【「コロナから1年」 新型コロナ国内感染1年目にして思う 軽く見ていた安倍晋三 菅義偉は場当たり的で後手後手➠まずかった自公政府 無症状感染者が多く感染拡大ている 死者数増加 人災レベルだ!】
2020年1月15日、神奈川県相模原市に住む30代の中国人男性が、中国・武漢から帰国後、国内初の新型コロナウイルス感染者と確認された。
あれから1年を迎えた。 国内の感染者数は32万人に迫る勢い、死者は15日現在で4420人を数えた。
感染爆発にまったく歯止めがかからない状態で、東京では医療はコロナ患者で満杯になり崩壊して、入院できない患者があふれ、自宅療養中に亡くなる悲惨なケースがでている。
経済も悲惨な現実であるが、以前とした海外と比較して予算をケチりまくり倒産件数、失業者は増加するばかりで、もう生活するのがやっとの国民が増加している。
【簡単にいえば、日本政府の対応が非常にまずかった】
コロナウイルス感染症を、安倍首相は「軽く見ていた」し、菅政権は「場当たり的で後手後手」だった。
これは、昨日の時事通信の世論調査でも、ハッキリと現れ、安倍氏が退陣した時とほぼ同じで35%を切っている。健康理由にして辞任してるが、コロナで安倍首相は退陣に追い込まれたのだ。
菅政権ももはや赤信号であるーー。
【内閣支持34.2%、不支持と逆転 新型コロナ対応評価せず61% 2021/01/15 時事世論調査】
時事通信が8~11日に実施した1月の世論調査で、菅内閣の支持率は前月比8.9ポイント減の34.2%、不支持率は13.1ポイント増の39.7%となった。 菅内閣発足後、不支持が支持を上回ったのは初めて。新型コロナウイルス感染拡大をめぐる政府対応については「評価しない」が61.4%だった。
政府のコロナ対応を「評価する」は18.5%、「どちらとも言えない・分からない」は20.1%だった。全国で一時停止している政府の観光支援策「Go To トラベル」についても聞いたところ、「中止すべきだ」が54.9%と、「継続すべきだ」の29.1%を上回った。
【日本人、特に若者は新型コロナウイルスに対する危機意識が薄い。安倍晋三総理と「官邸」が最初に誤った情報を国民に発信したからだ】
武官で帰国者があり判明したコロナウイルス感染症。そこに、中国人も乗る横浜港にクルーズ船が入った。その中では、完全に船の中はパンデミックに陥った。あの時の厚生労働省の職員の指揮はひどく、結局、病院搬入やその処理は、日本政府ではなく、地元の神奈川県が行っている。
そこからして、政府は消極的であり、おかしいではないか。安倍政府の専門家と称する者たちが、「感染しても8割は軽症。若者は重症者化しにくい、死亡はかなり稀」と繰り返し強調した。
つまり、安倍総理は政府と一体となって新型コロナウイルスを、ことさら矮小化しようとしたーー。
【この発進の裏には、「4月の習近平国賓来日」と「7月東京五輪」という安倍晋三の強い意向が働いていた】
この安倍総理の意向に、専門家も忖度したからだろう。
それで、手をこまねいているうちにコロナが蔓延。月を追うごとに感染者の数を増やした。それに伴い重症者や死者もうなぎ登りで増加した。
安倍氏は支持率を上げるために官邸のアイデアで「アベノマスク」をやったが、逆効果であり笑い話にもなった。
丁度、同じ時期、蔡英文総統が陣頭指揮する台湾は水際対策を怠らなかったため、一度も感染拡大に至っていない。
指導者の危機管理能力の差がハッキリと表れている。
その後も、無能な安倍晋三は裏で「東京五輪開催」に言及し続け、PCR検査体制も意図的に増やさず、感染拡大に手を貸した。
安倍のあとの菅義偉はーー。
【二階俊博幹事長の顔色ばかり窺って、GoTo中止も、緊急事態宣言も、後手に回り、遅きに失した】
菅義偉氏は総裁選挙で二階幹事長に担がれ、総理に就任した。従って、二階氏に大きな借りを持っている。 二階幹事長は全国旅行協会の会長でありいわば観光業界の族議員である。 自民党では二階の影響は大きい、経済優先策とばかり外の産業はさておき、「観光」を推進するが「感染拡大」するGoToトラベル、イートを実施し、こだわった。
「感染拡大させるエビデンスがない」と言い訳して、国民の反対も押し切って昨年12月26日まで続けた結果、人が移動して旅先で飲食するから、全国に感染拡大した。
追い込まれた菅政権は、結局GoTo中止も、緊急事態宣言も、後手に回り、手遅れだった。
菅政府の新型コロナウイルス対応を「評価しない」は61.4%に増えて続けている。
【昨日は、米国の新大統領のバイデン氏がコロナ景気対策で500兆円。「国民一人あたり14万円直接給付」を発表した】
一方で、日本は「国民給付」どころか、「国民に罰則の話ばかり」議論している。 これは、政府や行政の言うことを聞かせる強権的な発想だ。まず考えるべきは、休業時短の減収分を支援し安心して暮らせるようにすること、それを法律で約束することだ。政府案では、そうした措置は国と自治体の努力義務にとどまる。本末転倒で真逆ではないか。
政府自公政権が「主権者国民」をバカにして軽視してるからだが、私権まで成約しないと抑えられない日本にした責任は無能だった政府にある。 これも、国民に責任をおしつけるのか。
【日本が欧米に比べてカウントされる感染者と死者少ないのは、PCR検査の数がケタ違いに少ないから】
日本のPCR検査は、世界でもダントツに少ない。
最初から、中国のように、「隔離専門病院」を作り、「検査と隔離」を徹底的していればこんな事はなかった。
英国やドイツ並みの検査をすれば、パニックになりそうな数字が並ぶだろう。 死者の中にはコロナウイルス感染症なのに、検査していないから「コロナ死者数」のカウントされないケースはかなりある。
無症状感染者が多く存在する、そこら中に徘徊し、感染拡大ていると考えていい。
日本のPSR検査は、基本的に「感染の疑いのある人」しか検査しない。保健所も限界だとし、医療が崩壊してる状態で検査数を抑えている。
つまり、「無症状の市中感染者」が日本には溢れているということだ。
さて、9月に菅政権となったがーー
【昨年11月ごろからの「第3波」は1月8日に新規感染者の報告数が7800人を超えて、過去最多を更新した】
菅義偉首相は、緊急事態宣言を発令したが、自粛要請は浸透しておらず、人出は減る様子もなく、「無症状の市中感染者」が多くいるので感染拡大は止まらない。
逆に首都圏のコロナ「実効再生産数(一人の感染者が広める指数、1以上では増え続けるネズミ講のように)」 1都3県のすべてで感染拡大を意味する「1以上」が続き、神奈川、千葉、埼玉では緊急事態宣言後に急上昇している。
【菅も専門家や有識者を軽視している。総理になってそれが鮮明に見えた】
例えば、日本学術会議の問題などを含めて、大学教授の知識人、研究家、専門家の軽視というのは菅首相の政治哲学や理念なのかと思えるほどである。「自分の政策に反対するものは除外」するという方針も安倍譲りであるが、大きな間違いである。 自分に異論を言う人こそが、自分の固定観念や素晴らしいアイデアを持っている場合があることを知らないのだ。
一人の人間には限界があるのに、これも「官邸の杉田官房副長官」まかせであるからこれも、解決していない。
【二階の言うことは、丸呑みしてやるのに、世論など関係ない頑固親父そのもではないか】
自分で一度でも「正しい」と思い込んだら、それを実現するまで周りの話を全く聞かないタイプの人間であるのは上記にような思想であるからだ。
菅自身が変わらなければ、絶対に彼ではコロナウイルス感染症は収束しないだろうし、支持率はもっと下がるのは必至だろう。
そもそも、総理記者会見で記者に事前通告してもらって、事務方が書いた紙を見てばかり発言している。そのくらい無知で頭がまわらないのだ。
総理というよりも政治家として、完全に失格ではないか・。
私は日本の感染爆発は「自民党政府の人災レベル」にあると思うのだ。
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