昨日は、午前中、西川梅十三師匠の踊りの稽古に参加し、その後、長歌三味線のお稽古。
そして、夜は、自分の落語教室でした。
お稽古尽くしではありますが、生徒→生徒→先生という珍しい日。
落語教室、有難いことに先週に続き、昨日も見学の方が来られてました。
みなさんの稽古を見学して、感想を言ってもらった時に、ちょっと面白いことがあったのですが、それはまたマクラで喋ろうと思います
さて。
こないだ、落語教室の新年会で、生徒さんがおっしゃってましたが「男性は、自分が6割しかできてなくても完璧やと思ってて、女性は、自分が10割できてるのに6割しかできてない」と思い込むことが多いそうです。
なるほど。
確かに、男性の生徒さんはアドバイスしてもあんまり聞いてくれなかったり、なんなら自分の方が正解です!みたいな感じで、せっかくアドバイスした部分を、次の稽古の時に、全く別のセリフにしたりするので、積み上がっていかないことが多かったなぁ…と納得してしまいました。
なんなら、やめる時に「こっちは趣味でやってるんだから褒めてくれてもええのにねぇ」と発表会のマクラで嫌味言われたりして
別に怒ってるわけじゃないのに、怒られてるように感じるらしい。(女から言われてるからってのもあるかもね)
じゃあ、稽古五回あって全部褒めてたら、なんの収穫もないと思うねんけど〜
なんなら、私、毎回、生徒さんのセリフ聞きながら、こういうふうにした方がいいかなぁと考えつつ、アドリブで喋ってるのでめちゃくちゃ頭を使ってるんですけど〜
というわけで、今期から、褒めてもらいたい人はただただ褒めるだけにしよう。
その方が時間短縮になってええし笑
なんて思ったりしたけど
正直、踊りのお稽古も三味線のお稽古も、私自身、強く指導されることはあるし。けど、逆に考えたら、本当の芸道を教えてくれようとしているなんて、お月謝払ってても有難いなと思うんよ。
ほんで、よくよく考えたら、私たち、落語のネタって、先輩や師匠方に無料で教えていただくけど、今まで自分がためてきた引き出しを、たとえ後輩であっても商売敵に当たる私に教えてくださるなんて、太っ腹な世界やなぁと、つくづく感心してしまいました
まあ、落語教室は他人の落語を見ることで、自分自身も客観視できるところがあるので、感謝しています。
長い方はもう6年ぐらい続けて下さってます
梅十三師匠の受賞を記念して、踊りの発表会を繁昌亭でやった時の写真↓
河童は石松兄さんです笑
前々回の長歌浴衣会↓
コロナだったので、他の出演者の方はマスク的なのをつけて下さってました。
今、習っているのは『供奴』という長歌。
歌詞がなんか面白くて好きです。〜りゅうちぇいぱまでんす〜 中国語で6、7、8 のことらしい。