リビングリフォームに伴うネット環境のこと。

 

このマンションは築25年なので、インターネットのことはまったく考えられていません。
マンションまでは各通信事業者の光ファイバが来ていますが、そこから各戸までは電話線しかないので、VDSL方式です。
空いているときには50Mbpsくらい出ることがありますが、混んでいる夜間では1Mbpsを切ることも・・・・

これは電話線のせいではなく、おそらく利用者集中による共有回線の限界なのでしょうね。

 

それはさておき、部屋の中でコード類が縦横断するのはとても気に入りません。ゴロゴロしたACアダプタが見えるのも嫌い!

とはいえ、テレビなどの動かさないもの同士のネット接続は、WiFiではなくLANケーブルでしっかりとつなぎたい。

 

今回のリフォームではネット接続のこともしっかり考えて計画しています。

 

 

 

今回は、まず現状紹介。

 

我が家の電話ジャックは廊下からリビングに入った壁面、電話台についています。固定電話を設置していないので、今では意味がない場所ですね。

これに対しパソコン、TV、HDDレコーダなどのLAN接続が必要な機器類は、リビングを跨いだ対面にあります。

モデムをどちらに置くとしても、電話線またはLANケーブルがリビングを跨ぐことになります。

 

これが現在のLANケーブル引き回し状況。

 

直線ではたいした距離ではないのに、なんと使っているケーブルは長さ20m!
しかも巾木などに貼りつけて引き回すため、細くて薄っぺらい8極4芯のcat5。速度出るわけないですよね。


では、電話ジャックから旅の始まりです。

電話ジャックから最短でVDSLモデムに接続。次にその右隣のWiFIルータに接続。

電話台の中にコンセントと電話ジャックがあるのは、深く追求ませんように!
とにかく、電話台の蓋を閉じれば機器もコードも隠すことができます。WiFiの電波は難なく通過してきます。

 

電話台の扉の隙間から巾木の上を通って、いったん廊下に出ます。

ケーブルを挟み込まないように電話台の一部をちょっとだけ削っています。ここまででケーブル長2m。

ちなみにLANケーブルは両面テープを貼って巾木などに貼りつけています。

うわ、壁が汚い・・・・

 

廊下とリビングの間の扉の戸当たりが外せたので、その中を通って扉部分を跨いで再びリビング内の巾木のところまで降ります。ここまでで、ケーブル長7m。

説明のため、戸当りを外しています。

 

 

巾木の上を少し通って、今度は和室ふすまの鴨居を登っていきます。ここまででケーブル長8m。

直線ではたったの1mの距離ですよ!

 

鴨居に貼りきながらふすま部分を横断します。ここまででケーブル長15m。

 

TV、HDDレコーダが置いてあるAVラックにやっと到着。長い道のりでした。

余ったケーブルは裏でとぐろを巻いています。

 

AVラック内のハブで各機器に分配。


リビングにあるパソコンまでは、ここからさらに壁沿いを伝い、手作りのサテライトテーブル経由でLANケーブル(10m)で接続しています。

 

これをリフォームでどうする?


次回に続きます。