最近、つくづく思うのは集客が多いと、知名度が上がるし、知名度が上がると、集客ができるので無双状態になるのでは?と言うこと。


ただ、毎回、満席じゃなくて良かったことがある。


私は小学生以上の子供さん(以下でも)が『見たい』と言う場合、注意事項を伝えた上で、できるだけご来場頂いてるんですが、以前、とある知り合いの小学低学年の子供さんが来られた。


以前から、連れていきたいし聞いてもらいたいけど、大丈夫か心配なんで…とおっしゃっていたので、もし、周りの方がうるさく感じるようなら、すぐロビーに行けるよう、入口近くの席を取った。


私の出番で、声をかけてくれる。

が、そのあと、集中力が続かなさそうな感じで心配していた。


結局、トリで私が出た時もちゃんと席に座っていたけど、ぐったりしてる感じだったので、寝てしまったのかと思っていた。


終演後、連絡したら、「実は、隣で、にゃんこ大戦争してたんです」との事。あえて、周りに他のお客様がいない席にしていたし、大丈夫ですよ!と返信しました。

そしたら、「けど、クイズと称して『天使さんの話はどんな話だったでしょうか?』と聞いたら、『男の人と女の人がテーブルで何か食べてた』って返事して、ちゃんと聞いてた事に感激しました」との事でした。


※この会は主催が私だった事もあるし、もちろん、客席で携帯やゲームを触るのはルール違反なんやろうけど、その時は、かなり座席も空いてたし、他にも事情があったので、この点はスルーしてください。


その時のネタは新作落語だったし、テーブルって単語は出てきてないけど、まさに、イメージ通りの噺やったので、私も感動しました。


全てを知ってるわけではないけど、その子の成長が嬉しかった。


自分がめちゃめちゃ人気もんで客席がぎゅーぎゅーやったら、そうはならんやろうし、毎回、その対応が出来るかは別として、来てもらえて良かった。



集客できるような人間になろうと思うけど、そういう余裕というか、空間も残せるようにしたいとは思うよね。


来週は、能登に向かいますー。

少しでも気持ちが上向きになりますように。