【「海を汚すな!」 フクイチ汚染水  海洋放出決定の方針固める菅政権 世論も無視の強行決定➠ 必ずしっぺ返しが来る! 10年前の震災以降の記録的大不漁は温暖化だけではない。事故からの強い汚染水が魚介類の不漁になっている 漁師にとっては死活問題だ!】

 菅政府が、世論を無視して、フクイチの原発汚染水(トリチウム)を海に放出すると、拙速な決定した。 これは、後に間違いなく世界各国からバッシングされる事になる。
 東京電力が「敷地内に建設が出来るタンクの量が限界寸前だ」として海への放出を打診した。
政府や原子力規制委員会もこれを前向きに検討していて、地元の世論調査でも反対多数だし、漁協団体や諸外国からの懸念表明もあって一時的に停止した。
ところが、4月7日に菅首相は「福島の復興について汚染水の処理は避けて通れない課題だ」とコメントした。
 汚染水の海洋放出が福島の復興になぜ必要なのか?
汚染水は東京電力の敷地に置かれているだけではないか。
まったく、言い訳になっていない。汚染水の海洋放出を行うのは、東電の言いなりではないか。
これも、世論を無視するのは自公政権の常套手段であるが、これもまた同じくである。
こんな、「非民主的」な政治を押し通すこと自体が本来、「民主主義国家」の中でまかり通り事自体がおかしな話ではないか。




【この汚染水放出で、島国日本の伝統的な食文化まで無くしてしまう】
 そもそも、処理水には「トリチウム」だけではなく、「ヨウ素129」や「ストロンチウム90」など多くの放射性物質が含まれていたことが判明している。 処理しても「ヨウ素129」や「ストロンチウム90」は除けるが、 事故後に高濃度になった「トリチウム」は残るのだ。
 東電や政府は「トリチウムは三重水素とも呼ばれる水素の放射性同位体だ。 原子核崩壊で放出されるエネルギーが小さいため、人体や環境への影響も少ない」としてきた。
 このためだろう、実際に福島原発からは事故前の2010年にも、2.2兆ベクレルの「トリチウム」が海洋放出されていて、政府は「トリチウムは水と同じ性質のため、人体や生物への濃縮は確認されていない」と説明している。
 そもそも、「22兆億ベクレルの物質のトリチュームが生物に関係ない」はずがないではないか。 極端な言い方をすれば、水と同じなら飲めるはずだ。 従って、日本の原発ではマスコミも問題視せず、こういう垂れ流しが横行していたのだ。

 しかし、フクイチ事故の後にメルトダウンした核燃料のデブリからの影響で「トリチウム」を大量に取り扱う技術者の被曝被害の報告例もある上、今の処理水には事故前の約400倍の約860兆ベクレルが含まれているというからケタ違いに性質が違うのだ。
専門家は、「人体や生物へ悪影響がある」と指摘しているーー。。

【恐ろしい研究データもある。新生児死亡率と海洋生物を死滅去せる「トリチウム」の放出量には相関関係がみられる、というカナダ原子力委員会(AECD)が1991年にまとめた報告書が「科学」という本で出版去れている】

 海外の原発科学専門家の上澤千壽氏は「カナダの原発は、中性子の減速材として重水を使うケースが多く、その重水が放射化して大量のトリチウムができる。80年代と時代は古いのですが、重水を使った原発のあるピッカリングや隣接地域の住民が行った調査によると、一帯ではダウン症の発症率の増加がみられ、AECDも小児白血病との相関関係を報告している」 
ここを、勘違いしている人が非常に多い。「処理水」だから無害とは絶対に言えないのだ。
 

🔽を見れば、明らかに東電と政府が国民を欺いていることが分かるーー。
※ 【福島第一原発のトリチウム汚染水 上澤千尋氏の論文 PDF】

https://cnic.jp/files/20140121_Kagaku_201305_Kamisawa.pdf


海洋放出となれば福島だけの問題ではないのだ。 

もうこれ以上海を汚しはならない。 これが「復興五輪」の真の姿なのか。
 

【漁師は生業として、限界のところに来てる。水産加工業なども原材料不足で現実にもう何社も倒産している 全国でも特に太平洋側が大不漁となっているのだ】

 これでは、絶対に後継者もいなくなるから、日本の水産業は消滅する可能性がありのだ。

水産庁で漁獲量を調べているから、政府は当然、この実態を知らない訳がない。
 

島国日本での、食文化まで変化しており、ノルウェー、ロシア、カナダ産などの冷凍魚ばかりがスーパーに並んでいる。
日本近海、沿岸に鮮度の良い魚が激減してるのは、消費者も知っている。
最終的には、そういう伝統の食文化まで変えてしまう重大な行為なんです。
この記事をアップしてから、ネットでは今 2021/04/10 16時21分

#汚染水の海洋放出に反対します
#2021総選挙で政権交代

がトレンドになっています。
 

 



 

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【福島第一原発の処理水 政府 海洋放出決定の方針固める NHK 04月09日12時32分】

 

 

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  東京電力福島第一原子力発電所で増え続けるトリチウムなどの放射性物質を含む水の処分方法について、政府は来週にも海への放出を決定する方向で調整しており、風評被害対策に万全を期すほか安全性などの情報発信を強化する方針です。
 トリチウムなどを含む水の処分方法をめぐっては去年2月、国の小委員会が基準以下の濃度に薄めて海か大気中に放出する方法が現実的だとする報告書をまとめ政府が処分方法を検討してきましたが、地元などからは懸念の声が出ています。
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Twitterの反応ーー。


ーー以下略ーー


【これが「復興五輪の姿」だ!NHKではトリチウム(三重水素)が残留しているのに「処理水」と記しているがこれは、原発事故処理水だ】
 これまで、経産省は、福島第一原発内のタンクに貯められた、通称「ALPS」(多核種除去設備)と呼ばれる設備で処理した水と言って来た。
これで、完全にきれいになったわけではなく、有害なトリチウムが残っているのだ。
しかも、県民対象の2月の世論調査では、「放射性物質を取り除いた処理水を薄めて海に流す」に反対が53%で、賛成は35%であった。
 世論は完全に反対が多い。これが、政府のいう「復興五輪」の姿であろる。
いかに、この言葉が都合良く使わてきたのか、分かるだろう。

自民政権はこんな世論調査などいつも無視している。全く、「非民主的」な政権である。

【海は繋がっている。太平洋沖。いや世界にまで繋がっているのだ。そして、海流で地球の海に悪影響を及ぼす】
 福島沿岸だけの話ではない。 太平洋側で海を生業としてる漁師や水産加工業などにとっては死活問題である。

震災以降、岩手県・三陸の海は「異変が起きている」それは大不漁である。

 

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地球温暖化の影響は否めないが、それだけでは説明がつかない海に変化がおきていて、魚介類が全ていないのだ、イカ、サンマ、サケ、イサダ(ツノナシオキアミ)などは震災前の10%に満たない。
これに、マダラ、ナメタガレイ、アイナメ、ミズダコ、毛ガニなど底モノも、震災前の30%にも満たない。 魚介類がいなくなったしまったのだ。
そして、沿岸のアワビ、ウニなどは痩せこけていし、産卵が進んでいないのだ。これは温暖化では説明がつかないのだ。

考えて行くと原発の汚染水の放出に行き着く。 これに、今度はコロナで不漁なのに価格が暴落し、燃油が値上がりしている。

もう、漁師が限界のところまで来ていることを、政治家は知るべきだ。

特に太平洋沿岸部を選挙区にしている、自民党議員はこの危機的状況をシッカリ知るべきであるが、実態を知って対策を講じているのか?


【この大不漁は、岩手県が顕著に現れている。 この沿岸部の自民党議員は、前総務会長の鈴木俊一氏である】
 彼は、父・鈴木善幸(元総理大臣)もかつて勤務していた全国漁業協同組合連合会に勤務しているのに、震災以降、選挙の時などにしか沿岸に全く来ないのだ。 しかも、自民党の自由民主党政務調査会水産部会長もやっているのだ。
 父親の故郷は沿岸の山田町だが、ここの漁師にさえ見放されている。 以前は岩手は自民王国であった。
だが、震災を機に、今の県政は知事を始め県議会も野党勢力が圧倒的に選挙では強く、自民党は知事選挙などでは候補者さえ何度も断念している。

 選挙では、やっぱり「民意を第一に考える」議員でなけばなんの役にもたたない。 当然な話だが、有権者はこれを正しく監視して選挙行動すべきである。



とにかく、もうこれ以上、地球を汚してはならない。
何らかの方法で放射能の物質をほぼ完全にとる除く事をするべきだ。
こんな、原発汚染を海に垂れ流すなんて、到底納得できるものではない。


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