800年ぶり「風の時代」が始まる*20201222グレートコンジャンクション | 森の夢~星が歌うとき森は静かに目をとじる

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土星と木星が山羊座から水瓶座に移動し、いよいよグレートコンジャンクション(木星と土星が重なること)が22日に迫ってきました。



土星が山羊座を出たというのは、実はとても大きな意味があります。

土星は山羊座のルーラーで、言わば土星は山羊座という国の王様です。



土星の公転周期は約30年ですので、約30年おきに自分の国に還ってきます。


土星が山羊座に戻ってきたのは2017年の12月でした。
それから約3年間、途中、水瓶座へ進んでいった期間もありましたが、約3年間、自分の国に滞在していました。

そして、ついに王様が国を出て30年の長旅に出かけたんです。

土星が次に山羊座に戻ってくるのは2050年になります。

そのときには社会もずいぶん変わっているでしょうねぇ。

 

 

 

昔、望遠鏡がなかったところの占星術は、7個の天体(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星)までしか発見されていませんでした。

十二星座に対応させるときに、天体の数が足りませんので、二つの星座を支配している天体もありました。

 

当時、土星は、山羊座と水瓶座を支配していました。


山羊座が本家本国だとすると、水瓶座は所有地で、土星は管理者という感じです。
なので土星にとっては、よく知っている場所です。
 

 

 

22日のグレートコンジャンクションによって風の時代が始まるんですが、800年ぶりの風の時代になります。

 

風の時代は約200年続きます。


風の時代、イコール、水瓶座の時代ではありません。


本格的に水瓶座の時代になるのは2060年ぐらいから始まって2000年続きます。

星座の大きさは違います。
明確にここまでが魚座のエリア、ここからが水瓶座のエリアと空に線が引かれているわけではなく、また星座が重なっている部分もあります。


そうすると、何年の何月何日から水瓶座の時代ですよとは言えないんですね。

今は魚座の時代から水瓶座の時代に移り変わっていく境目です。


土星が水瓶座に入って、2023年には冥王星が水瓶座に入ってくると、みずがめ座時代のムードが色濃く出てくると思います。



このグレコンから始まるのは風の時代というのは確定です。


(詳しくは、ここでは割愛します)

 




ところで2021年は、土星と天王星がスクエア、90度を3回作ります。

2021年2月18日、6月15日、12月24日

土星と天王星のスクエアは、改革、革命のエネルギーです。

マドモアゼル愛先生は戦争が起きやすいアスペクトだとおっしゃってましたが、それほど激しいエネルギーです。

 


ただ、これは私たちの意識のエネルギー次第です。
世界中の人の意識、波動が穏やかで平和であれば、戦争にはならないのです。


また、土星天王星スクエアでは自然災害なども起きやすいでしょう。


天王星は、雷、と言われるんですけれど、電磁的なエネルギーなんですね。

ホロスコープで地震を予測するというのは難しいですが、災害という大きなくくりで予測することはできます。

 

 

 



2月18日の土星と天王星のスクエアが起きる前に、1月18日に木星と天王星のスクエアがあります。

木星天王星スクエアは、運気の上がり下がり大きいです。


一発屋の芸人さんみたいな感じ。

当たれば一気に豪邸に引っ越しできるお金が入るが、引っ越した途端に人気が落ちて、またアパートぐらしに戻るような極端な運気です。

 

 

 

木星はラッキースターと言われて、雑誌の新年号の占い特集なんかに「〇〇座は今年はラッキーなことが!」という見出しの根拠になる天体です。

だいたい1年の半分は逆行して、一つの星座に滞在しているんですが、なぜか2021年は、水瓶座と魚座を行ったり来たりします。
 

そして、今、乙女座にいる小惑星ベスタも2021年は大きな影響をもたらすでしょう。
(これについてはまたいつか)




ところで、土星と木星、天王星に対して、どんなイメージを持っていますか?
イメージしたことない方が多いですよねあせる

天体はエネルギーを発しています。
そのエネルギーが地球と、地球に住む生物すべてに影響を及ぼしています。
しかし、それに気づいていないことが多いです。

どうやったら天体のエネルギーを感じられるか、というと、

空をよく見ることなんですけど、天体を擬人化してみるのもいいかもです。


木星はジュピターとも呼ばれますが、ギリシャ神話ではゼウスのことです。

 

 

私の場合は、木星の影響では家族が増えます。

お嫁さんが来たり、孫が増えました。

孫が増えないときは、私の体重が増えましたガーン


いいことも悪いことも増やすのが木星のイメージです。




土星はよく先生に例えられます。
土星は制限の星と言われるんですが、それが学校の先生のようだからです。

私の場合は、生まれたときの星配置で太陽と土星がオポジション180度で向かいあっているため、常に土星先生に見張られてるように感じます。

「ちゃんとやってるよな?サボってないだろうな?」という感じです。

土星はサターンと呼ばれますが、ローマ神話の農耕の神サトゥルヌスです。

 

 

サトゥルヌスがギリシャ神話になると、時間の神クロノスと同一視されるようになりました。
 


木星ゼウスと、土星クロノスは親子です。
土星クロノスが父親で、木星ゼウスは息子です。

クロノスは、ゼウスに殺されたんですよねびっくり

 


天王星は1781年に発見されていて、土星よりもずっと後になって発見された星なんですが、ギリシャ神話のウラヌスの名前で呼ばれています。
 

 

ウラヌスはクロノスの父親でしたが、息子クロノスに男根を切り取られてしまったんです。
クロノスの持っている鎌で。

(この話はエジプトのオシリスの話に似てますねぇ)



そういうわけで、神話の上では天王星と土星と木星は、三世代の因縁があります。

天体と神話は関係ないように思えるんですが、そういうちょっとしたエピソードを知って、空を見るのも面白いんじゃないかと思います。


木星と土星がコンジャンクションしている、水瓶座のルーラー、王様は天王星です。


ですので、22日のグレコンは木星と土星が主役なんですけど、それを柱の影からじっと見ている水瓶座王様、天王星がいるんです。

2021年は天王星と木星、土星の三人の王の三つ巴の戦いも注目です。




天王星は雷、稲妻のようなエネルギーですが、水瓶座自体は、ガニメデという美少年のイメージで描かれていることが多いです。

 

 

 


ガニメデは水瓶を持っていて、水瓶の水を注いでいるんですけれど、
この水の行方はみなみのうお座の口に注がれています。

この水が注がれているように、洪水を表しているとも言われています。

水瓶座時代は、洪水が多い2000年間、氷河期に向かって行く2000年間になるかもしれません。



私たちは、魚座の時代とみずがめ座の時代の過渡期の、一番、混乱したカオスの中を生きています。


でも、このカオスを恐れるのじゃなく、しっかり見ていきたいですね。


それから、これから始まる800年ぶりの風の時代は、風のエネルギーが主役になります。

風は時間と空間を越えていきます。

情報はインターネット中心になり、お金は仮想通貨に変わっていきます。

先日、グーグルが世界的にシステムダウンしましたが、サイバーテロだったようです。

サイバーテロも増えていくでしょう。

病気の治療も周波数を使ったものになっていくでしょう。

音波療法ということですね。

人間関係も、時間空間を越えたものになります。

物理的な距離は関係なくなります。

 


これまでの時代はコミュニティは土地、地域に基づいたものでしたね。
 

これからはネット上にコミュニティが出来ていくでしょう。

土着のコミュティと違ってしがらみが少ないため、目的が同じなら集まって、目的を達成したらまた別のコミュニティに移っていくような感じです。


土の時代のオンラインサロンとの違いは、出入りが気楽。
複数のコミュニティに参加してもいいわけです。



風の時代は、土の時代の200年で築き、残ったものを新しくしていきます。


2008年から冥王星が山羊座に入ってきたというのも土の時代の最後のところで、不要なもの、次の時代に合わないものを壊し、次の時代に引き継ぐものだけを残すという意味があったようです。


風の時代をどのように過ごすといいか、何をしたらいいか、というお話は、また次回にしますね。