正社員首切り助成金 | きなこのブログ

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[田中龍作ジャーナル]首切り助成金 「アベ政権は一億総リストラ社会を作ろうとしているのか」
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=107672

労働移動支援助成金に関しては、こちらの記事にわかりやすい説明があります。
http://www.news-postseven.com/archives/20140319_246441.html

大手人材派遣会社パソナ会長の“竹中平蔵の横ヤリで作られた制度”です。

竹中は“正社員を無くしましょう”というのを、本気でやっているわけです。

この制度は、リストラした企業と人材派遣会社が利益を得リストラされた人には何の恩恵も無い制度です。

要するに企業が首切りをしやすくする制度で、しかも首を切ると国からお金がもらえるのです。

よくこんな制度が出来たものだと感心しますが、人を騙すことにかけては天下一品の自民党は、再就職先を探すのにリストラされた本人がお金を払わなくて良いので、本人も恩恵があるという見方をするようです。

おそらくこうした意見は、ネトサポに言わせているのだろうと推測しますが、詭弁にかけては天才的だなと思います。


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首切り助成金 「アベ政権は一億総リストラ社会を作ろうとしているのか」
転載元より抜粋) 田中龍作ジャーナル 16/3/7
http://tanakaryusaku.jp/2016/03/00013148

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津田弥太郎議員(中央)は「竹中平蔵の横ヤリで作られた制度なんですよ」と喝破した。=7日、参院会館 撮影:筆者=

会社が正社員の生首を切れば、一人当たり60万円が国から支給される。

首切りの実行部隊は人材紹介会社だ。

国の支給実績によると、制度が導入された2013年から昨年までに3,700人余りが生首を切られた。

予算ベースだと13万1,383人の首切りが奨励されてきた。

「労働移動支援助成金」という名の大量リストラ奨励制度は、2013年末に閣議決定された。

安倍政権の本丸である「産業競争力会議」の肝煎りだった。

同会議の最高実力者は人材会社大手パソナ会長の竹中平蔵氏。

竹中センセイの鶴のひと声で、年間2億円の予算が一気に300億円にハネ上がった。

首切り奨励の資金が150倍に増えれば、犠牲者も爆発的に増える。

だが厚労省は実態を把握していない、という。

民主・維新両党がきょう、国会内で厚労省からヒアリングした。

リストラを強要された王子ホールディングスの元社員Aさん(男性45歳)も出席した。

Aさんは中学2年生の娘を持つ。

手を震わせながら証言した ―

「自分の意志決定はない。私の社だけでも分かっているだけで100人。何人も泣いた人を知っている。会社は人材会社と秘密保持契約しているから、普通の人には見えないが会社と人材会社のつながりがある」。

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裁判例をめぐって口を濁した厚労官僚に対して労働弁護団の棗一郎弁護士は「裁判例はある」とピシャリ。=7日、参院会館 撮影:筆者=

語気を強めたのは労働問題のエキスパートである山井和則議員だ ―

「安倍政権は労働移動支援助成金で退職強要してきた。

違法の疑いが強い解雇ビジネス、首切りビジネスを国が奨励している。

安倍政権は一億総リストラ社会を作ろうとしているのか?」

「これは氷山の一角だ。13の人材会社が同じ事をやっている」。

この問題に詳しい大島九州男議員は「会社が手を汚したくないから外(人材会社)に出した。国の制度としてバックアップする必要のない事だ」と真相を突いた。

責任を追及された厚労省は「行政の立場として、復職を促す権能はない。司法に訴えるとか・・・」と他人事のよう答弁するばかりだ。

田中はヒアリングの後、厚労官僚に「これが良い制度だと思うか?」と尋ねた。

官僚は「私の口からは言えません。閣議決定されたことですから。私どもは従う他ありません」と苦り切った顔で答えた。

少なくとも数千人が仕事を失い、家族ともども路頭に迷う。

ひと握りの資本家と人材会社が労働者の生血をすする。

この仕組みを作ったのが、竹中・小泉・安倍政権だった。

「国の施策として注射の打ち回しでB型肝炎になった人には税金で保証金を払っている。それ位(薬害と同じ)重い課題だ」。

津田弥太郎議員のダミ声が響いた。

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Aさんは厚労官僚に対して「よろしくお願いします」と頭を下げた。生活を抱えていて裁判闘争などできないからだ。=7日、参院会館 撮影:筆者=

※記事は正社員の生首を切る問題を扱っています。派遣労働の問題ではありません。結果として人材(派遣)会社が大儲けする構図があります。

~終わり~

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国会には乱闘まで台本がある
http://blog.livedoor.jp/jijihoutake/archives/55369077.html

与野党の国会対策は料亭で行われる。

野党の代表はごねて与党におこずかいをせびる。

どれだけ与党からカネを引き出すかが腕の見せどころ。

どうせ内閣機密費という税金から出すので自民党の腹が痛むわけではない。

こんな調子だから国会乱闘にもシナリオがある。

国民はばかしい演芸会を真に受ける。

不思議なのは、誰が国会議員になっても同じことをするという事だ。

そうでなければ国会議員を続けることができない。

あらゆるところに嘘がある。

国家は実体ではなく記号。

議員バッジなどビール瓶の蓋と大差ない。

おカネは記号の書かれた紙切れや金属片にすぎない。

人間たちは記号に狂ったり夢を抱く。

実際のところ、人は記号の収容所に暮らしている。

それに気づいた者には新しい次元が開かれる。

心を縛る記号の収容所が「現実ではない」と直観的かつ確信的に分かる時が来る。

本当の現実はもっと身近なところにある。

人間は天国や地獄を自分で選んでいる。

誰にとっても、この世界は全ての瞬間が天国・地獄の分岐点なのだ。

この世界は問題ではなく課題である。


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[Yahoo!ニュース]延滞者17万人「奨学金」に追い詰められる若者たち 【文字起こし】
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=107570

先日、リチャード・コシミズ氏の講演会に行きました。

その中で一番心に響いたのが奨学金問題でした。

氏曰く、「国立大学の入学金、授業料を無償にするためには3300億円あればいい。」とのこと。

安倍政権が外国にばらまいた金額一覧を見れば無償化が簡単なことは明らか。

なおバラマキについては「一見、貧しい国を助ける美談に聞こえるが、実際の所、そこにはアメリカ、企業、政治家が絡みおいしい思いをしている」とも。

記事中で言われているように、『入口は奨学金の性格なんです。ところが出口の返済になると金融機関の論理がむき出しになる』これは今の奨学金制度を言い当てていると思いました。

一人でも、この罠にはまってほしくない。本当のことを知ってほしい。