国民皆保険の危機 | きなこのブログ

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[1068]国民皆保険の危機
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/


最近中国本土へ行って一番辛いのはツイッターやフェースブックに接続できない事です。


日本のテレビや新聞は昨年3月以降一切見ないことにしたのでツイッターは必須!


今週香港に戻って毎日情報収集ができるようになってホッとしたのはいいけど、消費税法案可決とか原発再稼働、TPP問題、領土問題(竹島)等気になる問題が一杯。


いっそ中国でこれらの情報が見られない方が幸せかもと思う。


TPPで国民皆保険が無くなるとかの話はよく見かけたけど、どうもTPPだけじゃなく 今回の消費税法案とセットで採決なんて記事が DIAMOND ONLINE に出てる。


http://diamond.jp/articles/-/22839?page=4


(引用開始)


消費税増税法案とセットで採決される社会保障制度改革推進法案が、国民の健康 や命を左右する可能性のあるものだということを、どのくらいの国民が知っているの だろうか。


(引用終わり)


私がこの改革内容について書くつもりはないけど、体験を通して感じた事だけ書きます。


この制度改革が実行されれば本当に低所得者には厳しい時代が来ると思います。


消費税もそうだけど。(日本の消費税は弱者にきついしね)


私がアメリカに居た時911前(2001年)までは家族4人で月700ドル(シアトル)くらいだったかな。


しかしテロ後は1300ドル(ロサンゼルス)以上に跳ね上がったので会社で掛けるのはやめて個人でそれも 自己負担が大きい物に変えた。


それでやっと月350ドル(シアトル)くらいだった。(この金額は条件が一様ではないので例としては不適切かもしれませんが書きます)


この記事を読んで感じたのはアメリカの現在の制度にかなり似て来ているなって事です。


もし実現すれば本当に低所得者は不安を抱えることになりますね。


今までの国民保険は高いとか言う人が居ますが私の経験で言えば米国や中国に比べれば素晴らしい制度だったと思います(未だ終わっては無いけど)。


個人負担が3割とか言っても一ヶ月当たりの支払には上限もあるし高度の医療が受けられ多くの方は支払可能なはずです。


今中国の現実を詳しくは知りませんが、どうもニュースやドラマ等を見ても、アメリカ的ですね。


病院で苦しむ主人公は不治の病で死ぬと言う話ではなく治療費が高額で支払えないから治療を受けられないと言うような悲しいドラマが多いですね。


日本もこの方向へ行くのかな。


実は香港は日本以上に医療保障がいい。


お金の無い人は公立病院へ行けばいい。


公立病院は待ち時間が長いので、お金があり早く診療を受けられる方がいい人はプライベート病院へ行く。


先日日本の女性の平均寿命が世界一から世界二位になったようですが、世界一位は香港です。


香港の保険制度はよく知らないけど私は保険料を払ってないが香港IDがあるので公立病院だと、1日100ドル(約日本円で1000 円)で全ての治療、薬、入院費までカバーされます。


貧乏人もお金持ちも同じです。


日本:昔は良かったね! なんて言うようなことにはしたくないですね。