政治はサービスではない。政治消費者では政治は変わらない。一人一人が主権者なのだ
http://31634308.at.webry.info/201307/article_35.html
http://31634308.at.webry.info/201307/article_35.html
連合の古賀会長が民主党の海江田代表と会って、民主党の惨敗は大ショックだと語ったということである。
古賀連合会長も労働者貴族となっているとは思っていたが、すっかり労働者の感覚が欠如してきたらしい。
極めてショッキングだと言っているが、こうなるのはわかり切った話である。もう民主党の役割は済んだ。一体何を目指しているのかわからない。
民主党は衆院解散の前に、野田元首相が安倍氏の挑発にまんまと乗せられて、社会保障と一体の消費税増税をやることで解散したが、今や自民党からは社会保障の抜本改革の話は一切なく、消費税増税だけしか話が聞こえてこない。
民主党もその時の約束など全く忘れてしまった。
民主惨敗、極めてショッキング…連合会長
民主党の海江田代表は30日、連合の古賀伸明会長と東京都内のホテルで会談した。
古賀氏は、民主党が惨敗した参院選について「極めてショッキングな結果だ」と述べたうえで、「目を覆いたくなるような党内の混乱に費やす時間はない。事態の深刻さを共有し、党の再生、自己革新に取り組んでほしい」と求めた。「これからも緊密に連携する政党は民主党だ」とも述べた。
連合が本来の民主党を支持するなら、民主党政権誕生時の精神を貫くために離党した生活を支持するのが、筋であるはずである。連合の組合員もこんな民主党と心中するのでは堪らない。
海江田氏は、消費税増税反対のみんなの党とは再編はしないという。ただ、TPP参加は賛成というから接点はある。みんなの党の江田幹事長は維新との協調を望んでいる。
維新は自民党の傀儡政党のようなものだから、これら3党が組めば反自民の受け皿にはならない。
この野党再編が収斂していくには、まだまだ紆余屈折がありそうである。
映画監督の想田和弘氏が以下のように大変的確な指摘をしている。
私が撮った映画「選挙2」の上映イベントで、質疑応答の際に来場者の若者から「政治はわかりづらい」と言われた。
まるで商品へのクレームのように聞こえた。
自分を、票という対価で政治というサービスを買う消費者だと考えているようだった。そういう人が多いのではないだろうか。
しかし、かつて王様が握っていた主権を 市民一人一人が担う のが 民主主義。
有権者は、社会を構成する一員としての責任がある。
気に入らない商品は買わなければいい消費者とは違う。
自分1人が棄権しても関係ないという人もいる。
でも、棄権は投票の責任を人に押しつけるのと一緒だ。
想田氏は、今の日本の政治と国民の関係は、まるで政治のサービスを買う消費者と思っている ようだと述べている。
つまり、サービスが悪いと文句を言い、買わなくなる (選挙に行かなくなる)。
小沢氏が、政治を良くするには国民が良くならなければならないと述べている。
政治が悪いと言うなら、国民一人一人が動かないと、政治は変わらないということを述べている。
日本の国民が変わらなければならない。
7.21不正選挙:こうして並べてみると同じ人が書いたとしか思えないですね。
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201307/article_247.html
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201307/article_247.html
期日前投票箱の中身に鍵がありそうです。
やはり、小沢氏が約束したように、生活を中心とした野党の再結成が必須である。