自分にとって必要な情報やワクワクする情報は
どこから入ってくるかわかりません。
だから日頃から色んなところに
意識を向けながら歩くようにしています。
今回のもその方法で知ることができたパターンです。
それは連休前のことじゃった。
地下道を歩いていた私の目に飛び込んできたポスター。
![image](https://stat.ameba.jp/user_images/20160717/14/kinako-38/2f/2f/j/o0480035913699443592.jpg?caw=800)
美術館や博物館の新しい展示や特別展を
見逃した~!ってならないようにチェックしているつもりが
いつのまにこんなの始まってたん!ってなったやつ。
【ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝】
~建築家としてのミケランジェロの全貌にせまる~
まるでテレビの「水曜スペシャル」みたいなタイトルがついている
展覧会でございます。
ぬぉぉぉ!となった私は思わず足を止め写真をぱちり。
なぜ、ぬぉぉぉ!っとなったのか?
ミケランジェロさんといえば
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロと並び
16世紀のヨーロッパで素晴らしい、彫刻・絵画・建築を残した人。
システィーナ大聖堂の天井画「創世記」や「最後の審判」とか
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160718/01/kinako-38/52/8c/j/o0800053413699994969.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160718/01/kinako-38/02/f7/j/o0800088113699996718.jpg?caw=800)
彫刻でいうと「ピエタ」や「ダヴィデ像」などが有名なのですが
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160718/02/kinako-38/d4/06/j/o0800066213700000179.jpg?caw=800)
ミケランジェロさんは建築にも才能を発揮されていまして
少し前にあった「ミケランジェロ展」の際にも
何点か、建築物の設計図も展示されていました。
私はいつも絵画などの展覧会にいく時は
作品を観るというより
作者に会いに行く感覚でいます。
作品の前に立つ作者に入り込んで
その視点からみるという観方です。
その時に作者がどんな気持ちでいたのか
どんな思いでいたのか
必ずあったはず。
私たちが観るのは完成したものだけれど
それまでのプロセスや
最後の絵の具をのせ終わった時とか
「これで完成だ」とかって思うわけでしょ♪
想像なんですけれどね
そんなところに重なりあうのが好きなんですよ~♪
変態?(笑)
そして作者の息づかいをより強く感じられるのが
「デッサン」や「素描」といわれる
作品の原型、元になる下絵です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160718/03/kinako-38/8e/93/j/o0500076813700014842.jpg?caw=800)
紙の毛羽立ち
ペンでなぞった紙のへこみ
書き直したけど完全に消えていない線とかに
ワクワクするんですよね。
そこに作者の熱が残っているんです。
今回の展覧会は
建築家としてのミケランジェロさんがテーマ。
ミケランジェロさん本人による真筆の素描および
書簡約35点を含めた作品およそ70点!ぬぉぉぉぉ!
私はここ最近で
自分の中にある「創作好き」を改めて意識してから
実際に製作に入る前に
脳内のイメージやコンセプトを
書き出す作業をするようになりました。
だから余計に「創造性」を象徴する「素描」や「デッサン」に
反応するのかもしれないなぁ。
職人気質(笑)
![image](https://stat.ameba.jp/user_images/20160717/14/kinako-38/bd/16/j/o0480048013699443600.jpg?caw=800)
会場デザインがミケランジェロが参照したという