●これまでのリフォームブログ一覧 → 

リフォーム工事が完了してから約半年たち、生活の立て直しやら快適に過ごすためのDIYなどを続けてきました。
 

しかし、その間すべてが順調だったわけではなく、大変なことが起きていたのですびっくり

異常が見つかったのは、引き渡しから2か月後の8月中旬。

フローリングの上を歩いていたら、指先が引っかかる感触を得ました 足イテッ
その部分をよく見ると、床の表面が剥がれて浮いているのですガーン



早急にリフォーム会社に連絡し、早急に調査。

原因はわからないがとりあえず剥離部分に接着剤を塗りこんで貼り合わせ、様子を見ることにしました。
自分は、場所がちょうどパソコンデスクの置いてあるところで、キャスター付き椅子椅子を使っているせいではないかと考えました。
そのことを修理担当の方に聞いてみたのですが、キャスター程度で剥がれるものではないとの回答。

その後9月末の3ヶ月点検では、前回接着した部分の周辺でも剥離が数ヶ所発生ガーンガーン
後日、床材メーカ(パナソニック)による詳細調査をおこなうことになりましたが、その時も状況確認のみ。
キャスターの影響なのではないかと聞いても明確な回答はなく、もやもや続きですもやもやもやもやもやもや

ここまで来たら、リフォームメーカには床材の貼替を要請するとともに、自衛策として市販のチェアマットを椅子を使う部分に敷くようにしました。

その後、リフォーム会社からはしばらく音信不通。
11月に入って様子を聞くと、床材メーカと確認しているところだという。
しばらくして、床の剥離は床材の不良ではなく、キャスター付き椅子を使用したためだとの回答えー

だから最初からそうなんじゃないかって、ずっと聞いてたじゃないのムカムカ

これまでの経緯と、床材がキャスター使用に適していないことの説明が一切なかったことから、今回の剥離の責任はリフォームメーカ側の説明と認識不足にあるということで、無償で床材貼替工事をしてもらうことになりました真顔

ちなみに、床材はパナソニックのベリティスフロアーS ハードコートです。
キャスター付きの椅子への対応についての説明は、これまで一切ありませんでした。
また、それまでに頂いた資料を読み返しても、着工までにキャスターに弱いと認識できる記述は明確にはなかったことがわかります。

・12月 リフォームメーカからの提案書:
  "キャスター付きの椅子や家具を置いてもへこみ傷のつきにくい床材です。
   (球状および金属製キャスターや、小径のキャスター付き家具はご使用をお避け下さい)"
・1月 パナソニックショールームでもらったベリティスの資料:
  上記と同じ表記
・4月 着工時説明書:
  "キャスターに弱い"旨のアイコンが小さく表示されている

12月の時点で、床材はこんな状態にまで悪化していました。ボコボコですよね。



床材張替工事を先日実施してもらい、現在は元通りのきれいなフローリングに戻っています。




表面が剥がれたフローリング材は一枚だけですが、床材同士がはめ込み構造になっているので、少なくとも隣接する4枚は一緒に貼り換えないと交換できないそうです。




はがしたベリティス床材のかけらをもらいました。

堅いのは厚さ2mm程度の表面だけです。その下10mm程度はクッション材と切込みの多く入った合板で、かなりふにゃふにゃです。
こうしないと、マンションでの遮音等級L45はミートできないのでしょう。




これでは局所的に力が加わるキャスターには、弱いわけですね。

ネットで"フローリング"、"キャスター"のキーワードで検索すると、チェアマットの使用やキャスター車輪の素材についての情報がいっぱいでてきます。世の中ではフローリングとキャスターの組み合わせが要注意であることは当たり前のようです。

床材は元に戻りましたが、キャスター付き椅子を使う限り、また剥離が起きかねないので、いろいろ対策を行いました。
それについては次回に書きます。