おはようございます キムテツですニコニコ

昨日は、暖かい一日でしたが今日の天気はいまいちですね。


さて旅の話の続きですが京都の最大の目的だった

桂離宮を訪問。

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↑松琴亭


元和6年(1620)に宮家の別荘として造り始めました。

建物と庭園の調和した景観は、日本美の極致と言われ、ドイツ人建築家のブルーノ・タウトが

「涙が出るほど美しい」

と絶賛したとか。



一級建築士試験を受けたことがある人なら分かるかも知れませんが、桂離宮と銀閣寺の東求堂同仁斉(とうぐどう どうじんさい)は、建築史の項目で日本の歴史的建築としてよく出題されるんです。




宮内庁に事前に観覧予約を取らない入れないのですが、ネットで確認したときには、3ヶ月先まで予約がいっぱいショック!



諦めるしかないなと京都入りしたのですが、京都御所の観覧予約を宮内庁京都事務所へ採りに行ったときにダメもとで聞いてみると窓口での予約枠にまだ空きがあるとのこと。



ラッキーー



と言うことで次の日に観覧させていただきました。





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総勢10名が宮内庁の職員に案内されながら庭園内を廻るのですが、隣に居た唯一の外国人。


どっから来たのか簡単な英語で聞いてみると

???って感じ

まさかスペイン語圏の人かな?って聞いてみるとその通り!

ドミニカ共和国から来られていました。



ドミニカ共和国と言うのは、先日 大地震が起きたハイチがあるエスパニョーラ島の右半分に位置します。

「ドミニカで庭の設計をしていて、京都に来たら是非 ココを見たいと思ってた」

そうです。

そんな話をしながら廻りました。

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↑笑意軒

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↑松琴亭 内部


青と白の市松模様が斬新な一の間

桂離宮で最も格が高く、規模も大きい茶室です。

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一周廻りながら、池を挟み 御殿を眺めます



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1時間弱と言うあっという間の観覧タイムでしたが、数奇屋風の和の極みの佇まいを肌で感じることが出来ました。



月見の席によく用いられた御殿ですが、偶然 青空には、白い月がしっかりと形を残しており、当時の情景とダブらせて眺めることが出来ました。


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