正社員をなくしましょう | きなこのブログ

きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

日本を明るい未来へ…



●「正社員をなくしましょう」前後の竹中氏の発言
http://www.bengo4.com/topics/2523/

竹中平蔵氏(以下、竹中):みんな多様な働き方をしたいんです。

いろんなアンケート調査があって、アンケート調査にバラつきがあるんですけれども、たとえば協会がやったアンケート調査によると、派遣でやっている人の7割は「当面派遣でやりたい」と言っています。

厚労省が派遣についてやった調査では、「正社員に変わりたい」という人と「今の非正規のままのほうがいい」という人を比べると、実は「非正規」と答える人が多いんです。

数字はね。

多様な働き方があるから、派遣でいるのが「なんか悪い」とか「かわいそうだ」とか、その前提はやっぱり捨ててほしい。

それはケース・バイ・ケースだということ。

正社員で雇われたい人もいますよ。

でも、そうじゃない人も多いんだということをまず大前提にしてほしい。そしてもう一つ・・・。


田原総一朗氏(ジャーナリスト:以下、田原):本当かなぁ、それ。

竹中:本当なんですよ。田原さん、

もう一つ大事なことがある。

どうして派遣が増えたかというと、簡単なんですよ。

日本の正規労働は世界の中で見て、異常に保護されているからなんですよ。


森永卓郎氏(経済アナリスト:以下、森永):それは違います。

竹中:1979年の東京高裁の判例で解雇の4要件が示された。

要するに、同一労働・同一賃金と言うんだったら、「正社員をなくしましょう」って、やっぱり、あなた、言わなきゃいけない(編集部注:このとき竹中氏は、辻元氏のほうを見ていた)。

全員を正社員にしようとしたから、大変なことになったんですよ。


田原:竹中さんの言った4要件はこれですよ(注:フリップを取り出す)。

4要件というのは、人員削減の必要性。

解雇回避の努力。人選の合理性。

解雇手続の妥当性。

4つないといけない。


竹中:実はそれが判例なので、非常に不明確だというところに問題があるんです。

だから、大企業のように、訴訟リスク・・・これやると訴訟をされると思うところは、なかなか解雇できない。


田原:そして本当に(訴訟に)負ける。

竹中:そうです。

一方で、「うちなんかは訴訟されるわけがない」と思っている中小企業は、平気で正社員といえども解雇しているんですよ。

だからそのルールをきちんと・・・。


森永:竹中さんの言っている事実認識がすごく違うのは、実はOECDが雇用者保護の厳格性を綿密に調査して比較しているんですよ。

さっき竹中さんがオランダモデルにしろと言ったんですけど、正社員の雇用保護の厳格性は、日本よりもオランダのほうが圧倒的に高いんですよ。

つまり、ものすごく厳しいんですよ。

解雇には、地方労働委員会の許可が必要なのですよ。

ほとんど認められない・・。


竹中:日本の場合、中小企業にそれが適用されていないからなんですよ。

だから、厳しいルールも必要なんです。

ただ、今はルールが明確ではないということが重要なんです。

それを明確化しようと言ったら、「解雇自由化」という議論に歪められるんですよ。







「秘密の館」のシャブ&ASKA


人材派遣会社のお手盛り政策


レッセ・フェール(ユダヤ自由放任思想)


外交問題評議会(CFR) と ビルダーバーグ会議


日本操り対策班


奴隷の為の新たな成長戦略 2  



【新たな労働時間制度】8年越し“再チャレンジ” 拡大懸念、労働界は抗戦
http://www.47news.jp/47topics/e/261124.php