産婦人科ってどんなとこ?〜処女の場合〜 | らんかのそーだったのか!性のコト

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避妊、性感染症、AIDS、デートDV……「性」にまつわるあれこれを勉強していきまする!学んだ内容はコミックにしてますので、どうぞ暇つぶしに★

*一度アップしたのですが、ブログ仲間のあみっちさんのご厚意で色々と補足をいただいたので、
 多少内容を変えて再アップしました。
 訂正するところは文章をそのままに斜線で消しています。
 付け加えたところはピンク文字で書いています。
あみっちさん、ありがとうです!





———産婦人科ってどんなところ?


産婦人科、婦人科って聞くだけでなぜか気が臆してくる。。
そんな人は多いのではないでしょうか?その理由は、たぶん「内診」。
内診、というのは指を入れての診察のこと。また、器具を入れるのに躊躇いがある人もいるかも。
特に処女だと、「内診で処女膜が破れるのでは?」と心配になるかもしれませんね。
そのへんを、ざっくり斬ってみまするごー





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こんばんは、らんかですにこ


妊娠、性感染症———色々な話を載せていきたいなと思う中で、
そういうものに悩まされてても、解決のための第一関門「産婦人科・婦人科」に
抵抗がある人が多いとの話。
そこで、「産婦人科ってどういうところなんだろう」というのを
ちょっと整理してみましたごー




特に抵抗があるのが、アレですよね。
足を広げて座る椅子に、膣への器具挿入や内診。


私が初めて産婦人科に行ったのは高校3年のときで、理由は「生理不順」でした。
そのときは既にセックスの経験があったので、さほど内診は苦労せずに受けました。
でも、やっぱり性交経験がなく産婦人科に行く必要があることもあるでしょうあせ
そうなると、心配ですよね。


いきなり入れて痛くないの?
処女膜って破れない?




では、コミックで簡単にどうぞ★



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産婦人科・婦人科に行くというと、大層に思えるかもしれませんが、
産婦人科・婦人科はいわゆる、女性の身体お悩み相談室。
生理不順は勿論、生理痛、おりもの過多、性器のかゆみや痛み、性交痛など
女性特有の身体の異常の際には、気軽に出掛けてほしいところ。

なんと、泌尿器科や消化器系も兼ねているので、便秘や膀胱炎など、
女性の慢性的疾患にも応えてくれるそう!
総合病院の産科・婦人科だと、風邪薬や眠剤、漢方薬も出してくれるようです。
女性の総合診療科、という気持ちでお出掛けしてください★





ではでは、まず「診察はどういう流れなのか」からチェックしましょうスター


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[診察の流れ]

(1)問診票の記入
   過去の病歴や薬のアレルギーチェックなど、普通の病院とさほど変わらず。
   特別なのは、最後の生理の日程や妊娠歴の産むなどを聞くところがあることかな。
   (*病院によって多少異なるはず)
   このときに、性行為などで口にしにくいこと———「未経験」や「濡れにくい」など
   の情報を問診票の端っこにドシドシ書いておくと伝わりやすいです。

   必要があれば尿検査(+血圧検査)があります。
   

(2)診察室へ
   病状や心配なことをまずお話。

(3)内診室へ
   大抵の場合は、内診室で実際に診察をするようです。
   私も今までずっと入ってるかな。
   内診や、「クスコ」という膣鏡を膣に入れての診察。
   後ほど書きますが、診察にも色々種類もあるので、必ずしも内診やクスコじゃない。

(4)再び診察室へ
   内診の結果と照らし合わせながら治療などの相談をします。
   貧血の有無を見るのに、血液検査をすることも有り。


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[産婦人科に行くときに必要なもの]

・保険証
・ナプキン(必ずではなく、出血がある人はあった方がいいかも)
・基礎体温計表(付けている人のみ)



普通の病院行くのと、さほど変わりませんきらきら



でも、服装に関してはちょっとだけご助言。

[らくちんな服装]

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内診(膣内への挿入)があるときには、下着を取らなきゃいけないんですよね。

なので、ズボンだとわざわざズボンを脱いでタオルを借りなきゃいけない。
その点、スカートだと、下着を取るだけでいいのでらくちんですおんぷ2
でも、万が一出血や洗浄液が付くこともあるので、スカートも白などの薄い色は避けた方がいいようです。
私はいつもジーンズのスカートでした。



そして、NGなのが、ブーツやストッキング、タイツを履いていくこと。
時間が掛かって医師や次の患者さんを待たせてしまいます。




でもでも、案外そういうのが抵抗の一つかも。

だって、下着取って診察台に乗って、お股開かなきゃいけないんだもんあせ
医師が女性でも、やっぱし嫌だよねぇ。。プライベートを曝け出すわけですから。


そんな女性の抵抗を少しでも和らげるために、工夫している病院も最近は多いです。

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カーテンで、患者と医師の顔が見えないよう、仕切ってるんですよきらきら
勿論、すべての病院とは云えないようですが。。
心配なら、確認するといいかもまる


また、病院によっては内診台のときにタオルを掛けてくれるところもあります。
下半身を晒しっぱなしにならないから、羞恥も少し減りますよね。





そして、肝心の「内診って、怖くないの?」といったところ。
特に処女の方は、心配なはずむんく


コミックにも出てきましたが、診察にも色々あります。


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[診察法いろいろ]

・内診
 指を入れての診察。医師は常に新しい手袋を装着して診察します。
 子宮の卵巣の固さや痛みの場所などを調べます。

・超音波検査(エコー)
 膣内に入れるタイプと、お腹の上からするタイプの2通りあります。
 子宮や卵巣をモニターで確認します。胎児の写真も、これで撮るんですよ。

・膣鏡診
 いわゆる、「クスコ」と云われる器具を挿入します。
 膣部(子宮の入り口)を調べたり、細胞診(子宮癌検診)はこれで行います。
・直腸診

 肛門から指を入れて子宮の形を調べます。
 意外とこっちでも内診と同じ効果が得られるみたい。
 内診が難しいときにこちらをする医師もいらっしゃるようです。
 下剤などの服用は必要ないようですが、要確認。

・血液検査
 腫瘍マーカー、貧血の有無などを調べます。


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色々覗いた産婦人科関連のサイトによれば、
処女の方に、いきなり膣に指や器具を挿入する形の診察はしないってところが多いみたい。


やっぱり、場合によっては処女膜を傷つけてしまうらしいのです。


その前に、処女膜について、少し解説。
処女膜というのは、実は最初から1センチ程度の穴が開いています。
そこに男性の性器など異物が入ることで、その膜が大きく破れる。
それが、いわゆる「処女膜の喪失」です。
その結果、出血が起こることもあります。でも、ない人もいるんだよ。個人差です。


そういうわけなので、処女膜を傷つけない細い器具も今はあるみたい。
つまり、小さく開いた穴から入れるんだねー(ここは要確認)。
クスコ(膣鏡)がいわゆる内診の器具ですが、
サイズはSS~Lととても多様なよう。出産の際にはジャンボサイズを使うらしい。



ここで、内診や器具による診察の際のアドバイスをあみっちさんにいただきましたきらきら


[診察の心得]

・恥ずかしがって太腿に力を入れない
 力が入ると膣圧が掛かって、指や器具が入りにくくなるそう。
 ここは、ぱかーっと股を開いちゃって、リラックスして受けましょう!

・口でゆっくり深呼吸して、リラックス
 中には緊張で過呼吸になる人もいるらしい。
 過剰に構えずに医師を信用して挑めば、それだけ早く診察も終わります。

・内診台は、勝手に降りたりしない
 アナウンスが流れるので、勝手に動かずに指示を待って座っていること!






でも、やっぱり中に入れるのは———って方には、ちょっと指を入れるだけとか、
直腸(肛門)診、お腹の上からのエコーなどで済ませる場合もあるようです。
直腸?って思う方、それはそれで抵抗があるかも。。
でも、いろんな人のブログ見てると、下剤の服用もいらず、さほど苦しくはないみたいね。
あたしはやったことがないので無責任なことは云えませんが、1分くらいで終わるらしい。



そういうわけで、必ずしも内診や器具の挿入ってわけじゃないびっくり2

なので、心配な方は、最初に「処女です」と医師に伝えましょう。
それから、膜を傷つけたくない旨を伝えて、診察方法の相談をしましょう★




勿論、中にはやっぱり膣内に器具を入れる診察が必要なときもあります。
処女膜は、やっぱり大事なもの。
でも、それ以上に自分の身体が大事ですよね。
ぜひ、よくよく医師と相談して、診察に臨んでくださいあげ




最後に、産婦人科って、ぜんぜん怖いところじゃありません!
少なくとも、あたしはそう思ったことはないですね。
中絶手術の際には、多少臆していましたけど。。
女性にとって、自分の身体のエキスパートが揃ってるわけですから、頼っていきたいところ( ´艸`)
ちなみに、あたしの主治医は女性の医師なので、より抵抗なしまる
男性医師に抵抗が———と思ったら、前もって調べているといいかもですよ♪




[参考にしてください]
健康診断ガイド「+wellness」婦人科の内診
秋山記念病院「産婦人科はこんなところ」
真野産婦人科(愛知県津島市)「産婦人科の診察とは?」






***お知らせ***




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お返事に一言ごーの、ゆるゆるスタンプです。
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