*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
肝臓と右背中あたりに走る鈍い痛みに、
ジリジリと眠れない夜をすごしたその後。
クイーン・オブ・チキンの異名を持つアタシは、
診察予約日まで待ちきれなくなり、
予約外で婦人科を受診することを決意した。
患者であふれる人気主治医の外来を、
掟やぶりの予約外で受診するのは気がひけたのだが、
不安と痛みで眠れない日々に、とうとう耐えきれなくなってしまったのだ。
(・_・、)うわーんごめんなさーい。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
さてさて
まずは菊正宗先生による問診のあと、
腹部をエコーでみてもらうことになった。
いつものようにキツキツの弾性ストッキングと、おぱんつを脱ぎ、
内診台に乗ってスタンバイオーケー!
卵巣がん患者を2年半もやってれば、手慣れたもんである。
(↑威張りどころがちゃうやろ!)
ところがどっこい。
この日はヘソラインよりも上腹部をエコーするので、少々勝手が違ってた。
「あー。脚閉じられるかな?」
カーテン越しに先生の声が聞こえてくる。
「は?はいっ!?Σ(゜Д゜)」
いわれるがまま、反射的に脚を閉じるアタシ。
あれれれれれれ?
ヘ(゜ο°;)ノ
なんだか太モモが宙ぶらりんで、
おかしな体制になってしまったではないか。
「あああ!違う!違う!」
慌てる先生の声。
「脚閉じられる?」というのは、
「内診台の機械の脚を閉じてくれる?」の意味のことで、
私への呼び掛けかと思ったのは、お付きのナースさんへの指示だったのだ。
ひゃあ!(。>д<)
どうりでヘンチクリンな格好だと思った。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
ちょっぴり赤面しながらも、
無事に内診台の脚がウイーーンと閉じてゆき、
ニュートラルな仰向けの体制での腹部エコーがはじまった。
「痛むのはどのあたりなの?」
「この脇腹からみぞおち・・・いたたっ」
みぞおちのあたりをグイッと押されると鈍い痛みが走る。
「ウーン。とりたてて大きな症状が出るようなものは見えないけどなぁ。」
「えーと先生、背中のあたりも痛むんです。ここはもしかして腎臓ですか?」
「いや、肺ですね。」
「はいぃ?? (←ダジャレか?)」
「咳とかはある?」
「うーんないですが、胸がモゾモゾする感じがあります」
「・・・・」
そしてエコーのあとは触診。
お腹を丁寧に押してもらい、悪いものが触れないかを確かめてもらった
「うーんやはり特にはないなぁ」
「そうですか。 (ちょっぴりホッ♪)」
「おや!これは!?」
「えええっ? (ドギマギ(◎-◎;))」
「ヘルニアだねぇ」
「あっそうなんです。瘢痕(はんこん)ヘルニアだと思います。」
私は手術の後遺症の、瘢痕ヘルニアがあるようで、
起立すると右側ヘソ横あたりの内臓が、ぽこりんと出てしまう症状があるのだ。
(面白いもので、これは仰向けに寝ているとペチャンと凹んで平らになる。)
そんなこんなで、ヘルニアはハッキリ触れたようだが、
これといった腫瘍らしきものはエコーでも触診でもわからず、
いったい痛みの原因はなんだろねぇという話になった。
そしてまさかの、
「気のせいじゃないかな」説も浮上??
(まぁそれが一番ハッピーなんやけどねぇ)
それでも菊正宗先生は、
私の不安な訴えを真摯に聴いてくださり、
CT検査の予約をねじ込んでくださった。
(*´ω`*)
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
てなわけで、
本日は4ヶ月ぶりのCT検査でして。
(結果は来週だよ( ノД`)…うぅっ)
おりしも東京は今年一番の猛暑を記録し、
暑苦しいくらいの蝉の音が、
病院内の木々から響いてたのでした。
にほんブログ村
↑では同じ卵巣癌の方のぶろぐがご覧になれます
ぽちっと応援よろしくおねがいします(*^ ・^)ノ⌒☆
いやはやこのサウナのような暑さ
どうにかしてけろー。
あたしゃ駅のホームで気が遠くなっただよ。
(´д`|||)