チュウニズムのブログを上げると言ったな?

 

あれは嘘だ。

 

他に話したいことができてしまいましてね...

 

それが今回お話しするこの楽曲!!

 

 

メズマライザー/サツキ

 

 

 

です。

こちら、2024/5/2現在、五日で280万回再生という

驚異的な記録を誇っています。俺もこんぐらい再生されねぇかな

 

 

そしてこの曲、とんでもない考察が繰り広げられています。

 

明るい雰囲気の中から徐々に暗くなっていく雰囲気が

たまらないんですよね(´∀`*)

 

今回私も、この曲について自分なりの考察をしてみました。

 

 

...と言いましたが、まず動画の小ネタについて話していきましょう。

 

あと、ブログの先にメズマライザーを聴くことをお勧めします。

 

 

※ネタバレ注意!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手軽に見たい方はこちらのYouTube版からどうぞ!

他にも500万回再生記念の画像を考察したり

コメント欄の考察をピックアップしたりしてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、聴いてきましたね。

 

 

終盤のガンギマリミクでびっくりした方も多いと思います。

 

私もです。

 

あんなんびっくりするに決まってるやん

 

切り替えて、ここからは考察の材料となる小ネタについて話していきます。

 

 

まず、テトのハンドサインについてです。

 

あっ、テトっていうのは赤髪の子です。実質無料のボカロです。

 

 

テトのハンドサインは確認した限り2箇所あります。

こちらの二箇所ですね。

 

 

上のハンドサインは、海外で「助けて」というハンドサインになります。

 
...はい。この時点で気付いた方も多いと思うのですが
 
このボカロ曲、陽気ではありません。
 
はい。この曲、闇が深いです。
 
ただ今はそこを置いておいて下のハンドサインを見てみましょう。
 
 
下のハンドサインは、手のひらを見せ、親指を折り
親指を包むように手を握るというハンドサインです。
 
こちらの意味も、やはり「助けて」となっています。
 
この時点ではテトはまだ正気を保っていることがわかりますね。
 
 
続いて、同じくクイズタイムの小ネタ。
 
クイズタイムの答えはこうなっております
 
 
Hat
Ereaser
Lemon
Phosphori(省略)
 
 
頭文字に注目。
 
HELP
 
やはり助けを求めていますね...
 
ちなみに、最後の答えが異常に長いのは
テトのサインに気づかせないためという考察があります。
 
怖すぎだろ。
 
そして、最後の答えは端的にいうと大腸菌の一種。
なんでそうなった...?
 
そしてサビ。
ここでミクは「脆弱性」を「きじゃくせい」と読んでいます。
 
これは作者が意図的にきじゃくせいにしたとのこと。なぜなのか...
 
続いては、テトのモールス信号です。
 
画像で伝えるのは難しいので動画を見てください。
 
最初のサビのミクパートの際、テトが瞬きを多数しています。
 
こちらの瞬きを文字に起こすと
 
・・・ ーーー ・・・
 
モールス信号に直すと
 
SOS
 
はい。またもやテトが助けを求めています。
 
やはりテトはまだ堕ちていないのでしょうか...
 
あっそうそう、言い忘れてました。
 
タイトルのメズマライザーは直訳で「催眠者」です。
 
実際最初の謎の映像のところに、催眠の文字があります。
 
これは案外どうでもいいですね。
 
次です。こちら、ガンギマリミクになる直前ですね。
ミクが口を手で押さえているのが確認できます。
 
このモーションは他の場所にはないので完全にこのシーン専用です。
 
なぜ口を隠してるのかは定かではありませんが
 
私の中の答えは「現実逃避による吐き気」的なものだと考えています。
 
まぁこれが答えだ!ってわけじゃないんですけど...
 
これをみるに、ミクもそれなりの抵抗をしていたのではないかと考えられます
 
そしてラスサビですね。
この映像に何か違和感を感じませんか...?
 
そうですね。紙吹雪の不自然な消失ですね。
 
「何言ってんの?」と思った人もいるかと思います。
 
しかし画面真ん中あたりを見てください。
 
明らかに真ん中の図形に重なっている紙吹雪がありますが、
その紙吹雪は図形に重ならないようになっています。
 
これは、視聴者も催眠しようといていると考えることができます。
 
正直、この考察を見た時私はゾッとしました...((((;゚Д゚)))))))
 
さて、最後ですがこれは初見では気づけないと思います。
こちら、動画終了間際のテトさんです。
 
堕ちましたね...
 
残念ながらテトさんも堕ちてしまいました。
 
これは、紙吹雪と真ん中の図形による視覚誘導で
気づかなかった人が多いのではないかと思います。
 
壊れたテトたちに気づかせないためなのか...
 
動画が終わるタイミングもテトの催眠後なのが
隠そうとしている感を上げていますね
 
さらに、堕ちた以外の考察に、「安堵」という考察もありました。
 
この考察は視聴者によって何回も繰り返されていく世界に
動画の終了と同時に「安堵」と「また次が来るという絶望」
を表しているという考察です。
 
よく思いつくな、天才かよ。
 
この考察、天才だと思います。
 
さて、小ネタが開設し終わったので本題の考察に移りたいと思います
 
まず歌詞から考察していきましょう
 
以下、公式概要欄からコピペ
 

実際の感情はNo Think! 

気付かないフリ...? 

絶対的な虚実と心中 

 

そうやって減っていく安置 

傷の切り売り 

脆く叫ぶ、醜態 

 

そんなあなたにオススメ! 

最高級の逃避行 

やがて、甘美な罠に 

釣られたものから救われる?

 

もはや正気の沙汰で

やっていけないこの娑婆じゃ 

敢えて素知らぬ顔で 

身を任せるのが最適解? 

 

言葉で飾った花束も 

心を奪えば、本物か? 

全てが染まっていくような 

事象にご招待 

 

さらば! 

 

こんな時代に誂えた 

見て呉れの脆弱性 

本当の芝居で騙される 

矢鱈と煩い心臓の鼓動 

 

残機は疾うにないなっている;; 

擦り減る耐久性 

目の前の事象を躱しつつ 

生きるので手一杯! 

誰か、助けてね(^^♪ 

 

「あなた段々眠くなる」 

浅はかな催眠術 

頭、身体、煙に巻く 

まさか、数多誑かす!? 

目の前で揺らぐ硬貨 

動かなくなる彼方 

「これでいいんだ」

 自分さえも騙し騙しShut down 

 

「あなた段々眠くなる」 

浅はかな催眠術 

頭、身体、煙に巻く 

まさか、数多誑かす!? 

目の前で揺らぐ硬貨 

動かなくなる彼方...

 

 (強制解除) 

 

どんなに今日を生き抜いても 

報われぬEveryday 

もうBotみたいなサイクルで 

惰性の瞬間を続けているのだ 

 

運も希望も無いならば 

尚更しょうがねえ 

無いもんは無いで、諦めて 

余物で勝負するのが運命 

 

こんな時代に誂えた 

見て呉れの脆弱性 

本当の芝居で騙される 

矢鱈と煩い心臓の鼓動 

 

賛美はもう意味ないなっている;; 

偽のカリスマ性 

現実を直視しすぎると 

失明しちゃうんだ! 

だから、適度にね(^^♪

こんな感じの歌詞です。

見やすいようにパートごとに色を振っておきました。
 
最初の歌詞、テトのセリフからテトがミクにインターネットを勧めていると考えました。
 
サビからもX(旧Twitter)であるようなやりとりな感じがします
 
そして催眠パート。
 
歌詞からして自ら催眠にかかった、もしくはかかりたいと思わされたと考えられます。
 
しかしテトはミクと違い、(強制終了)として催眠を中止されました。
 
背景からして月日が経っても耐えていることがわかります。
 
その結果、その後もテトは正気を保っていますね。(最後に堕ちたけど...)
 
次のラスサビ前のパートです。
 
ミクさんが「Botみたいなサイクルで」とあります
 
確かに、ダンスは何回も繰り返し(つまらないとかじゃないよ!)ですので
催眠によって繰り返されてるという感じなのでしょうか?
 
そうだとすると、テトさんも催眠にかかっていると考えられます。
 
両者とも軽度な催眠にかかっているのでしょうか?
 
ラスサビ、ミクはサビと変化なしですが、テトさんが変わっています。
 
「現実を直視しすぎると 失明しちゃうんだ!」
 
この歌詞が、この後の考察の基盤になります。
 
 
さて、歌詞の解説終わり!
 
ここからは小ネタやMVを歌詞と照らし合わせ、考察していきます。
 
まず最初に結論から
 
インターネットが普及した社会における
 
危険性だったりを伝えたりしているのではないか?
 
と、私は考察しました。
 
あくまで、個人的な意見なので参考程度に。
 
次に根拠とかです。
 
歌詞に「逃避」「やっていけないこの娑婆じゃ」「甘美な罠」とあります。
 
これらは全て、インターネットを表しているのではないかと考えました。
 
テトさんがミクさんをネットに誘っている場面...?と思いました。
 
他にも、テトさんはネットスラングや顔文字を使っています。
 
もしテトさんがミクさんに誘っていると考えると
テトさんはネット老人と考えられますね
 
そもそも、「重音テト」という存在自体が2chで生まれた虚偽の存在なので
テトさんはネットに詳しいのでしょう。
 
そしてここから考えられることは
 
催眠=ネット依存症
 
という考え方です。
 
この考え方を使うと、
 
テトさんは、ミクさんにネットを勧めた。しかし
ミクがネットの沼にハマり、依存症に。
それを助けるためにネットにいる人たち(視聴者)に呼びかけているのではないか。
しかし、ミクさんを不幸にしたいわけではないので、
ミクさんにバレないように回りくどく。
 
という考察ができます。
 
しかし、助けを求めても、誰も助けてくれない。
その助けは紙吹雪という他のバズったツイートに隠され、
それはネットの海に消えていく...
 
みたいな考察もできてしまいます。
 
事実、この後の催眠パート、ミクさんはすぐに堕ちてしまいます。
 
しかし、テトさんがなかなか堕ちないのは、ネット老人で、
ネットに慣れているからと考えることもできます。
 
また、紙吹雪が図形に重なっていないのは視聴者を催眠しようとしておらず、
ネット依存症にあなたもなるかもしれないというメッセージなのかもしれません。
これはあんまり上手く言葉で伝えられないな...
自分の文章力の低さが目に見えます。
 
話を戻しましょう。
 
このグリーンバック。
この考察の肝となる部分です。
 
このグリーンバックは、ネットは仮想世界である
ということを表しているのではないのでしょうか。
 
インターネットは、この世に実物も何もありません。
ただ、データとして存在しているのみです。
 
故に、ミクさん、テトさんはネットにいると考えることができます。
 
これが、私がネット依存症説を推す1番の理由です。
 
この後も、ブルーバックが少しの間流れます。
 
この二人はネットの素材と考えることもできますね
 
そしてミクがガンギマリ状態になった後、
テトは青ざめます。
 
テトさんも少し踊りが速くなって焦ったように見えますね
 
ラスサビでは、二人が一緒に踊ります。
 
ここは、テトさんが、ミクさんの機嫌を取るために合わせているのではないか
と考えます。
 
そしてテトさんの歌詞
「現実を直視しすぎると 失明しちゃうんだ! だから適度にね」
 
こちらの言葉を今までの考察を踏まえて考えると
 
「現実を見たら全てが嫌になる。それがネット依存症の怖さ。だから、ネットは適度にやろうね」
 
というメッセージとして捉えることができます。
 
テトさんはこの時点で、ミクさんを救えないと思ってしまったのでしょう。
 
ここから先は助けを求めなくなります。
 
そして暴走するミクを見て、自分に対する責任感、焦りなどから
テトさんもネットにのめり込み、依存症に。
 
そこから二人は暴走し...
 
近況を伝える人物がいなくなり、そこで動画は終了。
 
依存症になった瞬間が写っているのは
その時はまだ投稿ができたからではないのかと考えています。
 
いかがでしたでしょうか。
 
文章を書くのが下手だったと思いますが...
 
今回はかなり納得のいく考察を
作れたのではないかと思います。
 
長々と考察をしましたが、それだけ考察しがいがある曲ということです。
 
そんな曲たちは例に漏れず神曲ばかりです。
 
メズマライザーも例外ではなく、神曲です。
 
皆さんも、催眠されたようにたくさん聞いてみてください。
 
私は催眠されました。
 
そして、そんな私から一言。
 
ネットは適度にね(^^♪