妙法蓮華經開結 編集者 井上四郎


 佛説觀普賢菩薩行法経略義 鈴木修学 著


《佛説觀普賢菩薩行法経》


〔佛の滅度の後、佛の諸(もろもろ)の弟子、佛の語(みこと)に隨順(ずいじゅん)して懺悔を行ぜん者は、當(まさ)に知るべし、是の人は普賢の行を行ずるなり。普賢の行を行ぜん者は惡相及び惡業報を見じ。其れ衆生あって、晝夜六時に十方の佛を禮(らい)したてまつり、大乘經を誦し、第一義甚深(じんじん)の空法(くうぼう)を思わば、一彈指(たんじ)の頃(あいだ)に百萬億阿僧祇劫の生死(しょうじ)の罪を除却せん。〕次回に続きます。


 佛が入滅せられた後に、もろもろの佛弟子は、佛の教えに隨って懺悔して、自分の今までに間違った行いを改めようと努力する者は、「普賢の行を行ずる者」ということ、即ち、自分の善き行いによって、自分の今までの罪や過ちを償おうという行をする者は、普賢の行を実行する人なのであるということです。

この人は「惡相及び惡業報を見じ」、人間の悪い行いと関係がなくなり、また悪い行いから生ずる悪い結果とも関係が無くなって、晴々した新しい生活に入れるのであるというのであります。

「第一義」というのは、佛さまのお覚りになったものを指し、「空法」とは、そのお覚りになった深いところの教えであります。深いというのは、一切の差別を離れて、人生の利害損得、敵味方、親しい疎いというような差別を超越したものです。

そうして人々が力を協せ、一緒に佛の教えを励んでいけば、人々は凡夫の境界を離れていくことができるのであります。これが「甚深の空法を思わば」ということです。

 「一彈指の頃に百千億阿僧祇劫の生死の罪を除却せん」というのは、短い間の懺悔によって、永い間の罪でも消えてしまうものだというのであります。


【佛様の言葉に従って懺悔の行を致しますと、普賢菩薩が行じて居られるのと変わらない行いをしているわけで、この行いこそが長い間積み重ねて来た罪が一瞬にして洗除出来るのですね。この事こそ「即身成仏」と思います。 合掌】


 昨年11月9日迄無量義経を投稿させて頂いておりました。  
本来「法華三部経」は無量義経・法華経二十八品・佛説觀普賢菩薩行法経ですが前後しております。
法華経ニ十八品のお経は以前に投稿をさせて頂いております。
妙法蓮華経序品第一からのお経をまだご覧になって居られない方は遡って拝読して頂ければ、佛様の出世の本懐は法華経で有る事がお分かり頂けるかと思います。宜しくお願い致します。🙇

 
福島県を震源とし被害を受けられました各地方の皆々様お見舞い申し上げます。🙇
一日も早い復旧復興を祈願させて頂きます。🙏

世界平和・原水爆禁止・日本国安泰・正法興隆・天変地変の難の成仏・新型コロナウイルスの早期収束を共に祈願させて頂きましょう。南無妙法蓮華経
 
先祖の血みんな集めて生まれけり」と説かれておりますが、私達の血肉の本は多千億のご先祖様です。
子孫自らが亡き両親・亡き我が子我が家族・ご先祖様のお供養をさせて頂く事が、今命を頂いている者の使命役目であり信心の基本です。
ご先祖供養を初めとする釈尊の出世の本懐で有ります法華経による信心をご一緒に行わせて頂きませんか。
現在FBを通じてご遠方の方々ともご縁を頂き、一乗会会員になっておられます。 合掌


最後迄お読み頂き有り難う御座いました。(^_^)v

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一乗会本部教会

今年も正法を持(たも)って万物の霊長としての役目を果てして行きたいと存じます。

『人間はこの世に二つの姿として生まれて参ります。一つは光輝く姿。もう一つは闇の姿。

前世の行為により違って参ります。即ち「善因善果・悪因悪果」です。

大事なのはその後の人生です。

光輝く姿として生まれた人はよりその光を増すように精進する事が大事な事であり、決して闇の中に落ち込む様な行いはしてはなりません。

一方闇の姿として生まれた人は過去世の悪業をお詫びし善根を積む行いをする事です。闇より光の姿として変化出来ます。

夏の夜 外灯の明かりに虫達が群がる姿は明かりを求めているのです。人間も何一つ変わりはありません。

自ら光ますと周りの人々は光を求め救いを求めたりよき仲間となりたい思いとなります。良縁が広がって参ります。

闇の中に陥りますと逆の結果となってしまいます。従って自らが光る事が何より大事な事であります。合掌』


一乘会本部教会の活動状況のお知らせ!! 
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宗教法人 一乘会本部教会(以下一乘会)は昭和32年に発足し八万四千の佛教の経典の中で最尊最上である法華経をもって世界平和と人々の幸せを目的として信行している教団です。
世の中、物質文明が主体となる中、次第に宗教離れが顕著となり、一乘会は小規模な教団故、その影響をより強く受ける様になりました。そこで宗教活動以外に於いても世の為、人の為になる事は実施するよう、会員間で話し合い活動の輪を広げ今日に至っております。宗教活動以外の主な活動は次の4点です。
 
① 写経会(月1回開催)
バザー(写経会の時に同時)
③まちライブラリ(月一回開催)
④ 畑を楽しむ会(月3~4回実施)

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(お借りしました。)
 
 
コロナウイルス蔓延下にあっての我が懺悔(さんげ)
 
現在、世界中を震撼とさせているコロナウイルスはボーダーレスの時代にて瞬く
間に拡大し、感染者、死者共に急増しております。
 
ごく初期に適切に処理しておけば大問題になることなく平和裏に収まったものですが、それが出来なかったわけです。
科学的な見解は専門家に委ねるとして私は仏教者としての考えを述べさせていただきます。
今日まで人類は余りにも貪りの中に身を置き、物質的な豊かさを求めて参りました。
 
日々食する動物や植物に於いても彼らの命を頂いて生かせて頂いているにも拘らず、自分たちの為に存在している如く錯覚し余りにも感謝無き生活に陥っております。
この様な中にあってのウイルスの怒りの行動と受け止めます。
 
しかしその反省は殆ど無く、各国の指導者やマスコミは戦い、或いは戦争と言う表現にて対処されてます。
解決の糸口が見えないのは当然と思います。
この場合、地球の主であられる釈尊はどの様に対処されるでしょうか?
 
一切衆生はわが子、愛子であるが故、人類の行動を諌めておられるはずです。
4月16日発行産経新聞の正論欄に執筆された元文化庁長官の近藤誠一氏は「感染症と共生する智恵の蓄積を」のなかで
人類の暴挙が発端であり、ねじ伏せることでは解決しないと述べていただいております。大いに共感した次第です。
 
私が南無僧と崇めさせていただく日蓮大聖人は立正安国論の大著の中で「旅客来りて嘆いて曰く、近年より今日まで天変・地妖・飢饉・疫病遍く天下に満ち、
広く地上に蔓延る。牛馬巷に倒れ骸骨路に満てり。」
と当時の姿を記しておられますが、約800年経過した現在も同様の地獄図を各国で呈しております。
 
「汝信仰の寸心を改めて速やかに実成の一善に帰せよ」の文言が心に響きます。
正しい信心をなし、少欲知足の生き方を実践してゆけばウイルス達とも共存できる世の中になってゆくと確信します。  合掌    
 
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★ 写経会・バザー

★ 3 月 1  7 日 (水)午後1時 
 
 📚ライブラリ(読書会)

★ 3 月 2 4 日(水)13時より

 

『信心の深さの一つの判断基準』
 
熱帯夜で寝苦しいある夜、池に石を投げて波紋が広がる情景が浮かび、首記の事を思いつきました。自分の事しか考えずに生きている人は全く波紋が起こらない状態です。次は家族や親類の範囲まで心を注いでいる人たちです。次は友人、知人の範囲まで心を注いでいる人たちです。次は地域範囲まで心を注いでいる人たちです。次日本のたちに心を注いでいる人たちです。最も外の波紋は地球上の全ての生物の幸せを念じ、行動している人たちです。即ち仏様の心です。大乗仏教徒の最も大事な修行は利他行であります。少しでも広い波紋の心を持ち、実践することです。皆様は今どのくらいの広さの波紋の状態でしょうか?共々に前進しましょう。合掌
 
 
 詳しくは一乗会のホームページをご覧下さい。🙇

 

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