今年受験のご家庭では願書の提出が終わり、
事前面接が本格化してきたところです。
ご夫婦で面接練習をなさっておいでですか？
私どももこの時期、
学校別の面接問答集を片手に
夫婦で毎晩のように一問一答形式で
面接練習をしておりました。
第一志望の学校に対しても、
頭の中では出来上がっていたはずの答えが
お教室の模擬面接から日程が開いてしまうと
慌ただしさや緊張感のせいか
思ったように言葉がでてこなくなってしまう
という経験もいたしましたので、
なるべく毎晩15分〜30分程、
どんなに遅くなっても○時までと決めて
練習をしておりました。
夫婦で声に出して練習を重ねていくことで
より洗練した言い回しができるようになったり
同じ質問をされた時の
お互いの言いやすいエピソードや
回答方式を知ることにより
回答のすり合わせをすることができたのが
最大のメリットだったと思います。
お教室で模擬面接をしなかった
遠方の併願校や
上の子の在籍校以外の学校の面接練習は
夫婦で練習して本番に臨みました。
本番では
私が好んで練習で使っていたエピソードを
夫が先に言ってしまったという
アクシデントがあり、
一瞬ヒヤリとしましたが
もし「お母さまはいかがですか？」
と聞かれたら、同じエピソードに対し
母の視点で一言付付け加えさせていただこう
などと冷静に考えて夫の回答を聞いて
おりました。
何度も二人で練習を重ねることによって
本番でもいつも通り安心して
相手の回答を聞くことが
できたように思います。
メリットしかない様に思われる
ご家庭でのご夫婦の面接練習ですが、
毎晩やらなくてはならないと思うと
辛くなります。
また、ご夫婦間で温度差がある場合も
注意が必要です。
毎晩のご家庭での面接練習が
辛いのだけれども、
お子さまのために頑張っていらっしゃる
お父さまに対して「辛い」と言えない
というお母さまから
ご相談をいただいたこともございます。
ご夫婦でお互いを思いやりながら
お子さまのために一つのチームとして
息を合わせてお試験に臨むこと、
これがどんなに流暢で洗練された言い回し
よりも大切なことのように感じております。
お読みくださり、ありがとうございました。
また書きますね。