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大法輪第74巻より真理への道 ブッダの名句・名言を引用させて頂いております。
約2500年前に説かれたブッダ・釈尊の言葉は、その後、弟子たちにまとめられて経典(原始仏典)となり、現代まで伝わっています。今回は、そうした原始仏典の中から、特に名句・名言に学び、釈尊の説かれた慈悲の精神に触れることを目指します
第三部 やすらぎの世界
無我と縁起 ① 菅沼 晃
[これがあると、かれがあり、これが生まれることで、かれが生まれる。これがなければ、かれがなく、これが滅びることで、かれが滅びる。](『相応部経典』Ⅱ)
〔ブッダはブッダガヤーの菩提樹の下で、「十二縁起を順延に観じて悟りを開いた」といわれます。
縁起とは因縁生起(しょうき)の略で、この世のあらゆるものは直接的な原因(因)と間接的な原因(縁、条件)によって成り立っていること、あるいは因と縁によって成り立っているという真理をいいます。
さまざまな現象を、「これがあって、かれがあり、これがなければ、かれがない」というように、空間的・論理的な相依相関の関係、あるいは「これが生まれることで、かれが生まれる。これが滅びることで、かれが滅びる」というように時間的な原因と結果の関係で見る考え方です。
ブッダは菩提樹下て縁起の理法を観察して、現実の苦悩が縁(よ)って生ずる根本原因をつきとめ、この苦悩を滅ぼす道のあることを悟ったのです。〕
【現在色々と生じている現象や出来事を見ますと、私は信心を深めさせて頂くにつれて、何事も偶然に生じるものは殆どなく、必然に生じる物即ち、『因と縁』により成り立ってゆくものとの意識を強くもつ様になりました。
亡き恩師からは『因縁因果の理法』をこと細やかにご指導を賜りました。 合掌】