http://ameblo.jp/asanotakahiro/entry-11061013584.html
(張り付け)
11時半から、久しぶりに一回生議員の勉強会である「北辰会」定例会が開かれました。
主な議題はTPPについて。当会でも、改めて賛成派、反対派の論点整理をしたのですが、ごくごくシンプルにそれぞれの主張をまとめるのなら、次のようになると思われます。
〇反対派
TPPは日本の国の仕組み全てを大きく変え得るもの。農業だけでなく、すべての産業が悪影響を受ける。
日本が自立した独立国家であり続けるならば、このような枠組みに入る訳にはいかない。
●賛成派
アメリカが入れと言っている以上、日本がTPPに入らない訳にはいかない。アメリカの期限をこれ以上損ねたら日本は生きていけない。農業がどうだ、郵政がどうだ、そんなことはどうでもいい。日本はアメリカにくっついていかないと、国際社会で生きていけないんだ。
日本に限らず、国際社会において、何でもかんでも自国の思い通りにできるわけがありません(10年ほど前のアメリカは、そのようなことを考えていて節がありますが)。それは、人間一人一人、誰かの影響を受け、様々な人間関係を考慮しながら社会生活を営んでいるのと、本質的に同じ原理です。
しかし、自分の人生を決めるのはあくまで自分自身です。
日本は独立国家です。日本の将来を決めるのは、あくまで日本人だけです。
今日の北辰会では、「このまま政府が、党の議員の考えを何も顧みることなくTPPに突き進むのなら、腹をくくる」という意見が多く出されました。それは、離党も辞さず、ということです。
私のところに漏れ伝わってくる話では、民主党執行部、特にTPP推進派が牛耳る経済連携プロジェクトチームとして、早ければ来週の金曜日にも、無理やり部会としての取りまとめをし、党としてTPP交渉参加を良しとする流れをつくろうとしているそうです。そのタイミングが、11月4日とのこと。
なぜ4日か。3日が文化の日で休日であり、多くの議員がそのまま地元にとどまります。多くの議員が東京、永田町に居づらい日程を狙って、TPP交渉参加の流れをごり押ししようとする魂胆でいるとのこと。
そんなことを許してはなりません。もし、民主党がそんなことを断行するのなら、民主党は瓦解し、政権与党としての資格を失うことでしょう。
TPPの交渉、そしてその枠組みに参加することがどうしても日本の未来のために必要なんだ。野田総理がそう確信しているのならば、その理由を正々堂々と語ってほしいものです。
「アメリカの機嫌を取らなくては日本は生きていけないんだ。」
むしろ、そう堂々と国民に語りかけてほしいものです。
それを避け、姑息な手段を使って、国民をごまかし、騙すことだけはやめてほしいと願ってやみません。
『TPPで日本をぶっ潰せ!!』 ~ 10分で理解できるTPPの問題点 ~
http://www.youtube.com/watch?v=cNXEucYUFJ0&feature=related