増税まがいの政策がどんどんと強行される | きなこのブログ

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国が税金泥棒である動かぬ証拠
http://www.amakiblog.com/archives/2013/01/14/#002480


私は昨年12月29日のメルマガ第954号で、同日付の朝日新聞の記事を引用して書いた。

すなわち金融庁が自動車損害賠償責任(自賠責)の保険料を来年(2013年)4月から十数%値

上げする方針を固めたと報じているが、これは手のいい増税ではないか、と。


消費税増税ばかりが騒がれているが国民から強制的に負担を強いる増税まがいの政策がどんどんと強行されつつあることに国民は気づかなければならない、と。


その事に関連して、きょう1月14日の日経新聞経済面の「風速計」というコラムで驚くべき事実を書いていた。


こんな事を指摘するのはこのメルマガぐらいだろう。


すなわち今年の4月から引き上げられる自動車損害賠償責任(自賠責)保険料を審議する審議会が1月9日に開かれ、そこで保険料引き上げについては異論なく了承されたが、隠れたもう一つの問題について委員から不満の声が相次いだというのだ。

隠れたもう一つの問題とは何か。


それは自賠責保険の積立金から国の一般会計に貸したままになっている約6000億円の返済問題であるという。


すなわち自賠責の積立金はその運用益を含め自動車安全特別会計に計上されているという。


ところが逼迫する一般会計を支えるために1994年―5年度に合計約1兆1000億円が国に貸し付けられ、現在までに6000億円もの資金が返済されずに残っているという。


事業を所管する国土交通省は財務省との返済協議を続けて来たが、財政状況が厳しさを増す中で返済のメドはまったく立っていないというのだ。


つまり財務省が返さないのである。

この事について多くの委員が不満を述べたというのだ。


しかしいくら不満を述べても返って来ない。

財務省は官僚の中の官僚である。


国土交通省のいう事など聞かない。国土交通省は財務省から取り立てられない。


おどろくべき事実である。

我々が強制的に支払わされている自賠責のカネが流用され、一般会計に消えているのだ。


こんな反国民的事実は、日経の経済コラムで匿名で書くことにとどめてはいけない。


大手新聞が一面トップで国民に知らせるべきことだ・・・



官僚組織





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