米大統領選でネオコンが支援するヒラリー・クリントンは戦争ビジネスの代理人として富を築いた
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201603030000/
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アメリカの大統領選はまだ政党の候補者選びの段階だが、早くも投票マシーンへの疑惑が浮上している。
共和党のドナルド・トランプへの投票が他の候補への投票としてカウントされているというのだが、前の選挙でもこうした操作は可能だと指摘されていた。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201602090001/
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前にも書いたように、トランプはジョージ・W・ブッシュ政権を支えていた勢力、つまりネオコン/シオニストを刺激する発言を続けている。
そうしたこともあってか、ネオコンの中心的な存在でビクトリア・ヌランド米国務次官補の夫、ロバート・ケーガンは民主党のヒラリー・クリントンを支援している。
そのクリントンは巨大軍需企業のロッキード・マーチンから多額の資金を得ていることで知られ、NATO軍とペルシャ湾岸産油国の雇った戦闘集団がリビアのムアンマル・アル・カダフィを惨殺した際、「来た、見た、死んだ」とCBSのインタビューの中で口にしたことでも話題になった。
https://www.youtube.com/watch?v=6DXDU48RHLU
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平和的とは言い難い人物だ。
言うまでもなく、ヒラリーの夫はビル・クリントン元大統領。
1992年の大統領選挙でジョージ・H・W・ブッシュの再選を阻止して大統領に就任したのだが、すぐにスキャンダル攻勢が始まる。
このキャンペーンは「アーカンソー・プロジェクト」と呼ばれ、その中心には大富豪として知られ、情報機関と密接な関係にあったリチャード・メロン・スケイフがいた。
ミドル・ネームにあるように、メロン財閥の一員だ。
キャンペーンは1992年3月8日付けのニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたジェフ・ガースの記事から始まる。
翌年の7月には200万ドル以上の横領容疑でFBIの家宅捜索を受けたディビッド・ヘイルなる人物が司法取引でクリントン夫妻を巻き込む主張を始め、いわゆる「ホワイト・ウォーター事件」も開幕した。
この事件は途中でケネス・スター特別検察官側の偽証工作が発覚してクリントン攻撃に利用できなくなる。
そして始まったのがセクハラ疑惑だが、この件ではネオコン系のニュート・ギングリッジ下院議長(当時)に資金を提供していたシカゴの大富豪、ピーター・スミスも反クリントンキャンペーンに参加している。
スター特別検察官はフェデラリスト・ソサエティーという法律家の集まりに所属していた。
ジョージ・W・ブッシュ政権がイラクを先制攻撃した後、アメリカの捕虜虐待が問題になるが、司法省の法律顧問として拷問にゴーサインを出したジョン・ユーもこの法律家集団のメンバーだ。
この集団は1982年にエール大学、シカゴ大学、ハーバード大学の法学部に所属する法律家や学生によって創設された。
ネオコンや巨大資本と緊密な関係があり、議会に宣戦布告の権限があるとする憲法はアナクロニズムだと主張、プライバシー権などを制限、拡大してきた市民権を元に戻し、企業に対する政府の規制を緩和させることを目指してきた。
「愛国者法」の制定でも中心的な役割を果たした。
スキャンダル攻勢のため、ビル・クリントンは大統領の職務に集中できる状態ではなくなり、弁護費用で破産寸前に追い込まれたと言われている。
そうした状況の中、1997年に国務長官がウォーレン・クリストファーからマデリーン・オルブライトに交代、新長官は98年秋にユーゴスラビア空爆を支持すると表明、99年3月にはNATO軍が先制攻撃している。
2001年9月11日の攻撃を利用してジョージ・W・ブッシュ政権は侵略戦争を始めるわけだが、その前にクリントンは偽情報を広めながらユーゴスタビアを侵略したのだ。
ちなみに、クリントン夫妻は現在、大金持ちのようだ。
この「9/11」をブッシュ・ジュニアと絡める形で口にしたトランプをネオコンは嫌い、
https://www.nydailynews.com/news/politics/trump-implies-bush-deserves-blame-9-11-article-1.2400524
https://www.nydailynews.com/news/politics/trump-implies-bush-deserves-blame-9-11-article-1.2400524
ヒラリー・クリントンを支援している。
昨年6月11日から14日かけてオーストリアで開催された
ビルダーバーグの総会
に参加したジム・メッシナなる人物はヒラリー・クリントンの旧友で、顧問に就任している。