ランタナの花


色鮮やかなドーム状の花を咲かせるランタナは、
暑さにも負けずに咲き続ける夏の花。
今年も愛らしく艶やかな姿を見ることができ、
小さな幸せを噛みしめてます。
・・゜・(*´∀`)・・゜・







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肝臓と右背中あたりに走る鈍い痛みに、
ジリジリと眠れない夜をすごしたその後。



クイーン・オブ・チキンの異名を持つアタシは、
診察予約日まで待ちきれなくなり、
予約外で婦人科を受診することを決意した。



患者であふれる人気主治医の外来を、
掟やぶりの予約外で受診するのは気がひけたのだが、
不安と痛みで眠れない日々に、とうとう耐えきれなくなってしまったのだ。
(・_・、)うわーんごめんなさーい。




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さてさて
まずは菊正宗先生による問診のあと、
腹部をエコーでみてもらうことになった。


いつものようにキツキツの弾性ストッキングと、おぱんつを脱ぎ、
内診台に乗ってスタンバイオーケー!
卵巣がん患者を2年半もやってれば、手慣れたもんである。
(↑威張りどころがちゃうやろ!)



ところがどっこい。
この日はヘソラインよりも上腹部をエコーするので、少々勝手が違ってた。

「あー。脚閉じられるかな?」

カーテン越しに先生の声が聞こえてくる。

「は?はいっ!?Σ(゜Д゜)」

いわれるがまま、反射的に脚を閉じるアタシ。

あれれれれれれ?
ヘ(゜ο°;)ノ
なんだか太モモが宙ぶらりんで、
おかしな体制になってしまったではないか。

「あああ!違う!違う!」

慌てる先生の声。


「脚閉じられる?」というのは、
「内診台の機械の脚を閉じてくれる?」の意味のことで、
私への呼び掛けかと思ったのは、お付きのナースさんへの指示だったのだ。


ひゃあ!(。>д<)
どうりでヘンチクリンな格好だと思った。


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ちょっぴり赤面しながらも、
無事に内診台の脚がウイーーンと閉じてゆき、
ニュートラルな仰向けの体制での腹部エコーがはじまった。

「痛むのはどのあたりなの?」

「この脇腹からみぞおち・・・いたたっ」


みぞおちのあたりをグイッと押されると鈍い痛みが走る。

「ウーン。とりたてて大きな症状が出るようなものは見えないけどなぁ。」

「えーと先生、背中のあたりも痛むんです。ここはもしかして腎臓ですか?」

「いや、肺ですね。」

「はいぃ?? (←ダジャレか?)」

「咳とかはある?」

「うーんないですが、胸がモゾモゾする感じがあります」

「・・・・」




そしてエコーのあとは触診。
お腹を丁寧に押してもらい、悪いものが触れないかを確かめてもらった

「うーんやはり特にはないなぁ」

「そうですか。 (ちょっぴりホッ♪)」

「おや!これは!?」

「えええっ? (ドギマギ(◎-◎;))」

「ヘルニアだねぇ」

「あっそうなんです。瘢痕(はんこん)ヘルニアだと思います。」



私は手術の後遺症の、瘢痕ヘルニアがあるようで、
起立すると右側ヘソ横あたりの内臓が、ぽこりんと出てしまう症状があるのだ。
(面白いもので、これは仰向けに寝ているとペチャンと凹んで平らになる。)



そんなこんなで、ヘルニアはハッキリ触れたようだが、
これといった腫瘍らしきものはエコーでも触診でもわからず、
いったい痛みの原因はなんだろねぇという話になった。


そしてまさかの、
「気のせいじゃないかな」説も浮上??
(まぁそれが一番ハッピーなんやけどねぇ)



それでも菊正宗先生は、
私の不安な訴えを真摯に聴いてくださり、
CT検査の予約をねじ込んでくださった。
(*´ω`*)


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てなわけで、
本日は4ヶ月ぶりのCT検査でして。
(結果は来週だよ( ノД`)…うぅっ)



おりしも東京は今年一番の猛暑を記録し、
暑苦しいくらいの蝉の音が、
病院内の木々から響いてたのでした。




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いやはやこのサウナのような暑さ
どうにかしてけろー。
あたしゃ駅のホームで気が遠くなっただよ。
(´д`|||)