
しかし、「かわいい」にはマイナスの面もある。
 
「かわいい」が生み出す幸せホルモンは、合理的な思考や感情を圧倒する。
 
ポケモンGOの場合、共感を高め、自動車などへの注意を高める以上に、プレイヤーたちは、視野狭窄に陥ってしまうことだろう。
 
彼らはより珍しいキャラクターであるヴァポレオンやアイヴィザゥアーを捕まえるために夢中になって道路を掘り返し、他人の家に入り込むことになるだろう。
 
つまり、キャラクターたちはかわいいので、プレイヤーたちは、彼らが捕まえようとしているキャラクターと競争相手以外のことは目に入らなくなり、その結果、周囲の人たちにとっては危険なことをしてしまうことになるだろう。
 
「かわいい」が抱えるもう一つの問題は、物事を簡単に理解できるようにする傾向にあり、深刻な問題と脅威を曖昧にしてしまうことである。
 
シュレックの映画に出てくる、暗殺者の長靴をはいた猫は、純粋無垢の、眼の大きな見た目で敵の警戒感を弱めてしまう。
 
「かわいい」は現実の危険なそして動揺する要素を曖昧にし、和らげることができる。
 
たとえば、東京の警視庁のマスコットであるぴーぽ君は、警察権力の人々を威嚇する面を隠している。
 
肺癌をかわいらしく描く漫画は、黒ずんだ内臓器官という現実を隠し、禁煙しようという決意を鈍らせてしまう。
 
私たちは自分たちが歴史の分岐点に立っていることを認識している。
 
この状況で、ポケモンGOを楽しむことで、私たちは、人種の分裂、海外におけるテロの増加、激しい大統領選挙といった現実からの楽しい逃避をすることができる。
 
更には、ポケモンGOによって、私たちは注意を払わねばならない現実の諸問題から逃げることもできるのだ。
 
ドナルド・トランプの大統領就任、イギリスのEU離脱、核兵器、警察の暴力に対する恐怖は将来にとってどんな意義があるだろうか?
 
心配はいらない。
 
ただポケモンGOをプレイして、こうした不安が消えていくことを感じる。
 
「かわいい」トレンドを始めた日本の十代の若者がしているのと同じく、ポケモンGOという視覚に訴えているマッサージに耽溺することは、自分を取り巻く現実からの逃避を意味するのだ。
 
(終わり)

 

 

ポケモンGO  


バカ国民はお笑い番組でも見ていればいい 2