ミケランジェロさんに萌えに行く! | aterlie 23-43

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ミクストメディア魔法技師 わちこのブログ








自分にとって必要な情報やワクワクする情報は

どこから入ってくるかわかりません。



だから日頃から色んなところに

意識を向けながら歩くようにしています。



今回のもその方法で知ることができたパターンです。



それは連休前のことじゃった。

地下道を歩いていた私の目に飛び込んできたポスター。


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美術館や博物館の新しい展示や特別展を

見逃した~!ってならないようにチェックしているつもりが

いつのまにこんなの始まってたん!ってなったやつ。




【ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝】

~建築家としてのミケランジェロの全貌にせまる~



まるでテレビの「水曜スペシャル」みたいなタイトルがついている

展覧会でございます。



ぬぉぉぉ!となった私は思わず足を止め写真をぱちり。

なぜ、ぬぉぉぉ!っとなったのか?



ミケランジェロさんといえば

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロと並び

16世紀のヨーロッパで素晴らしい、彫刻・絵画・建築を残した人。


システィーナ大聖堂の天井画「創世記」や「最後の審判」とか





彫刻でいうと「ピエタ」や「ダヴィデ像」などが有名なのですが




ミケランジェロさんは建築にも才能を発揮されていまして

少し前にあった「ミケランジェロ展」の際にも

何点か、建築物の設計図も展示されていました。



私はいつも絵画などの展覧会にいく時は

作品を観るというより

作者に会いに行く感覚でいます。



作品の前に立つ作者に入り込んで

その視点からみるという観方です。



その時に作者がどんな気持ちでいたのか

どんな思いでいたのか

必ずあったはず。



私たちが観るのは完成したものだけれど

それまでのプロセスや

最後の絵の具をのせ終わった時とか

「これで完成だ」とかって思うわけでしょ♪



想像なんですけれどね

そんなところに重なりあうのが好きなんですよ~♪

変態?(笑)



そして作者の息づかいをより強く感じられるのが

「デッサン」や「素描」といわれる

作品の原型、元になる下絵です。





紙の毛羽立ち

ペンでなぞった紙のへこみ

書き直したけど完全に消えていない線とかに

ワクワクするんですよね。

そこに作者の熱が残っているんです。



今回の展覧会は

建築家としてのミケランジェロさんがテーマ。



ミケランジェロさん本人による真筆の素描および

書簡約35点を含めた作品およそ70点!ぬぉぉぉぉ!



私はここ最近で

自分の中にある「創作好き」を改めて意識してから

実際に製作に入る前に

脳内のイメージやコンセプトを

書き出す作業をするようになりました。



だから余計に「創造性」を象徴する「素描」や「デッサン」に

反応するのかもしれないなぁ。

職人気質(笑)

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会場デザインがミケランジェロが参照したという

古代ローマのイメージで

作られているというのも楽しみです♪


→ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝