香港の風水雑誌「風水天地」の最新号の玄空飛星派(フライングスター風水術)の鑑定の実例が出ていました。
この玄空飛星派(フライングスター)の風水術は、風水師によって微妙に実践方法が違います。
違いのポイントは、主に3つあります。
1 方位の測定方法
2 坐向(建物の向き)の取り方
3 三元九運の計算方法
どれが正しいか?、悪いのか? 良くないか? 効果があるか?
正直、風水師によって、それぞれの理論づけや意見があります(^o^)
今号の記事も、その違いを感じる風水の鑑定方法が書かれています。
マンション全体の中心から方位測定して、全体の家の気の分析をした上で、さらに、各部屋の中心から方位測定して、その部屋の気の分析をしています。
各部屋の図面にそれぞれ方位図を作成しています。
(添付写真参照)
その方法について読むと「一物一太極」という言葉がありました。
例えば、各部屋の空間には、それぞれの空間の「向き」があるということですね。
この考え方は、私の実践している玄空飛星派(無常派)においても同様の考え方があるので共感できます。
但し、家全体の気の分析方法、部屋の気の分析方法に違いがありました。
中国の唐代の頃でさえ、呂才という博士が、風水の大衆化を皮肉って「葬書という一術だけでも百二十の流派がある」と言うぐらいでしたから、現代においては、巷の占い風水師も含めると、何千という流派がありそうですね(笑)
ちなみに、「葬書」というのは風水の原理原則が書かれた有名な古典です。