今日、三味線の稽古に行くと、新しいお弟子さんが三味線の持ち方を教えてもらっていました。
その後の、私の稽古を聞いて「そんなに弾けるようになるにはどれぐらいかかりますか?」とおっしゃられました。
「いえいえ、全然ですよ」と返事したのですが、考えたら、三味線を習い始めて丸十四年。習った長唄は十以上になると思います。
師匠は、「天使ちゃん、すごいんですよ」と褒めてくれますが、お客様の前で何回か弾かせてもらったこともあるけど、全然、納得の出来ではないです。
けど、やっぱり基本が大事だよねという話をして、夜は落語教室のお稽古でした。
つまり、今日の昼は生徒、夜は先生。
落語教室は3月31日が発表会なので、今日がラスト稽古の方も。
正直言うと、自分も落語の稽古で注意されている立場にあるので、自分が教えていることが正しいのか?といつも迷ってます。
ただ、自分が教えて頂いたことや高座で心掛けていることをお伝えするようにしてますが、自分ができてるかというとそうでもないので、生徒さんに言った言葉が自分の胸に刺さることが多々あります
生徒さんに言ってるようで、結局は、自分に言ってるみたいな感じになります。
なので、落語教室で一番、勉強になってるのは私ではないかと思ってます。月謝をもらって、勉強させてもらうなんて、ありがたい仕事や
生徒さんについては、最終、発表会に知り合いも来てくれるし、ウケると思うので楽しんでもらえればいいかなと思てます。
そういえば、去年、このあと、コロナになりました
また、どこかで三味線も弾きたいですわ。