「増税には最初から反対」と言える政治家 | きなこのブログ

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巨大メディアは、「編集」する。


そのままを伝えない。


小沢氏は常々「そのままを伝えてくれない」、だから「(メディア出演は)意味がない」と言う。


その小沢氏が自らを打ち叩いて出演した。

報道スペシャルINsideOUT「政権交代の原点 小沢一郎、語る」
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/3902efac3015d428b6136937ad74f466


小沢勉強会125人参加で野田は終わった
2012年2月13日(月)10時0分配信 日刊ゲンダイ


 消費税引き上げ法案に「反対」を明言した民主党の小沢一郎元代表(69)。その勉強会に9日は100人を超える国会議員が集まった。この動きは決定的だ。いくら政権がしめつけても、増税反対の動きは止まらない。


「なぜか」といえば、小沢の方に「理」があるからだ。野田政権は、もはや“詰んだ”。オシマイが見えてきた。


「政権を任されたときの訴えを忘れた人たちと一緒にされたくない。歌を忘れたカナリアはあの人たちで、忘れた人が離党すればいい」


 小沢は9日、出演したインターネット番組でも、消費税アップを推進する野田執行部をメッタ切りにした。


歌を忘れたカナリアの野田は「必要なら(小沢を)説得したい」とか言っていたが、このセリフに野田のアホさが集約されている。何が説得だ? 小沢は政治的打算や駆け引きで動いているワケではないのである。


 小沢周辺は「野田首相は、つくづく小沢さんという人間を理解していない」と声を揃えている。


「小沢さんは国民の立場で、『増税には最初から反対。筋道が違う』と主張している。あくまでも『国民生活が第一』。その考えにブレはありません。


小沢さんにすれば、この時期の増税は『国民のために、やってはいけないこと』です。それでも野田政権が無理やり増税法案を通そうとするのであれば、国民のために政権を潰すしかない。


最初に理念があって、その後の政治的行動は理念を実現するための手段なのです。政権運営や延命を図るために『小沢懐柔』を持ち出した野田さんとは発想が違う。


小沢一郎という男は、情や権力維持のために節を曲げるようなことはしない。それこそ国民への裏切り行為です。そこが野田さんは分かっていない。


なぜ、政治家をやっているのか。権力欲しさか、国民のためか。そこからして根本的に違うのです」(小沢氏周辺の関係者)


 だからこそ、小沢の勉強会にはこれほどの人が集まるのだ。


 現在、衆院の与党議員は296人。民主党から56人が造反すれば、消費税増税法案は否決される。


9日の勉強会に参加した増税反対派は議員本人101、代理出席24だ。こうなると、野田はなす術なし。


消費税引き上げ法案の採決を断念するか、採決で否決されるか。どっちにしたって政治生命はオシマイだ。いくら野田が盤面を見つめようが、とうに勝負は詰んでいる、ということだ。


 だから小沢の視線は、すでに次期衆院選を見据えている。9日のネット番組でもこう語っていた。


「民主党政権がつぶれたっていいが、『自民党も民主党もダメ』といっても、みんなの党や大阪維新の会も過半数を取れない」「どこも過半数を取れない状況は日本にとって不幸で、何としてもそれは防ぎたい」


 つまり、政界再編を仕掛けるということだ。


 この先、小沢は表舞台に出て、積極的に持論を展開する。10日から4日間の日程で「小沢一郎政治塾」を開催。10日夜には「BS11」の番組にも出演。「政権交代の原点」について語る予定だ。


 野田内閣の終焉が見えたことで、今後の政界は小沢を中心に動いていく。それがハッキリしてきた。

(日刊ゲンダイ2012年2月10日掲載)



野田ブタ君の昔と今 2



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