[リテラほか]蓮池透氏が拉致問題での安倍首相の嘘と政治利用の手口を全暴露
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=103366
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「安倍首相はウソつき」というのは、アンダーコントロール発言を見ても明らか。
というより、口から出る言葉のほとんどがウソではないかと思うほどですが、それを北朝鮮拉致被害者家族会の蓮池透氏が発言したとなると、インパクトが大きいです。
リテラに、関連すると思われる記事が出ていましたので、張り付けておきます。
記事を読むと明らかですが、安倍のような政治家は、権力の階段を上るのに、拉致被害者とその家族を利用するだけ利用して本気で解決する気などさらさら無いわけです。
わかり切ってはいるけれども、そうした面の皮の厚い偽善者を目の当たりにしている家族会の人たちは、本当にもうウンザリとしていると思います。
蓮池氏の新著の表題にある“冷血”と言う言葉がぴったりだという気がします。
「安倍さんは嘘つき」元家族会の蓮池透氏が拉致問題で安倍首相がついた真っ赤な嘘と政治利用の手口を全暴露
転載元より抜粋) LITERA/リテラ 15/12/13
http://lite-ra.com/2015/12/post-1776.html
http://lite-ra.com/2015/12/post-1776.html
安倍首相はウソつきだ──。
本サイトでは安倍首相の数々のウソについて繰り返し報じてきたが、意外な人物が安倍首相のウソつきぶりを暴露した。
意外な人物とは、北朝鮮拉致被害者・蓮池薫氏の兄で、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)元副代表の蓮池透氏だ。
拉致問題といえば、安倍首相が官房副長官だった小泉政権時代に、一気にその知名度と人気を高めたきっかけ。
拉致被害者とその家族との関係は深く信頼も厚い。
そんなイメージがあったが、その当事者のひとりからもウソつきと批判されるとはいったいどういうことなのか。
蓮池氏の「安倍首相ウソつき」発言が飛び出したのは、12月9日に開かれた辻元清美衆院議員の政治活動20周年パーティでのこと。
会の冒頭、辻元氏と田原総一朗氏の対談が行われていたのだが、途中で客席にいた鳥越俊太郎氏と蓮池氏を見つけた辻元氏が、ふたりをステージ上に招き、急遽4人でのトークとなった。
TBS『NEWS23』岸井成格氏の後釜とも噂される朝日新聞特別編集委員の星浩氏も客席にいる前で、鳥越氏が『NEWS23』の岸井降板問題を批判するなど、当然、話題の中心は安保法制、安倍政権批判で盛り上がった。
そんななか、マイクをもっていなかった蓮池氏が、何やらボソっとつぶやいた。
隣に座っていた辻元氏がそれを受けて、聴衆にその内容をこうバラした。
「蓮池さんがヨコで、安倍さんはウソつきって言ってる(笑)」
マイクを渡された蓮池氏、さすがに表立っては発言を認めないだろうと思いきや、もっと強い調子でこう断言したのだ。
「安倍さんは、拉致問題を利用して、総理大臣になった」
蓮池氏は、安倍晋三が拉致問題をいかに自身のイメージ操作に利用してきたか、そのウソの数々を暴露し始めた。
「彼はどういうふうに喧伝していたかというと、小泉訪朝に官房副長官として一緒に行って、北朝鮮側、金正日総書記から拉致問題について謝罪と経緯の報告がなければ、日朝平壌宣言にサインをせず、席を立って帰るべきだと自分が進言したと。
そういうことになっているが、ウソ。
それは、みんなの共通認識だったんだから」
蓮池氏言うように、この安倍の「署名見送り進言」は、当時数々のメディアが報じていた。
〈小泉首相と金総書記との間で交わされた「日朝平壌宣言」をめぐり、拉致被害者の多くが死亡していたことが分かったため、安倍官房副長官と高野紀元外務審議官が一時、「宣言の署名を見送るべきだ」と主張していたことが複数の政府関係者の話で明らかになった〉
(産經新聞2002年9月18日付朝刊、一部略)
〈昼食を一緒に食べようという北朝鮮側の提案を断り、日本側は控室で日本から持参した幕の内弁当を食べた。だが、首相はほとんど手を付けなかった。
安倍が首相に迫った。
「拉致問題について金総書記の口から謝罪と経緯の話がない限り共同宣言調印は考えた方がいい」
決裂もありうる──。
緊迫した空気が周囲を包んだ〉
(毎日新聞同19日付朝刊、一部略)
しかし蓮池氏も指摘するとおり実際はこの武勇伝はまったくのデマだ。
本サイトでも報じたが、日朝首脳会談の立役者で会談に同行していた田中均アジア大洋州局長(当時)が後にフリージャーナリストの取材に対し、安倍の署名見送り進言があったことをはっきりと否定している。
そもそも金総書記が拉致を認めて謝罪しなければ平壌宣言に署名できないのは会談関係者全員の基本認識だったから、わざわざそんなことを言う必要もなかった、と蓮池氏と同様の解説を田中氏もしていたという。
ちなみに補足すると、このデマ武勇伝をメディアにリークしたのは、ほかでもない安倍晋三本人なのだ。
さらに蓮池氏によると、安倍首相の拉致問題をめぐるウソは、これだけにとどまらなかった。
蓮池氏は語気を強める。
「弟たちが北朝鮮から一時帰国ということで帰ってきたとき、当初2週間で帰ることになっていた。
そのときに帰国した被害者5人を安倍さんは体を張って必死に止めたっていうんだけど、これは真っ赤なウソ!
止めたのは、私なんだから!
安倍さんが止めたって言うのであれば、途中で電話をしてくるとかあるはずだけど、そんなのない。
あれは、安倍さんが止めたんじゃない、私が止めたんだ!」
この「北朝鮮への帰国を体を張って止めた」という話も、先ほどの「署名見送り進言」デマと同じくらい流布している。
安倍首相自身、たとえばFacebookで“帰さないという自分の判断は正しかった”と書き込むなど、あたかも自分の手柄のように語っている。
蓮池氏によると、これも真っ赤なウソなのだ。
安倍が、こうしたウソをついたのは世間に対するイメージ操作だけではない。
政権内部でも、同様のウソをついていたようなのだ。
「それから朝日新聞で今年9月に福田康夫さんのインタビューが載って、「5人を帰すかどうか、苦悩した」と。
その記事のなかに、安倍さんが「5人の意見を集約しました」と福田さんに言ってきたとあったんですが、そんなことしてません!」
拉致問題についてはなんでもかんでも自分の手柄にしようという安倍の姑息さが透けて見える。
「そういう美談がはびこっているわけですよ、世の中に。安倍さんはすごく拉致被害者に寄り添っている、みたいなイメージ。その美談を利用して総理大臣になったんですよ」
安倍のこうした拉致武勇伝デマの数々は、「拉致被害者に寄り添っているイメージ」をつくっただけではない。
「席を蹴って帰りましょうと進言した」
「体を張って説得した」
とやたら勇ましい言葉をチョイスし、安倍の「闘う保守政治家」というイメージ形成にも大きく寄与している。
さらにいえば、現在につながる排外ナショナリズムの機運をも一気に高めた。
蓮池氏が指摘する通り、安倍は拉致問題を利用して、自身の“闘う政治家”イメージをつくりあげ排外ナショナリズムを煽り、それらを武器に総理大臣にまでなったのだ。
そして、蓮池氏は安倍首相について、こうも指摘した。
「安倍さんはかけ声だけ。自分の在任中に解決するって言ってますけど、では何をもって「解決」とするのか。安倍さん自身、わかってない」
安倍首相はかけ声だけ。
これは拉致問題に限らず、まさに安倍首相の政治姿勢すべてに当てはまる。
アベノミクス、積極的平和主義、一億総活躍……
すべてかけ声だけで、中身もなければ、その先に解決もない。
安倍政権の支持者たちはそのことを早く自覚すべきだろう。
[リテラ]安倍さんは薄ら笑いで私に…元家族会・蓮池透氏が著書でも徹底批判! 安倍首相の拉致問題政治利用と冷血ぶり
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=103439
えっ?蓮池透氏は家族会から、“事実上、除名されてしまった”とあります。
この辺りの経緯をもう少し詳しく知りたいと思いました。
記事によると、「家族会」を「救う会」による勉強会で、“憲法9条の改正や核武装の必要性までもが語られた”とのこと。
この連中は、初めからこうした目的で家族会の人たちを利用して来たのだと思います。
それにしても、安倍晋三と仲間たちのクズっぷりは予想通りでした。
安倍さんは薄ら笑いで私に…元家族会・蓮池透氏が著書でも徹底批判! 安倍首相の拉致問題政治利用と冷血ぶり
転載元より抜粋) リテラ 15/12/20
http://lite-ra.com/2015/12/post-1803.html
http://lite-ra.com/2015/12/post-1803.html
「安倍さんは嘘つき」──。日
本人拉致事件被害者である蓮池薫氏の兄・透氏による“安倍首相批判”には大きな反響が寄せられた。
だが、透氏の怒りはおさまらない。
17日、透氏は著書を上梓。
『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)というものだ。
透氏が暴露した安倍首相の“大ウソ”とはどんなものか。
そのひとつが、辻元清美氏のパーティで明かした、2002年、日朝首脳会談時の“武勇伝”だ。
そしてもうひとつ、蓮池氏が語っていたのが、拉致被害者が北朝鮮から一時帰国したときの“大ウソ”だったが、本書では、そのウソの経緯が詳しく書かれている。
じつに24年振りの帰国となった被害者らだが、あくまで政府は「一時帰国」とし、北朝鮮に戻すつもりでいた。
そんななかで透氏は、弟・薫氏を日本に踏みとどまらせようと恩師や旧友たちと再会させたりなど、懸命に尽力した。
両親でさえ、戻る日をカレンダーでカウントダウンをする日々だったという。
なぜなら、安倍氏をはじめとする政府側は北朝鮮に対して戻すと約束してしまっていたからだ。
当然ながら、彼らが「弟たちを止めることなどしな」かった。
薫氏ら拉致被害者5名が日本に留まることを決意し、それが覆せないほどに強い意志だと知ると、安倍氏らは「渋々方針を転換」。
にもかかわらず、安倍氏は“体を張って必死に止めた”などと言い出したのだ。
「あえて強調したい。安倍、中山(恭子、拉致被害者・家族担当、内閣官房参与)両氏は、弟たちを一度たりとも止めようとしなかった。止めたのは私なのだ」
安倍首相はこうしてエピソードを捏造し、“拉致問題の立役者”であることをさんざん世間にアピール、結果、総理大臣にまでのし上がったのだ。
問題はこの捏造癖だけではなかった。
拉致問題をきっかけに多くの人気を得ることができた安倍首相は、今度は北朝鮮を目の敵にしてきた右翼勢力とも連携するかたちで、北朝鮮に対する強硬な姿勢を激化させる。
それはまさに、拉致問題の解決とは真逆なものだったという。
透氏は、安倍首相が第一・二次内閣で北朝鮮に対して「講じた手段」を、「北朝鮮に対する経済制裁と拉致問題対策本部の設置……この二つのみである」と論評し、これを「やみくもな経済制裁」として批判する。
北朝鮮に対して経済制裁を実行するならば、「被害者の救出に直結する戦略的なものであるべき」だと透氏は訴えてきた。
しかし、日本が行なった「やみくもな経済制裁」は「北朝鮮の感情を悪化させ、彼らの結束を固めただけ」。
では、なぜ日本政府は効果のない手段にこだわってきたのか。
透氏は「勇ましい姿勢」を国民に知らしめるという「日本国内向けのパフォーマンスをしていた」だけだ、と言うのだ。
拉致問題を自分の人気を上げるための道具に使う……
透氏が本書で明かしている「拉致被害者支援法」の成立の経緯を読めば、いかに安倍首相が拉致被害者に対して冷酷であるかがよくわかる。
「拉致被害者支援法」は、2002年11月に安倍氏らが中心になって成立させたが、草案では、拉致被害者にひとり当たり月額13万円を支給(収入が発生した場合は減額)すると書かれてあったという。
これにはあまりに低すぎないかという指摘もあがったが、自民党議員からは「野党が吊り上げるからこの程度にしておく」と説明がなされた。
だが、法案はそのまま成立。
被害者たちは騙されたようなものだが、この自民党のやり方に対して透氏は「国の不作為を問い国家賠償請求訴訟を起こしますよ」と安倍氏に迫る。
そのとき、安倍氏は「薄ら笑いを浮かべながら」こう言い放ったという。
「蓮池さん、国の不作為を立証するのは大変だよ」
安倍首相本人が流布してきた“拉致問題の解決に心血を注ぐ信念の政治家”像からはまるでかけ離れた、信じがたい態度である。
だが、それでも安倍首相による拉致被害者の政治利用は延々とつづいた。
安倍首相は昨年の衆院選で、自民党候補者の応援のために薫氏の地元である柏崎で演説会を開いた。
その際、演説会の出席を薫氏に求めたが、薫氏は多忙を理由に固辞。
すると、今度は両親を駆り出したのだ。
そして会場では、安倍首相と候補者から「拉致被害者、蓮池薫さんのご両親も来ておられます」と紹介されたのだという。
このとき、蓮池氏の母親は「結局、安倍さんのダシにされただけだね」と嘆いていたというが、まさに面張牛皮とは安倍首相のことである。
結局、昨年に安倍首相がやったことといえば、「安倍首相が拉致被害者を北朝鮮から連れ帰るかもしれない」とメディアを通じて期待感だけを掻き立て、その後は問題をフェードアウトさせただけ。
透氏は、これを「一大茶番劇」と表現する。
拉致被害者たちを政治的に利用するために近づいてきた輩は安倍首相だけではない。
とくに
「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(以下「家族会」)
を初期から支援した
「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(以下「救う会」)
の幹部は
「右翼的な思想を持つ人ばかり」。
「救う会」による勉強会では、憲法9条の改正や核武装の必要性までもが語られたという。
このままではいけない。
右傾化してしまった「家族会」をニュートラルな立場に変える必要がある──。
そう考えた透氏は「北朝鮮との対話」を訴えるようになるが、すると今度は、「国賊」「売国奴」とネット上で誹謗中傷を受けるようになり、「家族会」からも「退会」の手続きが取られてしまった。
実質上、除名されてしまったわけだ。
そうした流れはいまも変わらない。
被害者のための積極的な交渉を行わない政権の外交には文句はつけず、
右翼思想の議員やネトウヨたちは北朝鮮叩きのために拉致問題を利用しつづけている。
こうしたすべての筆頭こそが安倍首相なのだ。
透氏は安倍首相をこのように断罪する。
「まず、北朝鮮を悪として偏狭なナショナリズムを盛り上げた。
そして右翼的な思想を持つ人々から支持を得てきた。
アジアの「加害国」であり続けた日本の歴史のなかで、唯一「被害国」と主張できるのが拉致問題。
ほかの多くの政治家たちも、その立場を利用してきた。
しかし、そうした「愛国者」は、果たして本当に拉致問題が解決したほうがいいと考えているだろうか?」
拉致問題の進展を阻む元凶が、被害者たちを政治利用しながら総理大臣の座にのさばっている──
この重大で深刻な問題を忘れてはいけない。
(編集部)
民主党は有田芳生議員の訪朝成果を活用しなければウソだ
http://new-party-9.net/archives/3140
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